とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

真夏のランニング時の熱中症予防対策

2011-07-19 23:19:05 | マラソン
先日は、熱中症対策の訓練のようなランニングをしてきたばかりだ。
カンカン照りの日射しの下で、数十キロほどの距離を走った。
約25名ほどの人たちが、それなりの工夫をしながら無事何事もなく走り終えた。

今年は、熱中症で病院に運ばれる人が、かなり多いという。
梅雨明けが例年に比べ約2週間ほど早く、体が暑さになれていない人が多かったことが考えられる。
例年であれば、7月中旬から下旬にかけてがピークだったようだ。

熱中症は外気における高温多湿などにより体に生じる症状のことで、
「めまいがする」「立ちくらみがする」「汗が止まらない」「頭痛や吐き気がする」「のどが猛烈に渇く」「体がだるい」
などの症状が出た時は、熱中症を疑ってみる必要がある。

対処方法としては、水分を補給し、日陰や涼しいところで休むのが効果的だ。
また、「暑熱順化」という言葉があるが、夏の暑さに耐えられる体を作ることが必要である。
やはり暑いところで運動して汗を流すと順化が早くなる。
エアコンが効いた室内にいてばかりでは、暑さに耐える体は作れないのである。

今回、一緒に走った人たちは、暑い日でも走る練習を充分しており、それなりに体を鍛えている。
しかし、それだけでは熱中症の予防にはならない。
やはり、水分を充分にとること(ナトリウムを含むスポーツドリンクなどがいい)、日陰での休憩、
しっかり食事をとってエネルギーを確保する等の対策を行なっていたから最後まで走りきることができたといえる。
私の場合も、このことについて意識して行なっていたわけではないが、結果的に熱中症にかからない対策を
全て実行していたから無事に走ることができたといえる。

飲み物は、スポーツドリンクを中心にコーラやお茶を適時飲み続けていた。ビールも一缶は空けてしまった。
そして、暑くなるたびに頭や手足に水を掛けて体のほてりを抑えた。
時々木陰で休憩しながらおにぎりを食べたりしてエネルギーの補給も行なった。
もちろん帽子やサングラスの着用、首筋には日射し避けのタオルで覆うといったことも行なった。
当初、真夏に何十キロも外を走るなんて考えられなかったが、それなりの対策をすれば暑さをのりこえられるものである。
今年の夏は、暑さに対する自信が少しできてきたようだ。