ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

アクセスランキング

2012年07月16日 18時38分13秒 | 雑感
このブログ、写真も少なく、せっかくコメントしてくれた人にも直ぐには返事をしない、
とってもひっそりした、とっても無愛想なブログだけど、
それでも見てくれる人は多い。
毎日160~200位の人が500から1000回も見てくれている。
何にも役に立たないブログなのに・・・
暇なのかなぁ・・・と思いつつも、
でも見てくれるのは嬉しい!

1年位前かなぁ、たまたま魔が差してアクセスランキングに登録したけど、
こちらの方も毎日150~200の人が「いいね」にクリックしてくれている。
ランクは25位~30位くらいをうろうろしているけどね。
ところが最近なぁ~んにもしてないのに12~13位にあがってきた。
多分最近写真を多く入れだしたからだろう。
映像系人間ではなく活字系人間としてはちょっと複雑な気持ちだ。
でもこうなるとベストテン入りを狙いたくなる。
そんなことどうってことないのに、と思いつつも数字が出ると数字が気になる。
すっかり踊らされている、敵の思う壺にはまっている、と思いつつもついついここまできたらベストテン入りを期待したくなる。
そして今日はじめて確認したベストテンに入ったことを。
うむ?それで?それがどうしたん?
と思いつつも、やっぱり何かちょっぴり嬉しい。
というわけでこれからも「いいね!」にクリックお願いします!!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七夕コンサート(5)~七夕コンサート

2012年07月16日 06時27分19秒 | 田舎暮らし
それはそよ風と砂の流れる音で始まった。
そこは寺の中。
開け放された戸から風が吹き抜ける。



あちこち寄り道したあとたどり着いたのは普門寺という寺。
ここがコンサート会場。
坂道を少し登った所にあった。
周りは木立に囲まれ住宅や寺などがある環境。
時間は土曜の夕方。
でも外からの音が少しも聞こえない。
ただ風が通り過ぎるだけ。
客の小さな話し声だけ。
そしてコンサートが始まると話し声も途絶えて、砂の流れる音だけが聞こえる。
それはラジオの効果音のような不思議な楽器。
静寂を人は音によって感じる。
しし脅しの音、
古池にカエル飛び込む音、
風鈴の音、
(岩にしみ入るセミの声・・・にはあまり静寂を感じない。
クマゼミを聞きながら育ったのでセミはうるさいだけ!)
そしてふと音のない宇宙に静寂はあるのだろうか?と思った。
人は宇宙で静寂を感じることはないのではないだろうか?と。

「えま&慧奏」と二人のダンサーによる、民族楽器と民族音楽・・・
民族といっても特定の民族ではなく、地球民族とでも言うような位置づけの音楽。
ややオリエント風な国籍不明の音楽、ダンス
初めて聞くいろんな打楽器、
澄み切った皿の音、
寺の鈴の音、
胡弓、電子ピアノ。
沖縄音楽風な発声や
モンゴルの同時に二つの音を出す発声法、
そして何より部屋を吹き抜けるそよ風。
不思議な時間を過ごした。

昔はよく行った。
クラシック音楽のコンサートに。
でももうずいぶん長いこと行ってない。
固苦しい椅子に2時間座るのは苦痛だ。
それが行こうという気になったのは、民族音楽と聞いたから、
寺の中であるということにも興味をもったから。
ただ寺だと冷房は入ってないだろうな、暑苦しいだろうなと軟弱なことも考えた。

昔からクラシック音楽は好きだけど、その一方で何かどこか居心地の悪いものを感じてきた。
クラシック音楽を本当に楽しむためにはヨーロッパで生まれ育った人でないと無理なのでは・・・とも思った。
日本ではクラシック音楽が「教養」としてあるいは学校の「授業」として受け取られる。
そこについついヨーロッパ文化の押し付けを感じる。
でももともとはクラシック音楽は世界共通音楽なんてものではなく、ヨーロッパの民族音楽でしかなかった。
今では失われた数多くの楽器が合ったし音楽も楽しいけど土臭い音楽だった。
そしてみんなで歌い奏でた。
それが対位法により、より洗練され、より複雑になり、聞く人と歌う人と演奏する人に分かれた。
そして多くのものを得るのと引き換えに多くのものを失った。
風の音を土の匂いを。

このコンサートを聴きながら、歌い演奏するスタイルに多芸を感心するとともに懐かしさを覚えた。
また曲目もあらかじめ決めるのでなくそのときの雰囲気や気分によって決めるらしい。
「子守唄」にはみんな拍手も忘れて聞き入った。
こんなコンサートには拍手は邪魔なだけ。
静寂を乱す拍手もなく時間だけが過ぎてほしいと思った。

コンサートも終わり、外はまだ明るく、明るいうちに帰りついた。
道も間違えなかった。
山羊と鶏にもちゃんと餌をやることが出来た。
海の駅で買った魚の刺身で酒も美味かった。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする