とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

利尻山・礼文岳登山ツアー 3日目(利尻島観光:前半)

2013-08-13 21:10:34 | 観光
この日は、レンタカーを借りて島内を一周する。鴛泊フェリーターミナルでレンタカーの受付を済ませ反時計回りに進むことにした。

右に見えるのがペシ岬。正面の島はポンモシリ島だ。


富士野園地周辺。このあたりで映画「北のカナリア」のロケが行われた。


シュムシュノコギリソウ


沓形岬にある利尻町が生んだ詩人時雨音羽「出船の港」の歌碑音楽碑。


沓形岬から、天気が良ければ利尻山が見えるのだが、残念ながら雲に隠れて見えない。


沓形フェリーターミナルで海底探勝船に乗るつもりだったが、出航まで時間があったので、見返台園地まで行く。ここから利尻山へ向かう登山道の沓形コースの登山口がある。景色はさっぱり見えないので、早々に引き揚げる。


消防署前にはアニメキャラクターが立ち並んでいた。


道路際に車を止め、海岸のほうを眺めると面白い形をした岩場が見えていた。最初にあったのが「人面岩」だ。少し上を向き、右の横顔を見せているように見える。また注連縄が鉢巻をしているように見える。


これは「寝熊の岩」。岩の先端が「頭」で、上に突出た四角い部分が「耳」で、寝ているように見える。




これは「龍神の岩」に祀られている「北のいくつしま弁天宮」。「龍神の岩」の由来が看板に書かれていた。「昔から古老の話によれば、大正の初期、ある日暮時、大沢より地鳴りをたてて下りて来る何物かがあり、それがこの大岩で消えたと伝えられ当時は吉凶何れかのお告げとして誰もが黙して語らず、ある時、通りかかった修行者が、この大岩に祠を建てて信仰するよう宣して立ち去ったと云う。」


ハマナスの花が咲いていた。この花は、皇太子徳仁親王妃雅子殿下のお印である。


「人面岩」などを見て、一旦沓形フェリーターミナルに戻る。戻るとちょうど海底探勝船の出航時間に間に合った。


海底探勝船とは、いわゆるグラスボートである。透明なアクリル板から海底を見ながらクルーズする。


船上からは、海と空の色が青く美しかった。


透明度は結構良くて、海底のコンブがよく見える。


黒っぽい点に見えるのは全てウニである。いくらでも取り放題といった感じでうじゃうじゃいた。


船内ではウニに触らせてもらう。トゲトゲが何十本も動いて不思議な生き物だ。


船長が、宝引き(ほうびき)をやってくれている様子。十数本の綱の一本に当たりの印がついていて、当たりを引き当てた人には賞品の昆布が貰える。残念ながら自分たちは外れてしまった。利尻では、娯楽としてこの宝引きがよくおこなわれるそうだ。


40分ほどのクルーズが終わり、海底探勝船を下船する。


利尻山・礼文岳登山ツアー 3日目(利尻島観光:後半)に続く。