消費税を無理やり上げた結果が、マイナス成長という果実を結んでしまったというニュースが流れている。
なるほど、時の流れは速いものである。
今回も、一部だけを強調する類の「嘘」の報道があるかとも思っていたのだが、
権力に迎合するメディアでさえも、
さすがに自分達のおまんまが食い上げの方向性を直視せざるを得なくなり、
現実の立ち位置の危うさを無視出来なくたった事に気付き始めたようではある。
・・・
それがせめてもの救いでもあるが、
残念ながら・・しかし、時は既に失した。
かつて終戦後あった経済崩壊の混乱まで・・、預金封鎖と新円切り替え、軍票という言わば国債の放棄の再現まで、
そう・・・あと何年・・何か月・・あるだろうか。
当時の敗戦と、更に戦後経済の零スタートの時に耐え得たような、粛々とした日本人の忍耐強さは、今も残っているのだろうか・・・。
実にこころすべき時でなのある。
取りあえず、実際に何か準備していてもおかしくはないが、あなたはどうだろう。
未だに経済アナウンスよろしく借金や、消費を続け、ローンを抱えているのだろうか。
あれが旨いとか、これがかっこいいとか、借金も財産の内だとか、インフレでローンが目減りするとか、そんな悠長さでは峠越えは難しいかもしれない。
今日の明日とは言わないものの、かなり近い将来、確実につけを払う事態が訪れるのである。
目にする嘘八百で飾られた文明の幻想の何たるかを、はっきりと見極めることも大切なことではあるが、出来うる限り気付かぬ人々の発する、混乱する想念と行為の濁流から離れていることが大切である。
そしてそういう時こそ、他者を援けることの出来る精神的余力を残していることが肝要である。
・・そう、これは峠越えの為の1つの秘策となることだろう。
...
国民は、実質税収40兆円ほどの国家財政で、90兆円ほどの予算を組むことの異常さに、
本当に気づいているのだろうか。
2-3年前には800兆円だったものが、今や1100兆円にもなった国債残高の意味を理解しているだろうか。
ああ、それは国の借金だろう?私は関係ないわよ・・・、とは言えないのだが不快だろうか。
確かに、庶民の知らないところで、いつのまにか勝手に、<国民>という他人名義の借金を作っている者たちがいるのだが、
実際は財務省やら公的機関やらの、控えめで伏し目がちではあるものの、そういう事実報道もあるわけであって、それを知らないとは言えない現実があるということに気付かなければならない。要は、小賢しさにはめられているのだが。
国民は、なんともはや苦労ばかりの、情けない親たち・・そんなことであろう。(笑)
国家政府の1100兆円の国債残高の「担保」は、何あろう国民全部の金融資産である。
1300兆円とも言われる金融資産、つまり普通・定期の銀行預金、生命保険、その他の預け入れ資金、そして年金資金までもが「担保」となっているのである!
担保と言えば聞こえが悪いが、実際にそういうことなのだと、知っている人もいるはずだが、騒いでいる経済専門家も少ない・・・というよりはメディアで刺し止めされているということだ。
それは例えば、あなたの定期預金が100万円あれば、その90%までは貸出しができる、あるいは生命保険の自己積立分の9割まで貸し出せますよ・・というあれである。
知っているだろう。
・・・
銀行はデフレという現状と、グローバルなアメリカ資本と競合しないという暗黙のお達しによって、普通に融資する安全でまともな貸し付け先が細ることになり、いきおい、政府の発行する取りあえず安心な?国債で運用することになったわけである。
たった1%でも利子を生めばということで、庶民の預金を国債に<投資>してきたというわけである。
大体20年前から始まって、昨今のように次第に麻痺するのに時間はかからなかったというわけだ。
今現在国債残高が、1100兆円という話だが、どうやってこれを還せるのか?
小学生でもできる計算、1100÷40=27年、年間の国税収入40兆円の・・・実に27年分である。
黙って毎年全てを還しても27年かかるのである。
またそれに、全てを還せるわけもなく、税収の大方が国家公務員、官僚たちの「人件費」つまり生活費に費やされているのである。それが大体30兆円とも言われている。
なるほど、それが全部悪いというわけでもないが、増税するにも何をするにも、いつものその理由づけが面白いのは、社会保障費が肥大したからだと言っていることだ。(大笑)
要は、国民自体の負荷が重いと言っているわけだが、国民の働きで飯を喰えている者が言うべ気事ではないわけで・・・言われている方も、自分のことは思わず、そのことに気付けない人々が多いのである。
重いのは、身体障碍者や弱者、じいさんや、ばあさんを生かすための「社会保障費」だというような言い立てであり、それは実に、事実のごく部分だけ誇張する粗悪な理由づけである。
「われらは東大出でしてね、国民を管理するエリートであって、あなたがた下っ端の庶民が頑張らなければ、こうなってしまうんです。効率化を促すインフラも道路も予算振り分けで作ってあげたでしょう。だからもっと頑張ってください。それに実際我々の生活もままならないのです。だから消費税も上げなくてはならないのです・・」・・と暗に、言っているようなものである。
そういう上から目線の暗黙の指示行為に比べれば、上に言われるとおりに、いつも通りのプロパガンダを流しているメディアや、利益追求だけを鵜の目鷹の目で、常に探している企業などは、まだまだ「まし」であると言わねばならない。
仕組まれた太平洋戦争で負けて以来、
この国が投資と回収の市場にされ、そこで肥え太った豚を飼育・トサツするような仕組みに組み込まれ、長い回収が始まったのはいつだったろうか、
頃合い良しとプラザ合意で為替の保護枠を外され、
その後何十年もアメリカの簒奪の修羅場をくぐりながら、
今までなんとか結果が出ていたのは、生きるために必死な、
馬車馬のような、生きる職人のような、律儀な庶民がいたからである。
・・・
確かに、今まではそういうことであった。
しかしながら、それはもう終わったことに、
あなたもこころの底のどこかで気づいているはずである。
年とは全く関係なく、
もし本当に、それに気付いているあなたは、
もう十分やってきたのだ。
やるべくして人生を生きてきたならば、
自己の苦痛と快楽の、人生のその酸いも甘いもあるその意味に気付いているならば、
これから必然的に起きてくる、この次元でのその卒業の式における、
未だ、何が何だかわからない人々の、阿鼻叫喚の姿を見る必要もないはずである。
これから必然的に起きてくる・・・この次元世界の・・魂の卒業式に、
あなたはどう臨むのだろうか。
本日も拙い記事をご覧いただきまして、誠に有難うございました。
なるほど、時の流れは速いものである。
今回も、一部だけを強調する類の「嘘」の報道があるかとも思っていたのだが、
権力に迎合するメディアでさえも、
さすがに自分達のおまんまが食い上げの方向性を直視せざるを得なくなり、
現実の立ち位置の危うさを無視出来なくたった事に気付き始めたようではある。
・・・
それがせめてもの救いでもあるが、
残念ながら・・しかし、時は既に失した。
かつて終戦後あった経済崩壊の混乱まで・・、預金封鎖と新円切り替え、軍票という言わば国債の放棄の再現まで、
そう・・・あと何年・・何か月・・あるだろうか。
当時の敗戦と、更に戦後経済の零スタートの時に耐え得たような、粛々とした日本人の忍耐強さは、今も残っているのだろうか・・・。
実にこころすべき時でなのある。
取りあえず、実際に何か準備していてもおかしくはないが、あなたはどうだろう。
未だに経済アナウンスよろしく借金や、消費を続け、ローンを抱えているのだろうか。
あれが旨いとか、これがかっこいいとか、借金も財産の内だとか、インフレでローンが目減りするとか、そんな悠長さでは峠越えは難しいかもしれない。
今日の明日とは言わないものの、かなり近い将来、確実につけを払う事態が訪れるのである。
目にする嘘八百で飾られた文明の幻想の何たるかを、はっきりと見極めることも大切なことではあるが、出来うる限り気付かぬ人々の発する、混乱する想念と行為の濁流から離れていることが大切である。
そしてそういう時こそ、他者を援けることの出来る精神的余力を残していることが肝要である。
・・そう、これは峠越えの為の1つの秘策となることだろう。
...
国民は、実質税収40兆円ほどの国家財政で、90兆円ほどの予算を組むことの異常さに、
本当に気づいているのだろうか。
2-3年前には800兆円だったものが、今や1100兆円にもなった国債残高の意味を理解しているだろうか。
ああ、それは国の借金だろう?私は関係ないわよ・・・、とは言えないのだが不快だろうか。
確かに、庶民の知らないところで、いつのまにか勝手に、<国民>という他人名義の借金を作っている者たちがいるのだが、
実際は財務省やら公的機関やらの、控えめで伏し目がちではあるものの、そういう事実報道もあるわけであって、それを知らないとは言えない現実があるということに気付かなければならない。要は、小賢しさにはめられているのだが。
国民は、なんともはや苦労ばかりの、情けない親たち・・そんなことであろう。(笑)
国家政府の1100兆円の国債残高の「担保」は、何あろう国民全部の金融資産である。
1300兆円とも言われる金融資産、つまり普通・定期の銀行預金、生命保険、その他の預け入れ資金、そして年金資金までもが「担保」となっているのである!
担保と言えば聞こえが悪いが、実際にそういうことなのだと、知っている人もいるはずだが、騒いでいる経済専門家も少ない・・・というよりはメディアで刺し止めされているということだ。
それは例えば、あなたの定期預金が100万円あれば、その90%までは貸出しができる、あるいは生命保険の自己積立分の9割まで貸し出せますよ・・というあれである。
知っているだろう。
・・・
銀行はデフレという現状と、グローバルなアメリカ資本と競合しないという暗黙のお達しによって、普通に融資する安全でまともな貸し付け先が細ることになり、いきおい、政府の発行する取りあえず安心な?国債で運用することになったわけである。
たった1%でも利子を生めばということで、庶民の預金を国債に<投資>してきたというわけである。
大体20年前から始まって、昨今のように次第に麻痺するのに時間はかからなかったというわけだ。
今現在国債残高が、1100兆円という話だが、どうやってこれを還せるのか?
小学生でもできる計算、1100÷40=27年、年間の国税収入40兆円の・・・実に27年分である。
黙って毎年全てを還しても27年かかるのである。
またそれに、全てを還せるわけもなく、税収の大方が国家公務員、官僚たちの「人件費」つまり生活費に費やされているのである。それが大体30兆円とも言われている。
なるほど、それが全部悪いというわけでもないが、増税するにも何をするにも、いつものその理由づけが面白いのは、社会保障費が肥大したからだと言っていることだ。(大笑)
要は、国民自体の負荷が重いと言っているわけだが、国民の働きで飯を喰えている者が言うべ気事ではないわけで・・・言われている方も、自分のことは思わず、そのことに気付けない人々が多いのである。
重いのは、身体障碍者や弱者、じいさんや、ばあさんを生かすための「社会保障費」だというような言い立てであり、それは実に、事実のごく部分だけ誇張する粗悪な理由づけである。
「われらは東大出でしてね、国民を管理するエリートであって、あなたがた下っ端の庶民が頑張らなければ、こうなってしまうんです。効率化を促すインフラも道路も予算振り分けで作ってあげたでしょう。だからもっと頑張ってください。それに実際我々の生活もままならないのです。だから消費税も上げなくてはならないのです・・」・・と暗に、言っているようなものである。
そういう上から目線の暗黙の指示行為に比べれば、上に言われるとおりに、いつも通りのプロパガンダを流しているメディアや、利益追求だけを鵜の目鷹の目で、常に探している企業などは、まだまだ「まし」であると言わねばならない。
仕組まれた太平洋戦争で負けて以来、
この国が投資と回収の市場にされ、そこで肥え太った豚を飼育・トサツするような仕組みに組み込まれ、長い回収が始まったのはいつだったろうか、
頃合い良しとプラザ合意で為替の保護枠を外され、
その後何十年もアメリカの簒奪の修羅場をくぐりながら、
今までなんとか結果が出ていたのは、生きるために必死な、
馬車馬のような、生きる職人のような、律儀な庶民がいたからである。
・・・
確かに、今まではそういうことであった。
しかしながら、それはもう終わったことに、
あなたもこころの底のどこかで気づいているはずである。
年とは全く関係なく、
もし本当に、それに気付いているあなたは、
もう十分やってきたのだ。
やるべくして人生を生きてきたならば、
自己の苦痛と快楽の、人生のその酸いも甘いもあるその意味に気付いているならば、
これから必然的に起きてくる、この次元でのその卒業の式における、
未だ、何が何だかわからない人々の、阿鼻叫喚の姿を見る必要もないはずである。
これから必然的に起きてくる・・・この次元世界の・・魂の卒業式に、
あなたはどう臨むのだろうか。
本日も拙い記事をご覧いただきまして、誠に有難うございました。
そうですか。でも、それは問題ではありませんね。
こういうシステムの社会で生きているからには、そういうテーマは沢山落ちています。
でも、・・・抱え込んでいる・・という「思考」、観念からくる「重さ」こそが余計なものです。
その重さを・・どこかいつも感じながら、家族がギクシャクしたり、ちょっとでも経済が・・どうの・・という風潮に不安がったり、そんな風に傾かない様に、こころを観つつ、統御する為の教材のようなものでしょう。
生きていることの本質を感じれば、本当は・・そんな外側のルール等は「だから・どうした・・」という風に、軽く対応する類のものです。
嫌々「抱える」のでなく、うまく「使っている」のだという、事実のほうに、こころの焦点を合わせると好いと思います。
ありがとうございました。
この世界は色々なことがあり、一々対応していればこころが疲れるわけですが、
それは、こころの修練をさせていただいているようなものです。
・・・
自分のこころの動きや反応を、「あらら・・」という感じでもいい、そのこころを観ていることに、気づくことが大切ですね。
例えば、台風の中心は静かなものでしょう。