岩手山から、100キロほど移動して遠野まで向かう。遠野といえば、以前東北震災ボランティアで一度行ったことがあり、柳田國男の「遠野物語」の舞台となった地域である。空き時間に立ち寄った場所を、仲間に見せたくて今回の山旅の一部に組み入れたのだ。
11:20。まず初めに、遠野駅前に着いた。
遠野駅前には、河童の像があり、いろんな仕草の河童が見られる。
お腹が空いていたので、観光協会で紹介してくれた食事処まで歩いていく。5分ほど歩くと「とおの物語の館」にある“伊藤屋”という食事処に入る。江戸時代の住居を改造した食事処で、“ひっつみ”という地元料理を食べる。“ひっつみ”とは「すいとん」の一種で、小麦粉を練り、煮汁に入れて煮込んだものだ。
お土産屋などを覗いた後、13時からの“語り部”のお話を聞くために「遠野座」に向かう。
遠野では、昔から伝わる民話を岩手弁で 語る人たちを“語り部”という。遠野に来たら、一度は聞いてみたいと思っていた。20分ほどの間に、やさしそうなおばあちゃんが、5つ程の民話をじっくり語ってくれた。日本昔話を聞いているようなものだが、岩手弁が難しく、何を言っているのか分からない部分もあり、すぐに眠くなってしまった。おばあちゃんが目の前にいるので、眠気を抑えるのが正直言って辛かった。
「とおの物語の館」を出ると、数キロ先の伝承館に移動する。伝承館の駐車場には、水木しげるの「遠野物語」をラッピングしたバスがあった。
伝承館では、こんな風に簡単に河童になれる。
「曲り家」と呼ばれる人馬が同居した屋敷を見学する。
ここは、オシラ堂と呼ばれる部屋で、娘と馬の恋物語で知られるオシラサマ千体を展示している。
伝承館から10分ほど歩くと、有名なカッパ淵がある。
カッパ釣り名人が、河童を釣ろうとしている。
カッパ捕獲許可証を持った人は、ここで釣竿を借りてカッパ釣ができる。
若い女性が、早速キュウリを餌にカッパ釣を始めた。しかし、なかなかカッパはつれないですねえ。
遠野観光を終え、いよいよ最後の目的地である早池峰の登山口に向かう。最後の宿は、グレートトラバースの田中陽希さんも宿泊した「峰南荘」という民宿だ。焼き魚や山菜料理が出てきて山の宿らしい夕食だった。
部屋の外からは、近くを流れる沢の音がずっと聞こえていた。結構大きい音だったが、網戸から入ってくる涼しい風が気持ちよく、ぐっすり眠れた。最終日も4時起きの予定だ。
「2015東北登山:4日目早池峰」に続く。
11:20。まず初めに、遠野駅前に着いた。
遠野駅前には、河童の像があり、いろんな仕草の河童が見られる。
お腹が空いていたので、観光協会で紹介してくれた食事処まで歩いていく。5分ほど歩くと「とおの物語の館」にある“伊藤屋”という食事処に入る。江戸時代の住居を改造した食事処で、“ひっつみ”という地元料理を食べる。“ひっつみ”とは「すいとん」の一種で、小麦粉を練り、煮汁に入れて煮込んだものだ。
お土産屋などを覗いた後、13時からの“語り部”のお話を聞くために「遠野座」に向かう。
遠野では、昔から伝わる民話を岩手弁で 語る人たちを“語り部”という。遠野に来たら、一度は聞いてみたいと思っていた。20分ほどの間に、やさしそうなおばあちゃんが、5つ程の民話をじっくり語ってくれた。日本昔話を聞いているようなものだが、岩手弁が難しく、何を言っているのか分からない部分もあり、すぐに眠くなってしまった。おばあちゃんが目の前にいるので、眠気を抑えるのが正直言って辛かった。
「とおの物語の館」を出ると、数キロ先の伝承館に移動する。伝承館の駐車場には、水木しげるの「遠野物語」をラッピングしたバスがあった。
伝承館では、こんな風に簡単に河童になれる。
「曲り家」と呼ばれる人馬が同居した屋敷を見学する。
ここは、オシラ堂と呼ばれる部屋で、娘と馬の恋物語で知られるオシラサマ千体を展示している。
伝承館から10分ほど歩くと、有名なカッパ淵がある。
カッパ釣り名人が、河童を釣ろうとしている。
カッパ捕獲許可証を持った人は、ここで釣竿を借りてカッパ釣ができる。
若い女性が、早速キュウリを餌にカッパ釣を始めた。しかし、なかなかカッパはつれないですねえ。
遠野観光を終え、いよいよ最後の目的地である早池峰の登山口に向かう。最後の宿は、グレートトラバースの田中陽希さんも宿泊した「峰南荘」という民宿だ。焼き魚や山菜料理が出てきて山の宿らしい夕食だった。
部屋の外からは、近くを流れる沢の音がずっと聞こえていた。結構大きい音だったが、網戸から入ってくる涼しい風が気持ちよく、ぐっすり眠れた。最終日も4時起きの予定だ。
「2015東北登山:4日目早池峰」に続く。