行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2011年9月11日(日)の日記

2011年09月11日 | 日記

新しいものを買うと、家のなかにあるが全然使っていないものの整理・処分を始めてしまう。どうも、昔から自分にはそういう習慣がある。今回、デジタル一眼レフを買ったので、またやり始めた。別に、古いデジカメの整理ではなく、いろんなものを整理する。数日前から、雑誌・単行本・写真集なんかの置いてあるだけになったものを整理してきた。そのなかで古本屋に売れそうなものを今日、神保町の古書店へ持って行く。荷物が重いので、今日は一眼デジカメは持っていかない。いつも食べたものをブログに載せるときに使う、小さいデジカメだけにする。

古本屋で売却をしたあと、神保町の裏路地にある店で昼飯。ホワイトカレーと表に出ていたチャボという店に入る。

ホワイトカレー煮豚のを食べる。

ホワイトカレーというのがあるのは知ってはいたが、食べるのは今回が初めて。見た目はホワイトシチュー掛けごはんだが、食べると確かにカレーの味。舌で感じる辛口ではないが、スパイスが効いているので次第に額から汗が噴き出してきた。

そのあと、渋谷へ行ってユーロスペースへ。

公開中の河瀬直美監督作品の朱花の月を見る。

河瀬直美の作品はおよそ一般向きとはいえない。3年か4年前に「殯の森」がテレビで放映された(外国の映画賞を受賞したとき、NHKが製作に関わっていたというので劇場公開に先がけて放映された)とき、
「一体何?この映画!」
と思った。BGMも説明的なセリフもない、まるでドキュメンタリーのような映画。でも、それでそういう作風の監督だと分かったので、不思議に興味が湧いて、他の作品も劇場やテレビ(CS放送)放映も見た。(→2009年5月17日の日記2008年11月24日の日記

今回の作品はオープニングとエンディング、それと劇中でも一部で音楽が流れる。でも、それは最小限のもの。豊かな演出で観客を誘導してくれる映画ではないので、見るほうにも緊張感と集中力が必要だ。だから、河瀬直美の監督作品を見るというと、一種のチャレンジのようだ。今回もどうもチャレンジしようという気持ちで見に行ったといっていいだろう。あらすじは公式サイトでおおよそ分かるから、あとはとにかくスクリーンに集中するだけ。でも、ときどき一瞬の眠気に襲われた。

内容の感想というと、これまで見た作品でもそうだったが、どうも頭の中でまとまらず、うまく表現できない。

 

帰ってきて、晩飯はちょっとご馳走を食べようと行徳駅前通り湊にある、とんかつの大幸へ。

前に来たのは1月下旬だったが、そのときに初めて「上」の付く定食で上ヒレカツ定食を食べて、肉の質が違うのに感動した。しょっちゅう、「上」を食べようとは思わないが、ヒレカツで感動したので、もう一種類食べたい「上」メニューが出てきた。今日はそれを食べようと思って来た。
その前に、まずは生ビール中グラスをいく。

食べたかった「上」メニューは、上エビフライ三本定食

エビフライだけの定食、盛り合わせにエビフライを含む定食はたまに食べるが、どうも満足するエビフライがない。この店なら満足するでかいエビフライが出てきそうだと思った。実際、大きなエビフライが登場。

子供のときはエビフライが好物だった。自分だけでなく、子供の多くはエビフライが好きだ。子供のときはエビフライというのはでかいもので、大きく口を開けて、かぶりつくというイメージを持っていた。大人になったらそういうエビフライに出会わなくなった。今日食べた大幸のエビフライも、確かに大きいが、子供の頃に持っていた、とにかくでかいというイメージほどではなかった。でも、そうしたイメージは、体が小さい子供のときだから感じだことだったのだろう。

今日はエビフライを食べたが、10月には例年のようにカキフライが登場するだろうから、それも楽しみ。