『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

年度末

2020-02-29 08:20:00 | 仕事
首相の独断による
突然の「休校」要請によって、
全国的に現場パニックを
巻き起こしている。

今日は
「うるう日」の
エクストラ・デイである。

ウィキってみたら、
英語で「うるう年」は
「leap year/intercalary year」
「平年」は
「common year」
と言うようだ。

「うるう」の漢字「閏」は、
常用漢字にないので
仮名読みにするようで、
その読み様は、
「閏」と「潤」を混同して
“うるおう”という読みが
訛ったものだという。




「うつ」で希死念慮を抱いていた子が
半年間の通院とカウンセリングで
どうにか完全寛解に至ってくれて
嬉しく思っている。

来週から一斉休校になるので、
昨日は卒業前の最後のカウンセリングで
安全を確かめられて
ホッとしている。

高校進学後に、
万一再発した場合の自助方策も
何度も念を入れて心理教育してきた。

この25年間で、
「癒されても治らない。
 治っても助からない」
という
セラピストとしての
経験則がある。

小4から高1まで、
6年間も慢性頭痛と
希死念慮を抱き続けてきた子が
通院とカウンセリングによって
それらが改善して、本人・親からも
感謝されたが、3年間カウンセリングを
やったにも関わらず、卒後7年して
自助できずに自殺してしまった。

「治っても助からなかった」
ケースである。

神ならぬ身なので、
7年後の再発や自殺まで
予想も予防もできなかった
己れの未熟さを責めた。

その後も、
勤務高の生徒が立て続けに
誰にも相談することなく自殺したので、
生徒集会において
『相談できるスキルを持とう』
という話をして聞かせた。

「いじめ」や「うつ」などでは、
親にも誰にも心配かけたくない、
という「いい子ちゃん」心で
黙って死んでいくケースが多い。

ことに、
「頑張れ」と励まされるほどに、
「頑張りたいけど、もう頑張れないから、
ごめんなさい」
と遺書を残して死んでいく。

自分も「うつ」持ちなので、
その心理はよく共感できる。




生徒と教員で
団らんで食べていた
給食スタイルが
コロナのせいで、
教員は職員室で、
ということになった。

味の薄い冷めかけの定食でも、
みんなでワイワイ言いながら
食べていたからこそ
味わいもあったというものである。




晩には、
「昭和ラーメン」で
ちっと癒された。

お婆ちゃん一人で
51年営んできて、
来月、閉店するという店を惜しんで
仕事帰りによく寄っている。


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