5:15。早起きして、蔦温泉玄関前に出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/7b/37e542fd61b953a7748fd928ccff0185.jpg)
蔦温泉前のビジターセンターから「沼めぐりの小路」に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/95/3482f216cb9036f83869fda1b93df573.jpg)
歩きだしてすぐに、名前がない沼があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/07/464168f684bcd254b611b0d0976aeb13.jpg)
さらに5分ほど歩くと、大きな沼に出た。沼めぐりの小路では最大の蔦沼だ。朝日が当たりはじめた山と森、そしてそれらの影が、見事に水面に映し出され、何とも言えない荘厳な風景だ。これだけは、早起きしたからこそ見られた絶景だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/a1/4bdb4634de0df3fcb4dbeb3f7685f6f0.jpg)
この景色を撮りに来ていたカメラマンに写真を撮ってもらう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/a3/23e6664d30a1e529effc5f47c621177e.jpg)
これは、鏡沼。まだ日が当たってないせいか、鏡のようには見えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/e0/715edaa1a3dd60426fd3ad6a5fe6816e.jpg)
長沼。ここの水面も鏡のように美しい風景を映し出していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/30/4f0a76a3b6b647318fe717026b3b7b78.jpg)
水草に付いた水滴が瑞々しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/ff/bde3d0507ea75a2071934752ce3f3375.jpg)
沢から立ち上る水蒸気に、スポットライトのような日差しが届いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/72/b747859b94659b0eac5e3c67c30b92fa.jpg)
菅沼でも、水面を白い水蒸気が覆っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/8a/8ee7970b324bcb250174a450af0a0562.jpg)
白い中をカモが悠然と泳いでいる。
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1時間10分ほどで、沼めぐりを終え部屋に戻り、朝風呂に入る。散歩した後の風呂は気持ちよく、その後の朝食も美味しかった。8:30には宿を出発し、奥入瀬渓流沿いに車を走らせる。昨年は、雨の中、奥入瀬渓流を歩いたが、今回は要所要所を見るだけにとどめる。変化に富んだ美しい流れや様々な奇岩・奇勝があり、何度見ても素晴らしい渓流だ。
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その後、十和田湖から岩手山登山口まで移動だ。約150キロもあり、ちょっとしたドライブである。しかし、その最中ビックリする電話が私にかかってきた。かけてきたのは、昨夜泊まった蔦温泉からだ。「お客様の部屋にトレキングシューズの入った黒い袋があり、お忘れではありませんか」という内容だった。さっそく仲間に忘れてないか確かめたが、誰も心当たりがないという。そこで、もう一度考えたら、なんと自分の登山靴に心当たった。宿の人が到着時荷物を運んでくれたので、どこに置いたか記憶がなかったのだ。一瞬、気が遠くなったが、とりあえず宿から自宅に着払いで送ってもらうよう連絡する。さて、これからの登山をどうしようかと思って情けなくなってしまった。しかし、ランタマさんが、ランニングシューズを余分に持ってきたというので、サイズを聞くとそれほど変わらない。登山靴ほどグリップ力がないが、ランニングシューズでも登れない事はない。この後は、ランニングシューズで山を登ることになった。山に登るようになって、初めての大失敗だ。
12:15。岩手山の馬返し登山口から登山を開始する。この日は、8合目の避難小屋に泊まる予定だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/ac/bb8c25bad8a79eefa74b837baaefa055.jpg)
12:55。0.5合目に到着する。1合目にしても遠いが、まだ0.5合目とはショックだった。お腹もすいたので、直前に買ったコンビニのおにぎりを食べる。
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13:25。標高930mの豆腐岩を通過する。
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登山口がかなり下になってきた。
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13:35。2合目を通過する。砂利だらけで滑りやすい道が続き、ランニングシューズでは心もとないが慎重に登る。
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13:40。2.5合目に到着。0.5号刻みと細かい標識だ。それにしても、まだ2.5合とは先が長すぎる。
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14:10。4合目に到着。
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14:30。5合目に到着する。ところどころに新道と旧道との分岐があるが、険しい岩場が多い旧道を避けて、今回は比較的歩きやすい新道だけで進む。
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その後、次第に雨が降りはじめ、雨具を着ての山行となった。以後は、カメラを出す余裕もなく、ひたすら8合目を目指した。晴れていれば、8合目の避難小屋に荷物を置いて頂上まで行くつもりだったが、雨が酷くなり、重い荷物に疲れてそのまま小屋に入りこの日は終了だ。
8合目避難小屋は、管理人が常駐し、かなり大きな小屋である。毛布もあり、水場、水洗トイレも完備した快適な小屋だった。持ち込んだ食料で簡単な夕食をとり、消灯まで楽しく団欒する。他の登山者たちとも、楽しく会話できるのが山小屋の楽しみだ。
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さて、翌日は早起きして、ご来光を見るために山頂を目指す。果たしてご来光を眺めることが出来るだろうか?
「2015東北登山:3日目岩手山山頂へ」に続く。
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蔦温泉前のビジターセンターから「沼めぐりの小路」に入る。
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歩きだしてすぐに、名前がない沼があった。
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さらに5分ほど歩くと、大きな沼に出た。沼めぐりの小路では最大の蔦沼だ。朝日が当たりはじめた山と森、そしてそれらの影が、見事に水面に映し出され、何とも言えない荘厳な風景だ。これだけは、早起きしたからこそ見られた絶景だ。
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この景色を撮りに来ていたカメラマンに写真を撮ってもらう。
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これは、鏡沼。まだ日が当たってないせいか、鏡のようには見えない。
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長沼。ここの水面も鏡のように美しい風景を映し出していた。
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水草に付いた水滴が瑞々しい。
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沢から立ち上る水蒸気に、スポットライトのような日差しが届いている。
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菅沼でも、水面を白い水蒸気が覆っていた。
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白い中をカモが悠然と泳いでいる。
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1時間10分ほどで、沼めぐりを終え部屋に戻り、朝風呂に入る。散歩した後の風呂は気持ちよく、その後の朝食も美味しかった。8:30には宿を出発し、奥入瀬渓流沿いに車を走らせる。昨年は、雨の中、奥入瀬渓流を歩いたが、今回は要所要所を見るだけにとどめる。変化に富んだ美しい流れや様々な奇岩・奇勝があり、何度見ても素晴らしい渓流だ。
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その後、十和田湖から岩手山登山口まで移動だ。約150キロもあり、ちょっとしたドライブである。しかし、その最中ビックリする電話が私にかかってきた。かけてきたのは、昨夜泊まった蔦温泉からだ。「お客様の部屋にトレキングシューズの入った黒い袋があり、お忘れではありませんか」という内容だった。さっそく仲間に忘れてないか確かめたが、誰も心当たりがないという。そこで、もう一度考えたら、なんと自分の登山靴に心当たった。宿の人が到着時荷物を運んでくれたので、どこに置いたか記憶がなかったのだ。一瞬、気が遠くなったが、とりあえず宿から自宅に着払いで送ってもらうよう連絡する。さて、これからの登山をどうしようかと思って情けなくなってしまった。しかし、ランタマさんが、ランニングシューズを余分に持ってきたというので、サイズを聞くとそれほど変わらない。登山靴ほどグリップ力がないが、ランニングシューズでも登れない事はない。この後は、ランニングシューズで山を登ることになった。山に登るようになって、初めての大失敗だ。
12:15。岩手山の馬返し登山口から登山を開始する。この日は、8合目の避難小屋に泊まる予定だ。
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12:55。0.5合目に到着する。1合目にしても遠いが、まだ0.5合目とはショックだった。お腹もすいたので、直前に買ったコンビニのおにぎりを食べる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/6a/4d0b9fab10c1b3dcbd71ceae2968f569.jpg)
13:25。標高930mの豆腐岩を通過する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/3d/5a2ec09fff28a839cb62077f4b145833.jpg)
登山口がかなり下になってきた。
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13:35。2合目を通過する。砂利だらけで滑りやすい道が続き、ランニングシューズでは心もとないが慎重に登る。
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13:40。2.5合目に到着。0.5号刻みと細かい標識だ。それにしても、まだ2.5合とは先が長すぎる。
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14:10。4合目に到着。
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14:30。5合目に到着する。ところどころに新道と旧道との分岐があるが、険しい岩場が多い旧道を避けて、今回は比較的歩きやすい新道だけで進む。
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その後、次第に雨が降りはじめ、雨具を着ての山行となった。以後は、カメラを出す余裕もなく、ひたすら8合目を目指した。晴れていれば、8合目の避難小屋に荷物を置いて頂上まで行くつもりだったが、雨が酷くなり、重い荷物に疲れてそのまま小屋に入りこの日は終了だ。
8合目避難小屋は、管理人が常駐し、かなり大きな小屋である。毛布もあり、水場、水洗トイレも完備した快適な小屋だった。持ち込んだ食料で簡単な夕食をとり、消灯まで楽しく団欒する。他の登山者たちとも、楽しく会話できるのが山小屋の楽しみだ。
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さて、翌日は早起きして、ご来光を見るために山頂を目指す。果たしてご来光を眺めることが出来るだろうか?
「2015東北登山:3日目岩手山山頂へ」に続く。