気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

魂:活動する想念

2022-03-27 06:15:03 | 意識の科学(総合編)

私個人、わたしなどと呼ぶ「主体」は想念である。

想念とは様々な想い・思考・記憶という活動する波動である。

想い、思考、イメージ、記憶、その再生という働きを、

いわゆる精神の働きというが、

その精神・活動する想念こそが・・「魂」というものだ。

 

その活動する想念すなわち魂は・・波動である。

波動は様々な形を創り上げ、記憶をし、それを再生し、

肉体経験を重ねながら、新たなイメージを追加しつつ成長してゆく。

そうではないか?

人の幼いころからの成長も、そうであったはずだ。

 

あなたの・・私は・・という主体感覚は・・想念によって生じている。

私は・・男だ、女だ・・わたしはあれが好きだ、こういう経験がある、

こういう経歴の持ち主だ・・などと言う「自己認識」によっている。

 

その根本にあるのは・・意識・気づいていること・・そのものであり、

その気づいている・・意識・・から・・

その気づいている対象への認識が生まれる、

そして、それらの対象認識の集合形が「想念」の束である。

 

束になって記憶された想念、膨大な想念の活きた記憶・・

それが個性ある「魂」・・といって良い。

あるレベルから言えば、あなたは想念の束・活きた記憶の集合形、

すなわち魂なのである。

 

 

今までの、いわゆる3次元的世界、

「肉体」を自己の本質とみなす存在の集合世界では、

 

肉体を経由した五感の知覚・痛覚・圧力などに気に取られるあまり、

自分は肉体であるという錯覚が真実とされ、

ちょっと深く認識したとしても、

その中枢たる頭脳である・・という錯覚で終わり、

結局、私とは身体であるという信念が出来る。

しかしながら、偶然生まれて死んだら終わり・・

現象としての肉体を・・わたしだ・・と認識することも、

そう自覚し、イメージする「想念」によっている。

そして、その想念も頭脳が作ると「思う」のだ。

くどいようだか、そう「思う」・・のである。

 

再度言うが、想念とは・・その時々の突発的な想いではなく、

それらが無数に集合・組み合わさったもの、続く記憶の連鎖であり、

物理科学的な認識で言えば、まごう事なく・・「波動」なのである。

 

魂は、意識より生じる想念の集合形、個性ある意識活動の記憶である。

また魂は・・

波動であるがゆえに・・情報(想い)が載っている。

波動であるがゆえに・・記憶があるのだ。

波動であるがゆえに・・想いの共感・共鳴が起きるのだ。

 

また波動であるがゆえに・・

時間・空間を超えて伝播するし、

そっくりそのまま転送・転移も行われる。

 

これは「魂」の・・生まれ変わりと言われるものである。

つまり、個々人の魂、根源から派生した個性ある意識は、

途切れず・・時空間、次元を超えて連続するのだ。

根源から派生した波動は、大いなる拡大をしながら、

全ての領域に伝搬するのである。

意識があり、それに気づいている者を人という。

人は、様々な波動域を経験しつつ成長拡大するのである。

 

あなたが・・・

観ている宇宙には、何兆もの銀河がある。

その銀河の中には・・数えきれない星々がある。

無数の・・文字通り無数・無限の世界があるという事は、

いったいどういう事だろうかと・・もう気づいて良い時期。

いや、想い出してよい時期なのだ。

 

 

この写真は、今いる時空から見た天の川銀河のほんの一部である。

私たちが認識する無限宇宙の一端、

認識する「対象」(宇宙)が無限なのは、

真のわたしたちが・・無限であるからに他ならない。

 

悠久なる旅のひと時に

 

 

本日も拙い記事をご覧いただきまして、

誠に有難うございました。

 

 

 

 


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