吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2006年10月05日/〈日記〉029・「津屋崎千軒考え隊」まち歩き企画の参加者募集

2006-10-05 06:16:53 | 日記
 福津市津屋崎千軒通りの浮揚策を図る第3回「津屋崎千軒考え隊」会議が、28日(土曜)午前10時に市津屋崎庁舎3階「301会議室」に集合、千軒通りをたっぷり歩く〝まち歩き企画〟として開かれます。町並みの良さを再発見しようと午後3時45分までの予定です。参加は無料。私も隊員として歩きますが、あなたも参加しませんか。

 津屋崎千軒通りでは、人口減少などで空き家が増えたり、古い住宅が壊された跡の空き地が目だっており、市では同通りにある「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」をはじめとした歴史的建物や、「お魚センター」などの観光資源、白砂青松の海といった豊かな自然環境を活用し、住民有志の協力で通りの活性化を検討しようと、津屋崎千軒考え隊を募集。

 これまで市民男女約20人が出席した「考え隊」会議で、津屋崎郷土史会やボランティアガイドの隊員から、昔は「馬鉄」が走っていたり、「五十集船(いさばぶね)」と呼ばれる商船が数多く往来し、瀬戸内から塩田の技術が持ち込まれ、塩作りが盛んだった話を聞き、さらに津屋崎千軒の歴史的な背景や地域を十分理解する必要があると、〝まち歩き企画〟を考えたという。


写真①:明治の古い町屋形式を伝える「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」
=2006年3月30日午後1時撮影


写真②:「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」入り口の説明板
=06年9月16日午前11時20分撮影

 それによると、参加者4人~6人を1組として、①町並み・面白い看板などを探す②地域住民から昔の津屋崎の様子を聞く③商店を訪ね、自慢の逸品を探す④歴史の名残りを探訪する――の4テーマごとにまちを散策し、午後からはまとめと意見交換を予定。当日のみの参加者を募集するので、興味のある人はご参加ください。12時30分からの昼食は市で準備し、雨天の場合(少雨決行)は、スライドを使っての事例紹介などを行います。申し込みは、20日まで市企画政策課(℡0940・43・8115。メール:kikaku@city.fukutsu.lg.jp)で受け付けています。


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2006年10月5日〈津屋崎の四季〉017:〝掛け干し米〟の稲小積み準備

2006-10-05 04:08:12 | 風物
 福津市在自の農道を細君と散歩していた4日朝、稔った稲を刈り取り、稲小積みをするばかりの田んぼがあるのに気づきました=写真①:4日午前6時42分撮影=。農家が乾燥機を使うようになってから、目にする事が少なくなった稲小積み。手間はかかるが、天日でゆっくり乾かした〝掛け干し米〟は美味しい気がします。

 実際、JA壱岐(長崎県壱岐市)では、販売している『壱岐の米ヒノヒカリ』について、「9月下旬刈り入れのやや遅場米で10月発売の新米。ヒノヒカリ100%の掛け干し乾燥米です。田んぼに掛け干しされて、スズメやトンボと遊んでから精米に出されます。じんわり乾燥させますので米粒全体均等に乾き、適度な湿気を含んでいます。この均等に残る適度な湿気がおいしさのヒミツ。減化学肥料・減農薬の『環境保全型農業』に取り組むJA壱岐から直送です」とPRしています。一度、食べてみたくなりました。


写真①:稲小積み準備中の田んぼ

 福津市新東区の住宅前の畑では、メキシカンセージ(シソ科)の紫色の花が咲いていました=写真②:4日午前6時52分撮影=。名前の通りメキシコ原産の宿根草・セージの仲間。日本ではアメジストセージとか、ビロウドトラノオとか呼ばれています。


写真②:清楚なメキシカンセージの花

少し歩くと、道端にクジャクソウ(キク科)の小さな白い花を見つけました=写真③:4日午前6時52分撮影=。そう言えば、小さな花をたくさんつけた様子が羽を広げた孔雀のようにも見えますね。


写真③:孔雀が羽を広げたようなクジャクソウ
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