ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

製粉機と脱穀機

2006年08月01日 07時32分18秒 | 田舎暮らし
隣の町のYさんから製粉機を借りた。
今年にためしに作った小麦を製粉したかったから。
まだ脱穀もしてないけどね。
さっそくミクシィで知り合った人とその友達が使いにきた。
80キロ(!)の小麦を持って。
脱穀はひとつずつ手で取ったそうだ。
そして40キロ製粉するのに8時間近くもかかってしまった!
使い慣れないのと、製粉機が古かったこともあるだろうけど、8時間!!
それでも最初は石臼でしようと思っていたらしい。
石臼だったら・・・一週間くらいはかかったのではないだろうか?
結局きょうは半分の40キロで終わってしまった。
でもいい粉ができた。
今日は使うのを見てただけだけど、次はいけそう。

ところで我が家の小麦、まず脱穀しないといけないので足踏み式の脱穀機を初めて使ってみた。
この脱穀機、輝かしい歴史を持つ・・・らしい。

  天野式脱穀機
  於各種博覧会名誉賞受領
  昭和3年製 定価14円50銭
  
14円50銭というのは当時の貨幣価値がよくわからないけど、結構高かったような気がする。

でもきわめて単純な機械だ。足踏み式で車を回して、曲がった釘のようなものに穂を引っ掛けて脱穀する。
でも最初はまるで要領がわからなかった。車もいったいどっちに回したらいいのだろう?
そしていくらやっても穂が取れない。
そしてようやくわかったのが穂の向きと逆の方向に車を回さないといけないということと、ちゃんと束ねてかけないといけないということ。
それでもなかなか穂は取れない。それであきらめて手作業で穂を取っていった。
でもふと見ると脱穀機の下にはたくさんの種が落ちている。
そこで初めてわかった。脱穀機とは穂を取るのでなく中の種を取る機械だということが。
だから脱穀機というんだね。当たり前といえば当たり前の話。
今日は半分しかしなかったけど、今度はいけそう。
ただ前の段階の麦を束ねて干すということをちゃんとやっとかないと使いづらいことがわかった。
そして脱穀機して唐箕で殻やごみなどを取り除き、いよいよ製粉
さあ、小麦粉を作るぞ!
そしてやぎミルクとやぎバターと小麦粉で、ずべて自前のホットケーキが食べれる!!
コメント (2)
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