とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2012小豆島・寒霞渓100キロウルトラ遠足ツアー「1日目」

2012-03-11 22:25:58 | 観光
9日(金)から11日(日)にかけて小豆島・寒霞渓100キロウルトラ遠足に参加するため香川県の小豆島まで遠征してきた。今回は、よっぴーさんとうっちゃんも同行する。

まずは、新幹線で岡山まで向かった。今は便利になったもので、2時間ちょっとで浜松から岡山に着いてしまう。9時過ぎに岡山駅をおりたつと今にも雨が降り出しそうな底冷えする天気になっていた。


岡山駅前には、犬、キジ、猿の家来を従えた桃太郎の像が建っている。さすが桃太郎伝説のゆかりの地である。


岡山駅からは、バスに乗って新岡山港へ向かう。新岡山港からは、船で小豆島の土庄港に向かった。約1時間ほどの船旅である。土庄港におりたつと、小雨模様となっていた。


土庄港からは、ツアーバスに乗って、小豆島・寒霞渓100キロウルトラ遠足の受付会場に向かう。会場には、既に大勢のランナーが受付を済ませていた。




このツアーでは、コース下見がセットになっており、受付を済ますとコースの下見に向かった。まずは、コース最大の山場である寒霞渓に向かう。標高差700mある山頂の下見だ。雨の中、ロープウェイ乗り場に着いた。この乗り場で標高300m近くありかなり寒くなっていた。


ロープウェイに乗る。寒霞渓は日本三大渓谷美や日本三大奇勝の一つに数えられる場所であり、新緑や紅葉の季節は圧巻だという。今回は、どちらにも入らない季節だが、渓谷の風景は凄いとしか言いようがない。






山頂駅の手前辺りから、雨が霙、雪へと変わってきていた。山頂駅を降り立つと完全に雪景色である。これには、ビックリだ。凄い日にきてしまったという驚きで一杯だった。翌日の大会本番の天気がさらに心配になってしまった。


寒霞渓を見たあとは、二十四の瞳映画村に向かう。ここは、映画「二十四の瞳」(監督:朝間義隆、主演:田中裕子)のロケ用オープンセットを改築したもので、映画の名場面がここで撮影されたという。木造校舎、男先生の家、漁師の家、茶屋などがあり、映画を見たことのある人なら楽しめそうだ。




懐かしいボンネットバス。


岬の分教場


海岸線から見える小島の風景も味わいがある。


新施設「キネマの庵」では、1950年代日本映画の黄金期の名作の数々を映像と写真で紹介したギャラリーがあり、懐かしい映画の看板もあり邦画ファンにはたまらない場所だ。




小豆島といったらオリーブである。最後は、小豆島オリーブ公園に寄る。小豆島の何処に行っても目立つのはオリーブの木だ。あまりにもたくさんあるので、オリーブの木を忘れることはないだろう。小豆島オリーブ公園では、結局オリーブで作られたいろんなお土産を買うことになってしまった。




オリーブ公園を出た頃には、夕方になってしまいバスで今回の宿に送ってもらう。宿泊したのは、小豆島ふるさと村にある国民宿舎「小豆島」だ。入浴、夕食を済ませ、翌日の大会に備え、早めに就寝した。

2012小豆島・寒霞渓100キロウルトラ遠足ツアー「2日目前半」に続く

最大規模の磁気嵐発生とか

2012-03-08 23:26:02 | ニュース
米海洋大気局(NOAA)によると、太陽表面で起こる爆発現象の太陽フレアが2度発生した影響で、8日にも地球で磁気嵐が発生し、送電網や全地球測位システム(GPS)などに障害が出る可能性があるそうだ。

しばらく前にもそんなニュースがあったが、特に地球全体への影響は、あまり聞かなかった。しかし、今回の磁気嵐は、過去約6年間で最大規模になるとみられており、太陽フレアによって放出されたプラズマが地球に到達すれば、送電網や高性能GPSだけではなく、石油のパイプラインや衛星などにも影響が出る恐れがあるらしい。

既に、この時点でプラズマが地球に到達しているはずであり、何か問題が起きているのだろうか?今日から数日は、この磁気嵐の影響が続くらしく、ちょっと気になるニュースだ。

2012河津桜見物

2012-03-07 23:05:35 | 観光
湯ヶ野からバスに乗り遅れたので、さらに河津まで歩いていくことにした。まだ4~5キロ先なので1時間はかかる。国道沿いを歩き出すと、修善寺方向へ向かう車ばかりとなっていた。午後2時を回り多くの観光客は、河津町から帰宅の途に着き始めていたのだ。空からは、雨粒がぽつりぽつり降り始めており、早く着きたいと気ばかり焦る。

峰大橋を渡ると、いよいよ河津桜が見えてきた。ここから河津駅くらいまで長い河津桜の並木道が続いている。ほんの入口あたりなので、観光客は少なく桜の開花状況も3~4分咲きくらいだ。




更に先に進むと、川の両岸に桜並木が続いている様子が見えてきた。さすが、本場の桜並木は見事だ。これが全て満開になった頃は、さぞかし圧巻だろうと思った。






桜越しに見る川の流れもまたいいものだ。


先に進むに従って、観光客の姿が増えてきた。駅方面から来ているのだろう。我々とは逆方向から人がどんどん集まっていた。ところどころ、満開に近い桜もありまずまず楽しめたお花見だった。




まだ先に行ってみたい気もあったが、帰りのことを考えるとあまり長居もできない。踊子温泉会館に来たところで、温泉に入ることにした。天城峠へ帰る最終バスの時間を考えるとギリギリの時間だ。温泉に入りサッパリして踊子温泉会館を出ると、会館前に大きなソテツがあった。樹齢千年以上とも言われるこのソテツは、まるで大蛇がのた打ち回っているような凄い枝ぶりだ。




バス停に着くと、ちょうどいい具合に修善寺行きのバスが来た。50分ほどバスに乗り駐車場に戻った。料金は830円だ。行きは、830円分のバスの距離を歩いたわけである。われながら良く歩いたものだと感心した。駐車場には、我々の車しかなく雨も降り出してギリギリセーフだった。

今年は、思いのほか遅かった河津桜の開花だが、今週末から来週あたりが一番見頃になるだろう。あとは天気がよければ最高のシチュエーションのお花見が出来そうだが、残念ながら今年はもう見ることができないだろう。またいつか、満開の河津桜の時に見に来たいものだ。

2012踊子歩道ウォーキング(後半)

2012-03-06 22:10:14 | 観光
踊子歩道の後半は、河津七滝めぐりである。河津では、滝のことを“たる”と呼ぶ。従って河津七滝は、“かわずななだる”と読む。過去にも、何度か訪れたことがある場所だが、久しぶりにきたので、初めて見るような新鮮な気持ちで見学する事が出来た。

整備された歩道を下っていくと、河津川の美しく激しい流れが見えてきた。


最初に出会うのが、猿田淵という場所だ。昔、猿田彦命という神様がここで大きなヤマメを釣り上げたことから、その名前がついたという。手付かずの自然が残っている景勝地である。




昨年の4月にできたばかりという、釣床版階段橋を渡る。県内でも珍しい、階段状の吊橋である。


先ず最初にあるのが、釜滝(かまだる)である。滝壺が釜の底を思わせることからついた名前だ。


釜滝の周りは、柱状節理が見られ大きな滝と規則正しい割れ目の岩壁が、見事な景観を成している。


釜滝の奥には、エビ滝(えびだる)がある。滝の流れが、エビの尾びれに似ていることから名前がついている。




さて、遊歩道はエビ滝までで、その先は現在通行止となっている。昨年蛇滝周辺で大規模な土砂崩れがあり、未だに通行止になっているのだ。従って七滝のうち、蛇滝、初景滝、大滝は見ることができない。地元の人に聞いたところでは、年内に復旧するのは無理らしい。県の予算が下りないので、来年度以降になってしまうらしい。素晴らしい滝を全部見られないのは残念な事だ。

七滝のうちの二つの滝を見て元に戻り、水垂駐車場に向かう。水垂駐車場からは、七滝観光センターへの無料シャトルバスが出ている。シャトルバスの時間まで余裕があったので、休憩舎で昼食にすることにした。主食はおにぎり等だが、トン汁の用意をしてきたのでガスでお湯を沸かし、トン汁を作る。寒い日だったので、トン汁で体が暖まった。


シャトルバスといっても、10人乗りのワンボックスだ。我々5人と、別のグループ4人、運転者でちょうど10人揃ったのでもう満員である。他に乗客はいなかったので、無事出発し河津七滝ループ橋を通り、七滝観光センターに着いた。ここから再び歩いて初景滝方向に向かう。歩道の途中には、「伊豆の踊子と私」の像がある。前の看板には、映画化された時の役者名が書かれていた。踊子役は、古くは田中絹代、その後、美空ひばり、鰐淵晴子、吉永小百合、内藤洋子、山口百恵となっている、我々世代では、やはり山口百恵の踊子が印象深い。


通行止となっている場所までいくと、初景滝(しょけいだる)が遠くに見える。初景滝のすぐ手前にも、「伊豆の踊子と私」の像があり記念写真のポイントとなるのだが、残念ながらそこまで行くことができない。


歩道を戻り、カニ滝(かにだる)を見る。


最後に、出会滝(であいだる)を見ていく。支流が合流する場所で、この景観も素晴らしい。




大滝(おおだる)も見ることができないので、これで滝めぐりはお終いだ。河津七滝ループ橋を見ながら先に進む。


ループ橋の下も河津桜のお花見ポイントであるが、まだ二分咲き程度だ。


青木の坂から、さらに踊子歩道を歩く。途中には、鬼瓦を並べた家の前を通る。


のどかな田園地帯を進む。




橋を渡る。


国民宿舎かわづを過ぎ、川沿いに進むと、7~8分咲きの河津桜が見えてきた。なかなかいい感じに咲き出している。




対岸には、踊子の宿で知られる「福田屋」という旅館が見える。


福田屋の隣には、伊豆の踊子文学碑がある。


福田屋の玄関前には、ブロンズの踊子像がある。


踊子が、裸で飛び出したという共同湯が福田屋の対岸にある。今も地元の人が利用しているようだ。共同湯の上にあがると湯ヶ野のバス停がある。踊子歩道はここまでだ。大分歩いたので、バスに乗って河津まで行こうと思ったが、バスが10分ほど前に出てしまい、次のバスが来るまで50分もある。そんなに待つことも出来ないので、河津まで歩くことにした。まだ、4~5キロほどあるが、頑張って歩くしかない。

2012河津桜見物へ続く。


2012踊子歩道ウォーキング(前半)

2012-03-05 23:55:39 | 観光
3月4日の日曜日は、伊豆天城峠から河津七滝を経て、湯ヶ野までの踊子歩道を歩いた。そして、その後も欲張って河津桜祭り会場まで歩いた。歩数計の表示は32000歩くらいあった。当初は、気楽なハイキング気分で行ったのだが、現地に着いてビックリ。予想外の状況にやはり山を舐めてはいけないなと思った。

日曜日の早朝、家を出発した。東名高速道路の沼津ICを降り、修善寺方向に向かう。修善寺を過ぎ、高度を上げていくと次第に路肩に溜まっている雪が多くなってきていた。この日は、朝からずっと曇りで晴は望めない天気だった。雨が降っていないだけありがたいといった状況だ。浄蓮の滝を過ぎた辺りから、まるで雪国に入ったような景観となっていた。伊豆でも積雪があることは知っていたが、この時期での雪にはビックリだ。幸い道路の雪は溶けていたので車の通行については支障がなかった。まずは、川端康成の「伊豆の踊子」にちなんで整備された踊子歩道の始点である水生地下の駐車場に車を止めた。


ここから踊子歩道が始まる。車も通過できる歩道だが、積雪で通行止となっている。進めるのは歩行者だけだ。


車の轍には雪がないので、その上を歩いて進む。なにか冬山に来たような雰囲気である。みんな、こんな状況は予想していなかったので完全な冬山装備ではない。このままずっと歩いていけるのか心配だった。それでも、黙々と雪道を歩いていった。しばらく進むと、伊豆の踊子文学碑と川端康成のレリーフがあった。


そこからさらに1.5キロほど進むと天城山隧道(旧天城トンネル)の入口に着く。天城山隧道は、現存する石造道路隧道のなかで全国で始めて重要文化財に指定された素晴らしい土木構造物である。


いよいよ、これからトンネルを抜け天城越えをすることになる。


トンネルの内部は、切石積で造られており、全長は445.5mあるそうだ。出口が僅かに見る。


出口に到着。トンネルの反対側には、ほとんど雪がなく入口とはまったく違う雰囲気だった。天城峠を境にまったく違う気象条件になっているのだった。


振り返って出口を見た様子。


さて、トンネルを出た先は、更に大変な状況になっていた。倒木がやたらにあり、大雪の被害なのか強風の被害なのか良くわからないが、とても車は通れる状況ではなかった。枝を掻き分け前に進んだ。






つづら折の下り坂が終わると寒天橋に着く。石川さゆりの「天城越え」にも出てくる橋である。ここから舗装道となる。


寒天橋のすぐ下に、二段になって落ちる高さ20mの二階滝(にかいだる)がある。




国道を横切り、杉林の中を進んでいくと、わさび田がところどころに見えてくる。


次第に川の音が聞こえてくる。河原に下りると「平滑の滝」がある。大きな一枚岩に幅20m、高さ4mで落ちる滝は見ごたえがある。




赤い橋を渡る。


わさび田のフェンスにこんなクイズがあった。序の口編とのことだが、まったくわからない。


宗太郎園地には、美しい杉並木が続く。


河津川の流れが続く。


さて、いよいよ河津七滝の入口に入っていく。続きは2012踊子歩道ウォーキング(後半)へ。

河津桜見てきました

2012-03-04 22:43:18 | 観光


曇り空の下、水生地下から天城越えをして河津七滝見物した後、河津町まで歩き河津桜を見て帰ってきました。
青空の下で桜見物出来なかったのは残念でしたが、4~5分咲きといったところでしょうか。
場所によっては、満開といってもいいくらいの河津桜も見ることができました。
かなり歩いたので、結構疲れました。歩数計の表示は32000歩くらいあったようです。

詳細は、明日以降アップしていきます。

「八日目の蝉」日本アカデミー賞10冠とは凄い

2012-03-03 21:46:25 | 映画


2月末には、映画の本場ハリウッドで第84回アカデミー賞の発表があったが、昨日は日本アカデミー賞の発表があった。今年は、テレビでの生放送だったので、つい気になって最後まで見てしまったが、驚くことに「八日目の蝉」が、最優秀作品賞、最優秀主演女優賞(井上真央)、最優秀助演女優賞(永作博美)のW受賞、最優秀監督賞など最多10部門を受賞していた。

受賞一覧は、下記のとおりだ。
最優秀作品賞:「八日目の蝉」
最優秀監督賞:成島出(八日目の蝉)
最優秀主演男優賞:故 原田芳雄(大鹿村騒動記)
最優秀主演女優賞:井上真央(八日目の蝉)
最優秀助演男優賞:でんでん(冷たい熱帯魚)
最優秀助演女優賞:永作博美(八日目の蝉)
最優秀脚本賞:奥寺佐渡子(八日目の蝉)
最優秀音楽賞:安川午朗(八日目の蝉)
最優秀撮影賞:藤澤順一(八日目の蝉)
最優秀照明賞:金沢正夫(八日目の蝉)
最優秀美術賞:西岡善信・原田哲男(最後の忠臣蔵)
最優秀録音賞:藤本賢一(八日目の蝉)
最優秀編集長:三條知生(八日目の蝉)
最優秀外国作品賞:「英国王のスピーチ」
最優秀アニメーション作品賞:「コクリコ坂から」

上の一覧のとおり、まさに「八日目の蝉」関係でほとんどの賞を独占してしまっている。これほどの結果が出るとは思いもよらなかったが、如何にこの作品が素晴らしかったという証明だろう。因みに、最優秀外国作品賞:「英国王のスピーチ」も先日見たばかりだが、これもいい作品だった。

「八日目の蝉」の原作本も、前から気になっていたがまだ読んでなかったし、映画もまだ見てなかった。主演が「おひさま」でブレイクした井上真央ということもあり、共演は永作博美、小池栄子と私の好きな女優さんが出ていたので機会があれば見たかった映画だ。しかし、まさか、日本アカデミー賞でこれほど注目を浴びていたとは知らなかった。私としては、不覚だった。そして、この映画のメインの舞台は、小豆島だという。

小豆島といえば、来週ウルトラマラソンがあり、それに参加する予定でいる。映画では、小豆島の美しい自然や風景が随所に盛り込まれているらしい。これは、現地に行く前に映画を見ておくべきだと思い、いそいでDVDをレンタルしてきた。来週までにDVDで映画をじっくり見て、小豆島に思いを馳せておきたいと思っている。

今度の冬は6年ぶりの寒冬だったとのこと

2012-03-02 19:09:33 | ニュース

    (毎日新聞より)

毎日新聞の記事によると、気象庁の発表で、今冬(12~2月)は沖縄を除き6年ぶりに全国的な寒冬になったと書いてあった。たしかに、先日も東京周辺では大雪だったし、妙高のスキー場に行った時も記録的な大雪で、今年は特別寒い冬だなあと思っていた。

気象庁によると、今冬の平均気温は北日本(北海道、東北)で平年より1.3度、東日本(関東甲信、北陸、東海)で0.9度、西日本(近畿、中国、四国、九州)で0.7度低い。全国的な寒冬は「平成18年豪雪」の05~06年冬以来。北、東、西日本とも月平均気温が3カ月全て平年を下回り、これは85~86年冬以来26年ぶりである。また、日本海側では、ここ10年では平成18年豪雪に次ぐ積雪となり、全国の17地点で最深積雪の記録を更新したそうだ。

こんな事がおきると、近年言われていた地球温暖化の話はどうなってるんかと思いがちだが、やはりこのような異常な天候が続くのは、地球温暖化による影響と考えられるそうだ。日本周辺が特に寒い冬になった原因としては、「ラニーニャ現象」に加え、地球温暖化の影響で北極海の一部の海面が凍らないことで偏西風の流れが変わり、寒冬を招いた可能性があるらしい。

海面温度の変化によって、偏西風の流れが変わり、日本の天候に大きく影響しているという事を知って、やはり地球温暖化はじわじわと日本の四季にも影響を及ぼしていることを強く感じる。今年の桜は、例年より開花がおくれるのかなあ。