『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

「カエル踊り」と足鈴

2024-05-15 08:21:48 | ギター

きのうは
出勤途中に
郵便局に寄って、
修復を終えたルネッサンスギターを
依頼主様へ配送させて頂いた。

製作者としては
一年半ぶりに
「嫁入りした娘」が
帰省してきたような感じで(笑)、
丹精こめて仕上げた楽器を
懐かしい思いで手に取らせて頂いた。

ヘッドの剥離を
無事、修復し終えて、
ナットを新調して、
整音作業も行ったが、
弾き込んでくだすった為か
出荷時よりも音が抜けて
軽快なサウンドになっていた。

ローズ(薔薇窓)のオーナメントが
内側で剥離していたので、
その部分を再接着し、
再度、表面板に1000番の
ペーパーがけをしてから、
ボディ全体にリンシード(亜麻仁油)を
再コーティングさせて頂いた。

完成当時の試奏
『エスパニョレッタ/G.サンス』
https://www.youtube.com/watch?v=C_0-n1MN7nk

**

3.11の頃に作った
不出来の楽器を解体して、
新たなパーツで組み立ててみた。

音は、まずまずで、
以前の塗装跡を少し残して
オイル・コーティングしたので、
図らずも「ヒストリカル」仕上げのような
風合い感がでた(笑)。

これはこれで、
廉価で買い求める方が
おられるかも・・・
なので、もすこし装飾を施して
デモ音源をアップしたら
ヤフオクに出品したいと思う。


**

きのうは、
予約生徒が二人も欠席したので、
ただでさえ少ない新学期の予約者が
ひとりだけになってしまい、
まるまる5時間も
空き時間になってしまった。

音楽療法も手掛けているので、
こういう時は、有難く、
アナリーゼ(楽曲分析)や
練習に使っている。

きのうも
まだ弾いたことのない
17世紀の作曲家ガスパール・サンスの
『カナリオス』の勉強をした。

楽譜は様々あるが、
ルネッサンスギターで演奏しようと
同じ4コースである
ウクレレのタブラチュア譜面で
アナリーゼ/練習を行った。

*

YouTubeには、
当時のスタイルで
舞踊を再現したものが
いくつかアップされており、
楽曲の雰囲気をつかむのに
おおいに参考になった。

スペイン沖のカナリア諸島の
伝統音楽なので、
フラメンコにもある
クロス・コンパス(6/8+3/4)
のフレーズの切れ目で、
手拍子が二拍入る。

なので、その部分に
鈴の音を入れてみようと思い、
帰路、ダイソーに寄って
オモチャを二つ買ってきた。

つま先に嵌めて、
シャンシャンと鳴らしながらやると
いかにもルネッサンス舞踏らしい
雰囲気がでて、佳かった。

ただ、あんましやってると、
脚がつりそうになった(笑)。😂

この曲想が使われている
ロドリーゴの
『ある貴紳のための幻想曲』も
ゆんべは寝しなに
4人ほどの演奏を聴いた。

フルートの名手
ゴールウェイの編曲版は
特に、心に響くものがあった。

楽譜もあったが、
6500円と高額なので、
参考文献にするには
ちと値が張るなぁ・・・。🥲



***

退勤路にお散歩コースの
原っぱ前を通ったら、
ニョッキリとアスパラちゃんたちが
あちこちに生えていたので、
カラスノエンドウが繁茂してる足元を
藪漕ぎをするような恰好で
ポキポキと二、三本、手折ってきた。

新鮮な採りたてを
カミさんと半分こして
夕餉に菜として頂いた。

雑草に紛れて
たくましく育っている
その生命力を
お裾分けしてもらっている。


**

帰宅したら、
Amazonから
木製レリーフが届いていた。

これは
アラベスク(唐草模様)の部分を
糸鋸で切り抜いて、
ブリッジの両端に
ムスターシュ(飾り髭)として
装飾に使うつもりである。



**

『ハピバスデ』メールを
見逃していたという
ミカちゃんから、
リク坊のお誕生日の様子が
たくさん送られてきた。

パパ・ママに愛され、
すくすくと
利発に成長している
わが孫を見るにつけ、
ジイジも再会するまで
元気にしてなきゃなぁ・・・と、
自戒させられた。



4つになって、
面立ちが
キリッとしてきて
(大阪弁ならシュッとしてきて)
なんだか、イケメン坊やに
なってきた(笑)。


 


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