孫が来た。
今月で1歳になった。
この前来たときは生まれて8ヶ月。
はいはいも出来なかった。
ただ寝転んでるだけで、時々ごろごろするだけで、いったい何が楽しいんだろうな?と思った。
でも本人はそれなりに楽しんでいた。
それから4ヶ月。
今度は立つことができるようになった。
つかみ立ちして2~3歩歩む。
這えば立て 立てば歩めの親心
母親は大喜び。
みんなに「ねぇねぇ見て~!」と自慢する。
でもねぇ・・・
山羊は生まれたその日のうちに歩き出すんだよ。
鶏だってすぐに歩き出す。
こうしてみると人間がいちばん愚かではないだろうか?
いつもは「アホだなぁ・・・」と思っている山羊がとっても賢く思えてくる。
その原因は2足歩行と4足歩行の違いにあるのだろう。
2足歩行はとっても危なっかしく自然に逆らっているように見える。
山羊の子がヒヨコよりは早く独り立ちできるのは4足歩行だからだろう。
ヒヨコが人間よりも早く独り立ちできるのは、歴史の重み、長い長い恐竜時代に、
T字型歩行を身につけたからだろう。
2速歩行は人間のようなI字型歩行ではなくT字型歩行がずっと安定している。
それで、2速歩行に苦労している孫のためにも提案したい。
4速歩行に戻ろう!と。
もちろん4足だけではものすごく不自由なのでさらに2本の手と尻尾を増やそう。
そうするとすぐに歩き始めるだろう。
尻尾はたいして使い道は無いけど、ただ山羊を見てると、嬉しいときに尻尾をふる。
あれってとってもわかりやすくていい。
男女の間でも会ったら尻尾を見たらすぐに本心がわかって、ややこしくなくていい。
激しく振ってたら・・・そうかぁ好きなんだ!
たとえどんなに甘い言葉をささやかれても、尻尾を見たら・・・あっ、そう!
雨の日も尻尾で傘をさしたら外でデートが出来て、しかも2本の手で好きなことが出来る。
好きなこと?・・・うんそうそう好きなことが。
というわけで遺伝子組み換え人間。
せっかくの遺伝子組み換え技術を反対ばかりするのではなく、
こんなに有効に使ったら?
遺伝子組み換え人間に挑戦してみたら?
・・・と歩くのに苦労している孫を見るとついつい想像してしまう。