とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2012小豆島・寒霞渓100キロウルトラ遠足ツアー「2日目前半」

2012-03-12 23:53:29 | マラソン
2日目は、100キロウルトラ遠足の本番の日である。午前3時過ぎに起床し、宿舎での朝食を済ませてスタート会場へ向かう。いよいよ、100キロのコースの第1歩が始まる。600名を越すランナーがスタート地点に並び、午前5時ちょうどにスタートとなった。


3月では、午前5時はまだ真夜中だ。明るくなるのは6時以降である。真っ暗な中をスタートする。ヘッドランプや懐中電灯を照らしながら進むランナーもいる。私は後方のほうなので、ひたすら前の人の後を付いていくだけだ。曲り角には、チカチカライトが点いた矢印看板が設置されていた。


このコースは、最初からアップダウンが連続するなかなか厳しいコースだ。それでもまだ始まったばかりなので、上りも歩かず走っていく。10キロ近くになった頃、辺りも明るくなってきた。山の上を見ると、大きな観音様が見えてきた。小豆島大観音である。高さは約50~60mもあるそうで、一際目立つ大観音様だ。


程なく10キロポイントを通過する。このような距離表示が5キロごとに表示されており判りやすい。


再び観音様を前方に見ながらすすむ。


10キロ過ぎのエイドに到着だ。


エイドには、バナナ、イチゴ、饅頭、飲み物等が置かれている。




山間の農道を走る。


15キロ地点を通過。


土庄港が見えてきた。


15.6キロのみまもり大師にお参りする。


街中に入ると、日本一狭いという土渕海峡が見えてきた。半円のドーム状になっている部分が海峡である。


自歩道トンネル内を進む。


海岸線に近いところを通ると、島と島の間に道が繋がっているのが見えてきた。これは、小豆島の前島から沖に浮かぶ中余島を経て大余島へと続く約500mの細長い砂州の道で『エンジェルロード』と呼ばれている場所だ。潮の干満により道があらわれたり海に消えたりするという。


こんな仮装で走っているランナーを見かけたので写真を撮らせてもらう。『悪代官』ことタフマンさんだ。


次のエイドでは、温かい味噌汁やバナナ、イチゴ、オレンジ、饅頭、餡パン、チョコレート、サツマイモなどの多彩な食べ物が出されていた。




コース上には、オリーブの木がいたるところに見られる。


ヤギも空き地で飼われていた。


雲間から光が差し込んできた。天気が良くなるのだろうか?


その次のエイドでも食べきれないほどのバナナ、イチゴ、ドーナツがあった。


オリーブ発祥の地を通過する。


29.1キロのサンオリーブ温泉前のエイド。


少し高い場所に上がって行くと、再び海岸線が見えてくる。


高松行きのフェリー乗り場がある池田港入口前を通過する。


32.7キロのエイドに到着する。このエイドは、寒霞渓を回ってくると再び立ち寄る場所だ。


これから寒霞渓へと向かう道に入る。前方に高い山が見える。


緩やかな上り坂をあがっていく。この上りはかなり長い。


35キロ地点を通過。この辺りはダム工事を行なっている場所だ。


道端にこんな心遣いがあった。さすが、お遍路の本場である。お接待の気持ちがこんな場所にも表されていた。


道路上にも100キロの矢印が記されている。足元を見てれば迷わない。


寒霞渓の山並みが大きくなってきた。


寒霞渓のロープウェイ乗り場こううん駅に着く。ここまでは、車が通れる道だったが、この先からは人しか進めない遊歩道となっていく。


2012小豆島・寒霞渓100キロウルトラ遠足ツアー「2日目後半」に続く