とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

安心登山の十カ条

2015-08-05 22:10:11 | 山登り


登山インストラクターの岩崎元郎氏は、安心して登山するための以下の十カ条を提唱している。

(1) 家族の理解を得ておく
 家族が反対しているのに登山を強行するのは良くない。コースや日程もきちんと家族に伝えてから出かけるようにしたい。
(2) 装備・服装を整えておく
登山用品は、いろんな気象条件を想定し、最悪の状況でも対処できるよう準備しておきたい。また、登山用品は、高性能だが高価なものが多い。高価でも命を守るためだと思えば安物で済ませたくはない。
(3) 体力を養成しておく
登山は、全身を使うスポーツである。体力があれば、登山も楽しくできる。日々、トレーニングはしておきたい。
(4) 技術を習得しておく
剱岳のような山は、体力だけではなく技術が必要だ。岩登りの練習など充分やってからチャレンジしたい。
(5) 知識を貯えておく
自分が登る山の事は、リーダーだけではなく、誘われた場合でも、あらかじめ予習しておくことが必要だ。山の名前やコースもよく知らないで行くのはもってのほかである。また、登山に関する知識も勉強しておきたい。
(6) 計画は万全にしておく
行き当たりばったりの計画はよくない。どこの山にどんなルートに行くかを計画し、登山届の提出をしっかりしておきたい。家族にも登山届か計画書を渡して出かけたい。
(7) いい仲間を育成しておく
 岩崎さん曰く「趣味登山は、四人から」だという。いい仲間ができて、4人くらいはいつも集まるのがありがたい。
(8) リーダーシップを発揮する
行くのか戻るのか、いざという時は決断と実行ができるようにしておきたい。
(9) メンバーシップを発揮する
メンバーは、連れて行ってもらう人ではない。 パーティーの構成員であり、リーダーをフォローできるようにしていきたい。
(10) 山岳保険に加入しておく
捜索救助にヘリコプターを飛ばした際、その費用を補償してくれる保険に入っていると残された家族にとっても安心だ。 いろいろ安全に登山する事に気を付けても、絶対安全とはいえない。まさかの時のために保険には加入しておきたい。

私も登山をやり始めて長いが、いつもこの全てを守れていたとはいいがたい。改めて、この十カ条を肝に銘じておかなければならないと思った。