猛暑が続いている。
雨が降らない。
今日は7月のつごもり。
まだ夏は1か月もあるんだね。
さすがにうんざり。
我が家にはクーラーなる文明の利器はない。
その代わり扇風機はいっぱいある。
それで何台も扇風機をつけて暑さをしのいでいる。
しかし扇風機って不思議だと思わない?
風を送るんだったら普通なら団扇を上下にあるいは左右にばたばた動かす機械を考えるはずだ。
ところがプロペラを回して風を作る、不思議な発想だ。
同じことは船でもいる。
普通だったらオールや櫓を動かす機械を考えるはずだ。
ところがプロペラを回して船を進める、不思議な発想だ。
いえいえそんなことはどうでもいいか。
ここは古民家、隙間風がはいり夏は涼しい・・・はずが、やっぱり暑い。
夜は閉め切って寝ると暑苦しくてかなわない。
そこで網戸にして襖も開けっ放しで寝たら、とっても涼しい。
扇風機もいらない。
朝は寒いくらいだ。
さすが田舎の古民家。
これぞ古民家力!
しかし古民家が一番その力を発揮するのは夏ではない冬だ。
田舎暮らししたいな、古民家に住みたいな、なんて夏に見学に来て、わぁ~涼しい、いいなぁ~・・・なんて言って田舎暮らしを始めたら・・・
たちまちキリギリスのように後悔するだろう。
(古民家をなめたらいかんぜよ!)
そうそう、その寒さは半端ない、隙間風の威力に完敗するだろう。
我が家でエアコンはないけど、薪ストーブのほかに石油ストーブやファンヒーターがごろごろしている。
というわけで、
(田舎をなめたらいかんぜよ!古民家をなめたらいかんぜよ!)