吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2014年3月1日/〈貝寄せの浜・「貝寄せ館」物語〉075:北前船の港町から観光団

2014-03-01 08:22:02 | 「貝寄せ館」物語

 

写真①:「貝寄せ館」に掲示された「ふくおか地域づくり活動賞」・奨励賞の「津屋崎千軒 海とまちなみの会」表彰状

    =2014年3月1日撮影

北前船の風情を残す山口県萩市浜崎町から観光団

5日、〈津屋崎千軒〉の町並みをガイドします

  江戸時代から北前船の港町で栄えた山口県萩市浜崎町から3月5日、福津市・〈津屋崎千軒〉観光団が貸切バスでやってきます。私が所属する町興しボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」がお迎えし、観光ガイド拠点事務所・「貝寄せ館」を午前9時30分から正午まで臨時開館してガイドします。

  この観光団は、まちづくり団体・「浜崎しっちょる会」の22人と旅行会社の添乗員1人です。これまで津屋崎の東方からの観光ガイド申し込みは山口県下関市から2件ありましたが、さらに東にある萩市の旅行会社の斡旋で〈津屋崎千軒〉観光の魅力が知られるようになったようで、嬉しい限りです。

  浜崎町は、山口県で2番目に大きい阿武川の河口に位置する港町で、江戸時代は北前船との交易の場となり、廻船問屋や大商家が建ち並び、藩都萩の商業・経済の中心地として栄えました。大正時代に萩の町に鉄道(山陰本線)が開設されて、町は衰退しましたが、国指定史跡「旧萩藩御船倉」や江戸後期から昭和初期の建物が130棟残っています。「浜崎しっちょる会」は、昔の賑わいを取り戻そうと、地区住民約30人で平成10年に結成。同13年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された町並みの保全・活用を目指し、観光ボランティアガイドやまちづくりイベント「浜崎おたから博物館」を開催、山口県から「県パワーアップ大賞」、同14年には萩市から「おもてなし大賞」を受賞しています。

  「海とまちなみの会」は2月15日、福岡県と県内市町、地域づくり団体で組織している「地域づくりネットワーク県協議会」(江口勝会長、事務局・県広域地域振興課)から平成25年度「ふくおか地域づくり活動賞」・奨励賞(協議会会長賞)で表彰されましたが、3月1日に額に入れた表彰状を「貝寄せ館」内に掲示しました=写真①=。

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