吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2008年4月9日/〈日記〉226・「みあれ玄海」プレオ-プン

2008-04-09 10:53:03 | 日記
写真①:物産直売所「みあれ玄海」やレストランなどがある「道の駅・むなかた」
     =宗像市江口で、2008年4月9日午前9時撮影

物産直売所「みあれ玄海」がプレオープン
――宗像市江口・「道の駅・むなかた」


 地域の産業と観光振興を図ろうと、福岡県宗像市江口の釣川河口に完成した「道の駅・むなかた」の物産直売所「みあれ玄海」=写真①=が、9日午前9時にプレオープンしました。12日の「道の駅・むなかた」オープンを前に、午後4時までのプレオープンで、商品がなくなり次第、閉店の予定。

 「道の駅・むなかた」は、県内10か所目の「道の駅」で、宗像地域では初めての開設です。宗像市によると、同市田島の宗像大社前にあった「アクシス玄海」内の観光物産館をリニューアルし、3倍の広さでオープン。北九州市若松区へ通じる国道495号線沿いにあります。

 「道の駅」は、国土交通省が登録した道路施設。ドライバーの休憩施設と地域振興施設を一体化しているのが特長です。だれでも24時間、自由に立ち寄れる休憩施設で、地域の特産物販売や名所、歴史、文化などの情報を紹介するサービスを提供してもらって、鉄道の駅のように各地域の核になり、多くの「道の駅」が道路を介してつながる地域連携効果も期待されています。

 建設には条件があり、登録の条件は①いつでも利用できる一定数の駐車スペースとトイレ、電話がある②道路や地域の情報を提供する施設を備え、案内人がいる――など。国や県が、基本的な施設の駐車場やトイレを建設、第三セクターや市町村が地域振興施設を設けているケースがほとんどという。

 「道の駅むなかた」では、宗像市が敷地造成の予算を計上し、「みあれ玄海」を建設しました。200台収容の駐車場、バリアフリー・トイレを備え、12日午前10時にはレストラン「おふくろ食堂はまゆう」や、道路情報、気象情報を案内する「情報提供施設」もオープンします。

 この日の「みあれ玄海」のプレオープンには、地元の人らが野菜や果物、花などを買いに訪れ、「アクシス玄海よりも、売り場が広く、きれい」と話していました。鮮魚売り場では、有料で魚のおろし(長さ30㌢以内は100円など)サービスもありましたが、しけのため、魚の入荷は少なめでした。

「津屋崎」の地名表記なし!
――「宗像市観光マップ」

 館内入り口近くの「インフォメーション」コーナーわきに掲示されていた「宗像市観光マップ」を見て、がっかりしたのは「津屋崎」の表記がなかったこと=写真②=。「福間海岸」や「恋の浦海岸」、「宮地嶽神社」は地図に書き込まれていました。旧津屋崎町が福間町と合併して福津市となり、「津屋崎」の地名は埋没してしまったのでしょうか。「道の駅・むなかた」を訪れる観光客に、〈津屋崎千軒〉をはじめ、「藍の家」、〝貝寄せの浜〟とも呼ばれる「津屋崎海岸」などの知名度をアップさせる広報・宣伝活動の必要性を痛感しました。


写真②:「津屋崎」の表記がない「宗像市観光マップ」
     =「道の駅・むなかた」で、9日午前9時08分撮影


道の駅・むなかた」(℡0940-62-2715):宗像市江口。

道の駅むなかた
      「道の駅・むなかた」の位置図
        (ピンが立っている所)
コメント (1)
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