気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

悟りの道標(6)われ空なり、空われなり

2016-06-03 06:52:52 | 人間とは何か
わたしとは何か?

その問いかけをしているのは、<誰>だろうか。

その<誰か>・・こそが、求めたい答えであるが、

実はこの答えを真摯に求めてゆくと、

わたしは肉体だ、いや思考だ、いや霊だ・・・高次元生命体だ、

またそれ以上だという風に認識が広がってゆく。

これは「意識の拡大」と言って良いものだ。

そうしてそれが無限大に極まると、反転し、1点に縮小することになる。


無限小の1点・・それは空(くう)であり、それはまた無限大の空(くう)だ。

あらゆる全て、・・それが空(くう)


3次元的観念では意味不明であり、思考では思い描くことが出来ず、

言葉(言霊)を通じて、その波動を直観で感じる以外にない。


色即是空、

空即是色、


3次元的観念では意味不明であり、思考では思い描くことが出来ず、

言葉(言霊)を通じて、その波動を直観で受ける以外にない。

ところで、実際に我々の身体は原子で作られているわけで、

その原子の構造と来たら、ほとんどが空間で、陽子や中性子、さらに電子などは、

ほとんど微細な運動エネルギー小片でしかなく、

つまり肉体そのものも、99.99・・9%は空(くう)なのである。

科学的な解釈から言っても、我々の身体はそのほとんど・・ほとんどが空(くう)なのである。


エネルギーや物質形態がある場合には、その物体の相対的な<間>が観測されるために、

それを<空間>といっているが、その間・・元は全て<空(くう)>なのだ。


始めに言霊(ことば)ありき。

充満せる空(くう)の中に、意識と意図の、微小な揺らぎが生じ、

渦を巻き、エネルギー、波動として多次元的森羅万象が映しだされる。



それらは大いなる「意識」と「意図」でおりなされる「宇宙」を創り上げている。

オー、マイ、ゴッド!

・・・

元に有るのは・・空(くう)、時間も空間も、次元もない空(くう)、

だからこそ、それは「無限」なのだ。

我々は、いや何もかも、全て空(くう)より生じ、空に帰す、

空(くう)に帰し、空(くう)より生ずる・・無限・・そのもの。




空(くう)には大きさもなく、時間もなく、エネルギーもなく、

また空(くう)であればこそ、エネルギーが生じ、空間、時間が生じるのである。


当然言葉説明でしかないが、

「わたしは何か?」と問いかけているのは、

そして、わたしは何だろう?・・えー、そういえば何だろうか?

なんでだろう~、なんでだろう~♪(笑)

と問いかけているのは、実際・・・空(くう)自体である。

つまり無限そのものが、わたしはあれだ、これだ、いやそれだと、

無限そのものを問いかけ、それを経験しているわけだ。

それが宇宙だ。

それが、あなたであり、

そして、わたしである。


・・・

身体は・わたしではない、

身体は空(くう)に浮かぶ、意識と意図というエネルギーでしかない。

思考も・わたしではない、

思考は空(くう)に浮かんではきえる雲のようなものだ。


翻って、人類にとって、大騒ぎで刺激的な、喧噪の世界はもう十分に過ぎた、

外側の細かな枝葉で遊ぶ時代は既に過ぎ、

逆に、静かに端坐して、自らの内面を観る時期にある。

ただ、在るがままのわたし・・無限を内蔵する、自らを観る時に至ったのだ。


今は、これからは、そういう時代。

すでに始業ベルは鳴っている。


様々な古い虚妄の観念をきれいに洗い流す時間のみが、

今少し、人類に残されている。

残された時間で清掃が終らなければ、

親愛なる地球の勇断で、それをきれいに洗い流す事になるだろう。






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