とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2012河津桜見物

2012-03-07 23:05:35 | 観光
湯ヶ野からバスに乗り遅れたので、さらに河津まで歩いていくことにした。まだ4~5キロ先なので1時間はかかる。国道沿いを歩き出すと、修善寺方向へ向かう車ばかりとなっていた。午後2時を回り多くの観光客は、河津町から帰宅の途に着き始めていたのだ。空からは、雨粒がぽつりぽつり降り始めており、早く着きたいと気ばかり焦る。

峰大橋を渡ると、いよいよ河津桜が見えてきた。ここから河津駅くらいまで長い河津桜の並木道が続いている。ほんの入口あたりなので、観光客は少なく桜の開花状況も3~4分咲きくらいだ。




更に先に進むと、川の両岸に桜並木が続いている様子が見えてきた。さすが、本場の桜並木は見事だ。これが全て満開になった頃は、さぞかし圧巻だろうと思った。






桜越しに見る川の流れもまたいいものだ。


先に進むに従って、観光客の姿が増えてきた。駅方面から来ているのだろう。我々とは逆方向から人がどんどん集まっていた。ところどころ、満開に近い桜もありまずまず楽しめたお花見だった。




まだ先に行ってみたい気もあったが、帰りのことを考えるとあまり長居もできない。踊子温泉会館に来たところで、温泉に入ることにした。天城峠へ帰る最終バスの時間を考えるとギリギリの時間だ。温泉に入りサッパリして踊子温泉会館を出ると、会館前に大きなソテツがあった。樹齢千年以上とも言われるこのソテツは、まるで大蛇がのた打ち回っているような凄い枝ぶりだ。




バス停に着くと、ちょうどいい具合に修善寺行きのバスが来た。50分ほどバスに乗り駐車場に戻った。料金は830円だ。行きは、830円分のバスの距離を歩いたわけである。われながら良く歩いたものだと感心した。駐車場には、我々の車しかなく雨も降り出してギリギリセーフだった。

今年は、思いのほか遅かった河津桜の開花だが、今週末から来週あたりが一番見頃になるだろう。あとは天気がよければ最高のシチュエーションのお花見が出来そうだが、残念ながら今年はもう見ることができないだろう。またいつか、満開の河津桜の時に見に来たいものだ。