とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

サマーピクニック フォーエバーinつま恋

2009-09-21 15:27:06 | コンサート
昨日は、掛川市にあるヤマハのリゾート施設「つま恋」で開かれた「南こうせつ サマーピクニック フォーエバーinつま恋」に行ってきた。待ちに待った野外コンサートである。開演は13時からであったが、会場の混雑やいい場所の確保を考えるとノンビリ出かけるわけにもいかず朝から会場に向かった。駐車場となるエコパに着いたのは10時前であったが、そこからはシャトルバスで会場に向かう。駐車場は、すでにたくさんの車が止まっていたが、バスは待つこともなく直ぐ乗れた。30分ほどでつま恋に着き南ゲートから受付に向かう。もう既に長い行列となっていた。

入口にある、コンサート機材運搬用の大型トラックの前や、

コンサートの大きな看板の前でみんな記念写真を撮っていた。


受付をすぎても、なかなか自分たちのブロックにたどり着くのは大変だった。場所はB-1ブロックでステージに一番近いAブロックの次のブロックになる。いちおう前のほうだが、1番なので、ステージから見ると一番右端となる。ステージの前の位置なら良かったのだが、端なので、出演者の様子は良く見えなかった。生では見えないので、大型スクリーンだけを見ながらの観演となった。


B-1ブロック内はかなり込み合っており、シートを敷いても何度も移動させられた。ちょっと席をはずしていると、自分のいた場所がわからなくなりそうだった。

また、食べ物や記念グッズの店はどこも長蛇の列で、なかなかお目当ての品をゲットできなかったが、じっと我慢で列に付き開演に備えた。当日の天気は、当初台風の進路に当りそうな予想もあったのだが、見事に外れ雲一つない快晴の天気だった。お陰で、雨の心配はなくなったが、ジリジリと太陽の日射しがあったので暑かった。水分補給や日焼けに注意しなければならない状況だったが、ときおり流れる涼しい風が心地よかった。

ブロック内で昼食をとり、開演を待つこと数十分。13時ぴったしに南こうせつが登場した。全員総立ちだ。これから、約7時間のコンサートの幕開けである。どんな曲や、どんなゲストが出るかワクワクしながら拍手で開演を迎えたのであった。

以下は、曲目順に従って状況を説明していこう(曲目は21日付けのスポニチから引用)

・あの日の空よ、夏の少女等9曲 南こうせつ
 まずは、このコンサートのメインテーマ曲である「あの日の空よ」から始まった。公式HPを開くと必ずこの曲が流れるので、耳に馴染んでしまっている。とてもいい曲であり最初から全員が熱唱する。そして、ほぼ1時間ほどこうせつの独演が続いた。

・ささやかなこの人生 伊勢正三、こうせつ
 最初のゲストは、やはり“正やん”だ。「ささやかなこの人生」で大いに会場が沸き立った。

・なごり雪 イルカ、伊勢、こうせつ
 伊勢正三の最大のヒット曲といったら、この曲であろう。そして、この人が歌ったからこそ、あれだけのヒットになったともいえる。見た目と実年齢が結びつかない女性歌手イルカが登場した。彼女も還暦に近いとか。

・まあるいいのち イルカ
・戦争を知らない子供たち 杉田二郎、イルカ、伊勢、こうせつ
 サプライズゲストとして、杉田二郎が登場。だいぶ歳をとったかなという感じがしたが、「戦争を知らない子供たち」を熱演してくれた。

・オリビアを聴きながら 尾崎亜美
 夫婦で登場し、ご主人はベースを担当した。この人はイルカと同じような話し方をするし声もそっくりだ。この曲も大好きである。ネタとなったオリビア・ニュートン・ジョンも大好きだ。

・卒業写真 山本潤子
 この人の声は、何時聞いても心が透き通るような感じがする。すばらしい歌声の持ち主である。

・どうにかなるさ ムッシュかまやつ
・我が良き友よ ムッシュかまやつ他
 かまやつさんは、最年長である。楽屋裏では、既にアルコールが入っていたとかで、呂律がしっかり回るか心配だったが、2曲とも無事歌いきった。かまやつさん、まだまだ元気でいてください。

・加茂の流れ等5曲 こうせつ(拓郎の夏休みもあり)
 ふたたび、こうせつの独演会。話の途中で拓郎の話が出た。やはり、このコンサートに出演を依頼したようだが、やんわり断られたらしい。我々も、サプライズゲストで出ればいいなんて期待してたのだが、その芽はなくなった。

・島人ぬ宝 BEGIN
 BEGINがデビュー前、こうせつのコンサートに行ってこうせつの高価なギターに目を丸くした話は笑えた。このグループは小学校からずっと一緒の仲良しトリオだそうだ。

・アメージンググレース 夏川りみ
 この人の声も、聞き入ってしまう。神が与えた天使の歌声といってもいいだろう。

・涙そうそう 森山良子、BEGIN、夏川りみ
 この3人が揃えばこの歌しかないだろう。出演者リストから、間違いなく歌われるであろうと思っていた。BIGINが作曲してから、森山良子が詩をつけたそうだ。そして夏川りみの歌唱でこの名曲が知られることになった。

・この広い野原いっぱい等3曲 森山良子
 学校の音楽の本にも載ってしまうほどの名曲を作った森山良子。フォークの原点を作った人といっていい。

・季節の中で等3曲 松山千春
 今回の大物ゲスト。そして、発言がもっともハラハラさせるゲストでもある。NHKの生放送中だったのでスタッフはかなり心配していたのでは。歌も熱演であったが、話が長かった。後半の出演者の時間が減ってしまったのではなかったか。こうせつを紅白に出すべきとか、NHKの放送姿勢に対する要望等も話していたので、聴いていてまづいかなと思いつつ面白かった。

・長い夜、22才の別れ 松山、こうせつ、伊勢
 松山千春、のってしまったのか「22才の別れ」を正やん、こうせつ、そしてギタリストの石川鷹彦もよんで演奏した。ここでも話が長くてこうせつに叱られていた。

・青春他6曲 こうせつ
・酔いどれかぐや姫 クローンズ(坂崎幸之助、加藤和彦)
・白い色は恋人の色 加藤和彦
・悲しくてやりきれない 加藤、こうせつ
・あの素晴らしい愛をもう一度 全員
 坂崎幸之助が登場。そして、さらにサプライズゲストで加藤和彦が登場した。「今日は休日だったので、新幹線でひかりに乗るつもりで出かけたが、まちがってこだまに乗ってしまったので掛川に来てしまった」などとバレバレのギャグを言っていた。

・ひとりきり、今日もどこかで 小田和正
 最後の大物ゲストとして期待してたのだが、松山千春が長時間使ってしまい?小田さんの出番が減ってしまったのか、2曲で引っ込んでしまった。会場でも、小田さんへのアンコールが続いていたが、残念ながらアンコールはなかった。

・妹、マキシーのために、神田川等8曲 こうせつ
 おなじみ、こうせつのヒット曲が満載で後半を締めくくった。

アンコール 
・うちのお父さん、満天の星、ナイスゲーム こうせつ
・あの日の空よ 全員
 長いと思われたコンサートもあっと言う間に時間が過ぎた感じだ。最後に「あの日の空よ」を全員で熱唱してコンサートが無事終了した。野外コンサートの最後は、はでな打ち上げ花火で締めくくられる。今回も、見事な花火が打ちあがり、最後の余韻を楽しませてくれた。