吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

〈催事〉0373:「新原・奴山古墳群」巡り⑨

2015-08-08 03:44:41 | 行楽催事

 

写真①:「新原・奴山古墳群」の案内標識(向こうは「30号」墳)

     =福津市奴山の国指定史跡「新原・奴山古墳群」で、2015年8月3日撮影

 

「新原・奴山古墳群」巡り ⑨まとめ

  「新原・奴山古墳群」の案内標柱=写真①=が、全長54㍍の前方後円墳・「30号墳」(6世紀中頃築造)の北東側に立てられました。7月29日に「30号墳」を撮影した際には、この案内標柱は立てられていませんでした。

  2017年(平成29年)のユネスコ世界遺産登録の日本の推薦候補に選定された「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産は、①玄界灘に浮かぶ宗像市の「沖ノ島(宗像大社「沖津宮」)」②「沖津宮遥拝所」(宗像市大島)③宗像大社の「中津宮」(同)④「辺津宮」(宗像市田島)⑤福津市の「新原・奴山古墳群」の五つです。

 宗像市は、一般人の上陸が禁止されている①「沖ノ島(宗像大社「沖津宮」)」を除く②「沖津宮遥拝所」(宗像市大島)③宗像大社の「中津宮」(同)④「辺津宮」(宗像市田島)について、世界遺産登録の日本推薦候補に選定後の8月1日(土)から大島港ターミナルから「中津宮」~「沖津宮遥拝所」を巡る無料バス(定員28名)を8月の土、日曜日とお盆期間の13~16日に運行するなど、世界遺産候補構成資産を訪れる観光客に対応しています。

 これに対し、福津市では「新原・奴山古墳群」の案内標柱が「30号墳」のそばに立てられたほか、20,21、22,24、25、30、40各号墳の案内標柱と、「福津市から世界遺産を! 国指定史跡津屋崎古墳群」のPR看板=写真②=が、同市奴山の国道495号線沿いに立てられています。しかし、同古墳群最寄りの駐車場やトイレ、休憩所、各古墳を巡る案内地図看板はなく、貸切バスやマイカーで観光客が訪れるには受け入れ体制が十分ではありません。マムシが潜む危険な歩道の草刈りなど環境整備が、急務といえるでしょう。各古墳巡り観光の際は、ガイド付きで行かれるようお薦めします。

 

写真②:国道495号線沿いに立つ「福津市から世界遺産を! 津屋崎古墳群」看板

     =福津市奴山で、2015年8月6日撮影

 

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