とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

カーエアコンの効率的な使用方法

2011-07-20 23:22:21 | エコ
今月のJAFMateに「燃費と効率を考えたエアコン使用法」という記事が載っていた。その中では、エアコンの設定の仕方で燃費が変わってくるという話が参考になった。エアコンの使い方は人それぞれでいろいろ違うようだが、マニュアル操作で風量や温度を設定する場合とオートエアコンで温度だけ自分で設定する場合の比較が参考になった。

実験では、エアコン設定温度が24℃、外気温が31~35℃という条件で同一車で行なっている。先ず、マニュアルモードで風量が弱の場合の燃費が15.7km/L、マニュアルモードで風量が強の場合の燃費が14.5km/L、全てオートモードの場合の燃費が16.6km/Lとなっている。結果は、オートモードが最も燃費がいいということだった。今のカーエアコンは、コンピューター制御で燃費が良くて快適な空調設定ができるというわけである。今までは、オートにするとONした直後は、強風が吹き出し音が大きくてうるさいのでマニュアルで風量を抑えることが多かった。しかし、冷えてくると風量が自動的に抑えられ快適な条件を維持しながら燃費向上にも繋がるということから、オートのままにしておいたほうがいい事が改めてわかった。

それ以外では、エアコンフィルターが汚れてくると風量が低下しやすいという事が実験の結果にあらわれており、定期的な交換が必要であることがよくわかった。

その他、一般的な話としては次のようなことも気をつけたほうが良い。エアコンには内気循環と外気導入の2つの空気の取り入れ方があるが、エアコンを使う時には内気循環をつかうと、車内で一度エアコンによって冷やされた空気を更に冷やすので温度低下の効率がよくなり燃費の向上に結びつく。また、夏場でエアコンをつけたばかりは車内が高温のため温度がなかなか下がらない。そんな時には、走り出してしばらく窓を開けて車内の空気を外に出してからエアコンを使うと温度が速く下がる。また、日よけをフロントガラスの内側においておくだけでも車内温度の上昇を抑えることができる。このあたりは、みんなやっていることだろうからそんな目新しい話ではない。しかし、今一度振り返ってみるとあまり気にしていなかったことも多い。今後は、こんなことも気にして使ってみよう。