気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

意識と物質

2022-06-01 05:22:41 | 空(くう)の話

我々が観て体験している世界は結果に過ぎない。

科学では、すべての物質つまり知覚対象物、環境は粒子で出来ているとされる。

物質は、粒(つぶ)、形、そしてその動き・運動である。

自分の身体、環境物、あらゆるものは物質であり、粒子のあつまりだ。

そのもっとも基本となるものを素粒子といい、

量子等とも言われる。

 

それらはわたしたちと無関係にダダ存在しているのではなく、

我々の意識の・・知覚している物なのである。

単に・・物質がそこにあるのではなく、

我々という・・・意識が・・

気づいている・知覚している対象であり、

物質そのものが・・勝手にあるのではない。

 

意識が無ければ・・物質は存在しないということだ!

意識が・・物質を生み出しているともいえるのである。

 

ここのところをよくよく理解しなければならない。

 

量子力学で言えば、

観察することで波動が崩壊して粒子になる。

波動は・・物質の未分化の姿であり、

いわば空(くう)に起きる意識のゆらぐ波動である。

 

意識によって空(くう)に波動が起き、

それが観察・知覚対象となっている。

それを世界という。

それぞれの個別の意識が集まって、

この地球のような集合意識世界となる。

しかしながら、

主体は・・それぞれの意識であって、決して集合全体ではない。

個々の意識は縛りなく、完全自由自在である、

なぜならば、個々の意識は神の意識でもあるからだ。

 

・・・・・・

観察があるからこそ・・そこに物質が出現している。

観察が無ければ・・どんな物質粒子もない!

これは難しい科学の実験の1コマではなく、

あなたやわたしたちの生きて在る状態なのだ。

 

ここは何度も何度も言わねばならないところでもあり、

何度言ってもなかなか理解できないところでもある。

 

自分が、

無数の物質の集合形の中にいる、

その1つの肉体であり、物質であると考えている限り、

到底理解できるものではない。

 

この低次の物質観念世界の常識のように、

あなたが肉体であるならば、

 

目の前にある、周囲にあるこれでもかというほどの物質が、

重く、硬く、なかなか自由にならない状態で、

それで押しつぶされる感覚を持つことで、

それが実は・・・逆に・・

「意識」である・わたし・の創り上げるものだということが、

どうしたって理解できるわけはないのである。

 

わたしは肉体ではなく・・意識である・・

その自己認識に至らなければならない。

 

あなたが気づいているから・・世界があるのだ。

世界があるから・・あなたがいるのではない。

 

今生きて在る状態において、

日常のあり方そのものの中で、

今在るこの瞬間・瞬間において

そのことを確認することが何よりも大切である。

・・・・

古い重く冷たい常識という観念世界、

テレビやメディアで繰り返し塗りたて上げる、

品のよさげな嘘の世界、

地上の獄舎のような世界、

それがようやく具体的に壊れ始めているのだ。

そう、

嘘嘘・嘘だらけの世界はもう壊れなければならない。

地獄にしがみつく必要もありはしないではないか。

 

意識であるわたしたちが、

わたしたちのそれぞれの信念に従って体験をする・・。

これが人の意識における法則なのである。

自分で引き寄せる・・のだ。

 

信念とは・・意識上に占有する主たる想念であり、

いわばその信念状況・波動状況に従って、

いわば自己の・・意識のシナリオに従って、

諸次元世界の物語を体験しているのだ。

 

自分が肉体であるという騙しの観念のままこの世を去れば、

ちょうどその信念に波動共鳴する世界に再び出現することになる。

同じような観念・理解・想念のままでは、

また同じような体験世界を味わうという事だ。

 

憤りや苦しみを味わいたい意識・魂の群れ集う世界が、

実にまれな、この地上世界であった。

誰でも幸福でありたいと望む状況の中で、

雄々しき魂たちであったと言わねばなるまい。

 

今この世界にいて、この表現文、想念に接しているあなたは、

もう理解していることだろう。

 

朋よ・・もう、不幸や不和、嘆きや不信の大量生産、

洗脳され、繰り返し刷り込みされた観念プログラム、

それは十分に過ぎてしまった。

 

とうとう地獄の蓋が開き、全てを放出・放棄する時が来た、

古い観念世界がガラガラと音を立てて壊れている。

 

その時が来たのだ、

どんと底から這いあがる時が来たのだ。

此処にいる多くの魂以外に、

これ以上の有資格者が・・この宇宙にいるだろうか?

 

もう、壊れている世界に未練はなかろう。

 

喜び、楽しさ、ウキウキしたこころ、

意識の豊かさに応じた、豊かな環境世界

人と人が皆親しくお互いを思いやる世界、

まことにまことに、生きやすい世界、

 

それをはっきりと選択し、

繰り返し繰り返し・・その真実を、

意識・マインド・言葉・表現で物語化してゆこう。

 

他者を動かすのではない、

誰がやる??のでもない、

皆がやれば・・ではない・・他者依存ではない、

その主体は・・それぞれ・・あなたやわたしたちだ。

 

 

古代からあるこの太極図は、

空(くう)に生じる微細なゆらぎ、意識の波動、

回転するエネルギー、物質の素を示しているようでもある。

 

本日も拙い記事をご覧いただきまして、

誠に有難うございました。