Go The Distance!

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ウッドキャビンの部屋にようこそ!

そこに坂があるのなら

2009-05-08 22:05:09 | 
5月某日



こちらロッテデパート。でかいです。

プ~さん市内の坂に行ってきました。
この山、観光地としても有名な場所。

最近、わかったのですが、
かの地では

山の上まで道を作らない

ということ。

山はハイキングのためにあって、車(自転車でも)で登るところではない
ということらしいのです。

合理的なかの地の人々の考え方らしいなと思いました。

以前、取り上げたチョイ坂
山の中腹に公設のキャンプ場があるため道がありました

かの地はほとんどが山地ですが
山の谷間を縫うように道が走っていて
いわるゆ「峠道」はほとんどありません

今回訪れた山は
遺跡が残っているため
観光施設の一環として道も整備されている
ということなのです



地図を見ながら目指す山を探していましたが
ショップで「坂情報」も聞いてみよう!

ということで先日訪れたショップに行って話しを聞くと…

ウッディ「○×山に行きたいんだけど…」
ショップの方「あぁ、ここから30分ほどだよ。観光?」
ウッディ「地図で見ると坂っぽいから登ってみるよ」
ショップ「!!!???」
ウッディ「どうしたの?」
ショップ「あんなところ自転車で登る人いないよ!」
ウッディ「道路の状況がよくないの?ダートとか?」
ショップ「アスファルトだけど、観光地だから車も多いし、道幅は狭いし、車は飛ばすし、キケンだよ」
ウッディ「あ…そう…。距離も長いの?10キロぐらい?標高は?」
ショップ「いや、3キロぐらいだよ」
ウッディ「3キロ?!」
ショップ「それって、『3キロも』ってこと?『3キロしか』ってこと?」
ウッディ「3キロしかだよ。日本では10キロ以上の距離で標高700メートル以上の山(ヤビツ峠)によく登っていたんだけど」
ショップ「!!!☆○△□!!!」
そんなやつは見たことない!ということでした。
ヒルクライム自体の認識があまりないので、この手の反応にはもう慣れました

アンタネジユルンデルヨ

っぽいこと言われましたが、まあ、とりあえず山の麓まで行ってみようということで再出発!

…が、道がワカラン
プ~さんではアッチコッチで新しい道が作られているらしく地図が役に立たない
らしいのです

早く教えてくれ!

近くまで来たと思うのですが、どうにも山の入り口が見つからない…
あきらめて帰ろうかと思っていた時
MTBバイクショップを発見
ダメモトで道を聞いてみると…
なんとショップ内にローディーがいらっしゃるではないですか
しかもこの青年、英語が話せる
山に登りた~いってことで話をすると

「案内するからついておいで」

と嬉しい申し出!



言われるがままWILIELの青年の後をついていきます



おぉ!目の前に見える山がそうらしい!!!
…と青年の肩が揺れます
大丈夫か



「本当に登るのかい」
と再三聞かれましたが、「行ってみるよ」と
応えると
「ぼくはここまでだ。がんばれ!」
ってことで別れ際に熱い握手をかわし、パチリ
ありがとね、かの地の青年!
とってもステキなナイスガイでした



登りはじめて1キロほど
いい感じで緑のシャワーの中を抜けていきます
イイジャナ~イ



斜度は10%前後でしょうか
なかなかの傾斜ですが、アスファルトの状態は驚くほどイイ
(あくまでプ~さん市内の道と比べてですが…)



ただコーナーは結構キツイです
道幅も狭いのでよろけて落ちると
マッサカサマァ
です



ガケ注意の看板も



ラスト数キロ
残念ながら展望が開けることはありませんが
自転車登れる坂
としては状態は今までの中で一番イイです!



山頂でパチリ
あんまり嬉しかったので2本登っちゃいました
ちなみに距離は4キロほど
高低差は360m前後かと思います



さらに上へと登れるのですが
この道じゃ、さすがにロードじゃ無理…
だからMTBが売れるのかな



ここに行き着くまでには
鉄板の道を通り…



バックトゥザフューチャー3なみの
キケンな踏み切りを通り…



未舗装な道を通り…



オートバイ(メットなし)のニイチャン、オネエチャンたちと並んで走り…
行くのですが

それでも
それだけの価値がある坂でした

もうかの地で暮らす以上

この街を
この道を

好きになるしかないもんね!

そこに坂があるのなら
どこへでもいきまっせ

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2 コメント

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Unknown (ほんまぁ)
2009-05-10 20:11:16
かの地の坂事情、かなり厳しいですね…
ちなみにJAPANは坂真っ盛り!先日も非公式ISOYAヤビツ祭りが開催され、総勢8名で登ってきました!wakiさんに煽られながら登ったのが良かったのか、ついに37分台前半まできました。もう少しで夢の36分台、富士ヒルクライムに向け、準備が整ってきています!
ちなみに来週末は念願の佐渡ロングライドに参加してきます!
Unknown (ウッドキャビン)
2009-05-10 22:25:03
>ほんまぁさん

37分台!?
おめでとうございます。
今の時期でそのタイムなら夏には確実に35分切りでしょうか。

お話した通り
こちらの坂事情は…
日本にいた時よりも登りの力は落ちていると思います。
100キロほど北上するといい坂(山)があるらしいのですが、1泊しないと無理っぽいですね。

佐渡もがんばってください!

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