２００８年１１月０８日／〈福津市津屋崎の野鳥〉１２８：ミヤコドリ

写真①：波打ち際を歩くミヤコドリ
　　　　　＝福津市の津屋崎浜で、２００８年１１月８日午前９時３９分撮影

　福津市の津屋崎浜に１１月８日朝、珍鳥・ミヤコドリ（ミヤコドリ科）が１羽飛来しました＝写真①＝。市内の鳥友・Sさんからの急報で、現場へ駆けつけました。

　春秋の渡りの時期に飛来する旅鳥で全国的に数が少なく、福岡県では博多湾への渡来が確認されていますが、福津市では初めてのようです。Sさんの連絡に感謝！

　体長４５㌢。雌雄同色で、頭から胸、背まで黒く、腹部は白い。嘴が朱色で長いのが特徴です＝写真②＝。脚は紅色ですが、まだ紅くないこの個体は若鳥のようです。


写真②：頭から胸、背まで黒く、腹部は白色、嘴が朱色のミヤコドリ
　　　　　＝津屋崎浜で、８日午前９時３７分撮影

２００８年１１月０８日／〈津屋崎の四季〉３３６・チョウゲンボウの若鳥

写真①：電線に止まったチョウゲンボウ
　　　　　＝福津市末広で、２００８年１１月７日午後０時３９分撮影

　福津市津屋崎は８日、朝から小雨が降っています。

　末広の畑には７日午後、猛禽のチョウゲンボウ（ハヤブサ科）＝写真①＝が飛来していました。まだ若鳥のようで、「キイキイキイ」と、かわいい鳴き声です。

　８日朝も、畑近くの電柱の上に止まり＝写真②＝、獲物を見つけては飛び立ち、狩を終えると舞い戻っています。


写真②：舞い降りた電柱の上で憩うチョウゲンボウ
　　　　　＝福津市末広で、８日午前７時４０分撮影