吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2008年11月15日/〈今月・来月の行楽・催事案内〉067:古墳群ウォーク

2008-11-15 19:30:51 | 行楽催事
写真①:「新原・奴山古墳群」30号墳頂上(高さ8㍍)で見学する参加者たち
     =福津市新原で、2008年11月15日午前10時47分撮影


福津市教委主催
「新原・奴山古墳群ウォーク」に参加しました


 福津市教育委員会教育総務課主催の「新原・奴山古墳群ウォーク」=写真①=が、11月15日午前10時から行われましたので、細君と参加しました。

 福津市勝浦地区にある「津屋崎古墳群」は、南北7㌔、東西2㌔の台地に5世紀前半から7世紀前半までの古墳56基が分布し、うち40基は05年に国史跡に指定。約200年にわたる地方豪族・宗像氏の首長墓群として知られています。

 この全国有数の古墳群のうち、前方後円墳、円墳など古墳が最も密集している「新原・奴山古墳群」を文化財担当職員が案内するのを知って、国道495号線沿いにある福津市新原のJAむなかた「カントリーエレベーター」前に集合。応募参加した第一陣25人が2班に分かれ、近くの古墳を約50分かけて見学しました。

 このうち、「21号墳」は5世紀に造られた直径17㍍の円墳で、古墳の上に中世の墓石の後ろに立てる細長い石塔「板碑」8基が残る「新原の百塔板碑」(福岡県指定文化財)=写真②=があります。この日は、周囲の柵の入り口が開けられ、百塔板碑をそばで見学でき、幸運でした。


写真②:「新原・奴山古墳群」21号墳の上にある「新原の百塔板碑」を見る参加者たち
     =福津市新原で、15日午前10時47分撮影
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2008年11月15日/〈津屋崎の四季〉341・クロツラヘラサギが「津屋崎干潟」に初飛来

2008-11-15 09:09:52 | 風物
写真①:「津屋崎干潟」に今季、初めて飛来したクロツラヘラサギ
     =福津市津屋崎渡で、2008年11月15日午前7時24分撮影

 福津市渡の「津屋崎干潟」(福岡県指定鳥獣保護区)に15日朝、冬鳥のクロツラヘラサギ(トキ科)が、今シーズン初めて飛来しました=写真①=。07年は、12月16日に2羽の初飛来を確認していましたので、1か月早い初飛来です。

 確認できたのは1羽で、「津屋崎干潟」の浅瀬で、長く大きなヘラ形の黒い嘴を伸ばして小魚やエビなどの餌を探している様子です=写真②=。


写真②:黒い嘴を伸ばして餌を探すクロツラヘラサギ
     =「津屋崎干潟」で、15日午前7時29分撮影

 朝鮮半島西海岸の無人島の繁殖地から渡ってきたのでしょうか。あるいは、08年10月24日に博多湾に飛来した約20羽の群れから離れてきた個体かもしれません。

 世界では、東アジアだけに約1,600羽しか生息しておらず、環境省が絶滅危惧種に分類している貴重な野鳥=写真③=です。


写真③:絶滅危惧種に分類されている貴重な野鳥・クロツラヘラサギ
     =「津屋崎干潟」で、15日午前7時25分撮影

 「津屋崎干潟」では、2003年から07年まで毎年飛来が確認されています。私の探鳥記録では、06年12月には3羽、07年は1月に6羽、同2月に10羽、同3月と4月、5月に各1羽、12月に2羽、08年は1月に3羽、2月に6羽、3月と4月に各2羽を観察して以来の今シーズン初飛来確認です。これから飛来数が何羽増えるか楽しみです。
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