写真①:「台北故宮展」の九州展のパンフレット
入場者1万人突破の10月9日、
「台北故宮展」の九州展を観覧しました
大宰府市の九州国立博物館で開催中の「台北故宮展」の九州展(読売新聞社など主催)=写真①=に10月9日、福津市津屋崎から家族3人で観覧に行ってきました。
九州展の会場には、中国歴代皇帝のコレクションを中心に110件を展示。徽宗(きそう)皇帝が慈しんだ至高の青磁「青磁輪花碗」(汝窯 北宋時代・11~12世紀)や、瓶の窓の中に描かれた金魚が回る仕掛けを工夫した「藍地描金粉彩遊魚文回転瓶」(景徳鎮窯 清時代・乾隆年間 1736~1795)、豚の角煮を再現した海外初出品の「肉形石」(10月20日までの限定公開)など見ごたえのある逸品が並んでいます。
午前中の混雑を避けて午後から入場しましたが、貸切バスの団体ツアー客などで会場は行列ができるほどで、展示品の前でゆっくり鑑賞する暇がないのがちょっと残念でした。きょう10日付読売新聞朝刊の掲載記事によると、9日の入場者で開幕から1万人を突破したという。出足上々のようで、11月30日までの会期中にどれだけ入場者が増えるでしょうか。