鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

図書館では「静粛に!」

2008-09-18 | Weblog
 17日午後、高津図書館で新聞を読んでいたら、入口を入ったところのロビー周辺がやたら騒がしい。目をやると幼稚園か、小学校の低学年の一団がやってきたようで、なかには走り回っている児童もいる。あたりを見まわすと、だれも気にするようなことがなく黙って新聞・雑誌に目をやっている。しばらく様子を見ていたが、一向に治まる気配がないので、意を決して図書貸し出しのカウンターにいる係の女性に苦情を告げると、左端の男性に言ってくれ、という。
 で、その男性に告げると、作業の手を休めることなく、浮かぬ顔をして聞いている。あげく、「子供ですから」というので、「父兄同伴ではないですか」と暗に母親に注意するのがいいのではないか、と言った。それでも腰を上げようとしないので、最後に「あなたのお名前は」と聞き、ついでに館長の名前を聞き、善処してくれるように依頼して、その場を離れた。
 というのは2週間前に新聞置場の棚の上に新聞スクラップの束を順番にめくって読んでいたら、突如係の女性2人が現れ、「新聞をめくる音がうるさいのですが……」という。この日は知人とランチをした際にワインを飲んでアルコールが残っていたせいか、動作が大仰になって、多少音を発していたかもしれないが、それにしても周囲に迷惑な感じを与えるほどではにあだろう、と思って怪訝な表情をしたら、件の女性は「そういう苦情がありまいsたので」と付け加えた。内心ムッとしたが、一応「分かりました」と言ったものの、苦情を言った人はこの光景を見て「ざま見ろ!」とでも思っているだろうと思うと無性に腹が立ってきた。誰が言ったのだろうか、と周りを見渡したが、当然わかるわけがない。図書館から帰っても半日、不愉快な思いは消えなかった。
 図書館には1週間に一度、主に朝日新聞と読売新聞の一週間分のスクラップを読みにいく。会社へ行っている時は会社で読んでいたが、それもできなくなったので、図書館でチェックしている。新聞4紙をとるのは経済的にも許されないし、世の中の動きを追うには朝日、読売両紙は欠かせない、と思っているからだ。2週間前に注意を受けてからはめくるにもなるばく音のしないよう静かに行っている。
 それが新聞をめくる程度ではない嬌声がガンガン響いてきては黙っていられない、と苦情申し立てに及んだわけである。もちろん、その際、2週間前に注意されたことは付け加えた。「新聞をめくる音程度ではない」と、それと騒音取締の基準はあるのか、」といったことも申し添えた。
 抗議の効果があったのかどうかわからにが、しばらくして集団は図書館の外へ移動して、騒音は治まった。苦情を申し立てたことで、胸のつかえはとれて、多少すっきりとした。帰ってから、かみさんにこのことを話そうとしたが、多分いい顔をしないだろう、と思ってやめた。
 今後、高津図書館には「静粛に!」と書いた貼り紙が掲出されることだろう。
 
コメント (1)
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