コンパクトデジカメも機能がいろいろ付いて、ほぼ出尽くした感じもしていたが、最近はＧＰＳの機能が付いている製品がかなり出ているようだ。
ＧＰＳ付きのカメラがあることは以前から知っていたが、高そうだしあまり必要性を感じていなかったのだが、コンデジで機能を意識せず使えてしかも精度がいいとあっては興味が湧いてきた。
各メーカーからいろいろ出ているようだが、カシオの“EXILIM”「EX-H20G」が現在のところGPS内蔵旅デジカメの本命だそうだ。雑誌やネットでの評価もかなり高い。評館が高い要因としては、GPSの精度が圧倒的に高いことである。位置情報はGPS単体での計測に加え、加速度と方位センサーを併用するハイブリッド式で行なうため屋内や地下に入っても精度が落ちないそうだ。
また、カメラ本体に地図データを内蔵しており、画面に撮影地点や周辺の撮影スポットを表示できるというのも楽しそうな機能である。撮影した写真には位置情報が書き込まれるので、Picasaウェブアルバムなどにアップすれば地図付きで見られる。旅の記録が、地図と写真を併用することで更に思い出が深まり、人に説明する時にも効果を発揮しそうである。
そして、一番気になるバッテリーの消耗具合だが、加速度方位センサーで位置を確認することでGPSでの電池の消耗を抑え、他の機種に比べ格段に電池の持ちがいいらしい。EXILIMは今も使っているので、GPS付きのこの機種になっても使い勝手は同じだろうから、今の機種が壊れたらこれに乗り換えてもいいかなと思い始めている。