気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

魂はどこから来てどこにいくのか(その2)

2022-06-17 08:01:39 | 意識の科学(総合編)

あなたは、この世界へどうやって来たのか?

そして、小さな有限の時を過ごした後、

どうやって戻ってゆくのか?

さらに、今度はどこに行くのか?

いまはもう、それを思い出す時期に来ている。

 

真のわたしとは何か?

それを想い出すに従って、

大いなる故郷への帰還のプロセスにあることがわかるだろう。

 

あなたもわたしたちも、誰も皆、

優しく、暖かく、力強く、英知に満ちた

永遠なるふるさとへの嬉々とした「道」にあるのだ!

・・・・

 

 

(前記事からのつづき) よろず屋寸話録 2022年さんより

 

過去世の記憶を取り戻したきっかけ

 死後の世界というのは確実に存在し、死後の世界こそが本体である、と言い切れるのは、本で読んだり人から聞いたからではありません。自分自身の実体験があるからです。


 僕は、今の僕として生まれる前に、千回以上の輪廻転生の経験をもっています。これはかなり多いほうで、非常に古い魂と言われることもあります。


 千回もの人生をすべて覚えているわけではありませんが、記憶している過去世(過去の人生)だけでも30ほどあります。
 男性として生きたこともあれば、女性として生きたことも。時代も場所もさまざまで、もちろん立場もいろいろです。


 僕自身の魂がもっているテーマの影響で、ヒーラーや神官、シャーマン、霊能者といった霊的能力を扱う立場を多く経験していますが、決してそれらばかりではありません。ほかにも、僧侶や修道士だったこともあれば、司祭や司教、王族のための料理人だったこともありますし、海賊や物乞いだったこともありました。


 「前世は……」という話になると、中世ヨーロッパの貴族だったみたいな話をよく耳にするかもしれませんが、それは、その人の変身願望が反映されているのかもしれません。実際は、魂にとっていろいろな立ち位置を経験することが大事なので、中世の貴族ばかりということはなく、誰もが、いろいろな時代、立場を経験してきています。

 そして、自分が記憶している30ほどの過去世のなかには、死後の世界のこと、さらには死のプロセスについても記憶しているものもあるのですね。自分がどういう形で亡くなり、その後、どうやって向こうの世界、いわゆる霊界に渡ったのかという記憶のある過去世がいくつかあるのです。

 その記憶を生まれたときから、すべてもっていたわけではありません。僕の過去世の記憶が戻り始めたのは、20代半ばの頃でした。門脇法子さんのヒプノセラピー(催眠療法)を受けたことがきっかけです。それまでは断片的だった記憶を一気に取り戻したのです。


 当時の僕は、「自分の顔はものすごく醜(みにく)くて、人にはとても見せられないひどい顔だ」という感覚が、日常のふとした瞬間にワーツと襲ってくることがありました。それは、顔を潰したくなるような、とても激しいもので、いったいこれは何なのだろうと思った僕は、ヒプノセラピーを受けてみようと思ったのです。


 ヒプノセラピーでは、悩みの原因を探るために、今世の過去、前世、過去世の出来事へと遡っていきます。僕の場合は、ある過去世のシーンが映画のようにブワッと出てきました。
 そのときの僕は、アフリカ人の女の子で、お母さんから、今でいう虐待のようなものを受けていて、容姿についても「お前みたいなブスは一生嫁の貰い手もないからね」などといつも言われていたのです。


 突然襲ってくる「ひどい顔だ、醜い顔だ」という感覚は、まさにこの時代の僕が感じていたことでした。その過去世を思い出すと、「ああ、なるほど」とストンと腑に落ち、それ以来、「醜い」という感覚に襲われることは一切なくなりました。

 そして、このことをきっかけに「ガイド」と呼ばれる守護存在(守護天使や守護霊)たちと自由自在にコンタクトを取ることができるようになってきて、過去世の記憶にも自分で自由にアクセスすることができるようになりました。


 それまではガイドが突然話しかけてくることをキャッチしたり、僕が感じていることに答えてくれたことを、たまたまキャッチしたりすることはありましたが、今のように自由自在にコンタクトを取ることはできませんでした。


 このときのヒプノセラピーがきっかけで、霊的な感覚がパンッと開き、その過程で思い出してきたことのなかに、死ぬときの記憶もいくつかあったというわけです。

 

(その3へ つづく)

 

本日も拙い記事をご覧いただきまして、

誠に有難うございました。


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