とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

教育現場の崩壊か

2010-10-27 22:25:56 | ニュース
このところ、学校の先生のおかしな教育方法がニュースで取り上げられている。「殺人クイズ」「脅迫文作成」と続き「セクハラサイコロ」なんて話も出てきた。

「セクハラサイコロ」とは、埼玉県の59歳の小学校教師が自ら作ったサイコロのことだ。サイコロには、「キス」「ハグ」「鼻くそ」「ツバホッペ」「恋人指切り」などと記され、宿題を忘れたり騒いだりした児童に、罰としてサイコロの出た目の行為を教師が児童にやっていたという。しかも、教師は自分でセクハラサイコロと名付けていたという。

教師は、子供が喜ぶからサービス精神でやっていたというが、こんな話を聞くだけで不快感で一杯となる。学校の先生から、こんな汚らしくて気持ち悪い言葉が出てくるなんて、とても信じられないことだ。先生全てが、こんな人ばかりでないと思うが、おかしな教師が増えていることは間違いない。

ただ、この教師を擁護する親や子供が意外に多いというのも気になる話だ。この事実は、6年生の女子児童が母親に相談し、母親が警察に相談したことから明るみに出たそうだ。この教師は、教育熱心で他の親からの評判はよかったらしい。子供たちも、この行為を面白がっていた様子も垣間見える。最近の子供や親達というのは、気持ち悪いとか汚いという事への抵抗感が薄れているのかもしれない。昔からの日本人の奥ゆかしさ、他人を思いやる心、美しいものを愛でる気持ち等がなくなってしまったのだろうか。このニュースを聞いて呆れた話と思ったと同時に、教育現場の崩壊をあらためて思いしらされた。