ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

メダカ

2010年01月07日 06時24分11秒 | 雑感
本格的な寒波に身も心も凍りつく。
メダカは厚く凍りついた水の底で、
何も食べないでただひたすら春を待っている。
もしメダカに「氷が溶けたら何になる?」と聞いたら
みんないっせいに答えるだろう「春になる」
きっとメダカの学校には「水になる」と答えないと間違いだという先生はいないだろうね。

ところで地球温暖化の会議を快適な季節、快適な地域でやるのでなく、真冬のシベリヤでやったらどうだろう?
ひたすら冬を耐えて生きている人たちの生活を見ながら。
するともっとちがった結論が出るに違いない。
日本でも真冬の東北でやればいい。毎日雪かきにおわれ、出稼ぎしないと暮らしていけない人たちの生活を見ながら。

どんな場合でもいいこともあれば悪いこともある。
それなのに地球が温暖化するといって、どうして悪いことばかり言うのだろう?
ついつい地球温暖化で一儲けしようという人あるいは国家の意図を感じてしまう。
いちど地球温暖化でどんないいことがあるか考えてみたらいい。
すると意外といいことが多いのに気づくだろう。

それで日本のとるべき態度は、こんなプラスの面を知った上で、
わざと危機感をあおり、省エネで最先端にある技術力を大いに海外に売り込もう。
どこの国だって地球温暖化対策では国益しか考えていないのだから、日本がこれを利用しない手はない。鳩山さんが言った25%の温室効果ガス削減のほら話もあんがいやり方によっては現実味を帯びてくるかもしれない。ただ「削減」というだけでは誰も乗ってこない。省エネ産業の育成と雇用チャンスの増大、かって「流通革命」「IT革命」というキャッチフレーズでスーパー、IT産業が育っていったように、「省エネ革命」で省エネ産業を育てて雇用機会を増やす。そして新築の家にソーラー発電を義務付ける。燃費の悪い車には重税をかけて、その実外車を締め出し(地球のためだといって)、電気自動車、燃料電池車、ハイブリッド車に無税どころか補助金まで出す。電化製品も効率が悪いものには重税をとる・・・など思い切ったことをする必要がある。
地球温暖化は日本のチャンス。温暖化といって危機感をあおるのは日本のチャンス。温暖化に協力しない国からの輸入を禁止すると言って、中国やアメリカをあわてさせる(実現はしないにしても)くらいのことがあってもいいのではないか。

でもね正直長い目でみれば、このまま何もしなくてもいずれ石油は枯渇して省エネにならざるを得ない。地球も多少暖かくなった方がいいよ。シベリヤよりも熱帯地方のほうがずっと豊かなのだからね。
メダカだって大喜びだよ。
コメント (2)
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