日本語学校からこんにちは ~水野外語学院~

千葉県市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

冬の裸の木々の間に、赤い花なんぞを見かけると、明るい気分になってきます。

2020-01-14 08:43:41 | 日本語学校

晴れ。

木々はすっかり冬の姿になっています。とはいえ、「サザンカ(山茶花)」も「ツバキ(椿)」もきれいな花を咲かせていますし、少しでも郊外に行けば、「ロウバイ(臘梅)」の花もまだ散ってはいないでしょう。

学校の「ツバキ」も赤い花をたくさん咲かせています。学校に来て自転車を停める時、ちょっとホッとしますね。やはり、色があるのはいい、花の色は特別です。

この、色がないというのも、無彩色というか…そう見えるのですが、決して「無彩色」というわけではなく、冬の景色というのは、全体的にそう感じられるということなのです。

もっとも、景色はそうでも、学校の方はそうではなく、本当にこんなでいいだろうかと思われるほどに、穏やかで、楽しく、何事もなく過ぎています。

ネパール人が多いせいでしょうか。変に自己主張をするでなく、変にプライドが高いのでもなく、変に物欲がぎらついているのでもなく…、おっとりしています。だから、教室もそんな感じになっています。不思議ですね。そのまま水の上を、滑らかにそのまま滑っているような、そんな毎日が、続いていたのです。

これまでは、(他の国の人たちが多く、それ故か)苛つかされることも多く(授業中でも)、「なにせ、目的が違うんだからしょうがないと思わざるを得ない」という人たちが、主流の時代もありました。

この人たちが卒業した後、どうなるのでしょうか。ちょっと不安です。教師の、こういう気持ち。おそらく、入管の人たちはわからないでしょうね。

日々是好日。


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