『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

ほろほろほろびゆくわたしのあき

2023-10-26 08:43:30 | 季節

 

きのうから
ソーちゃんの竜王戦
『第三局』が始まった。

ここまで、
七番勝負で「2-0」で、
きのうの「封じ手」の時点では
「52-48」とほぼ互角だったが、
解説者によれば、後手の方が
勝てそうな駒の配置だ
という予想だった。

今日の夕刻頃には
決着が尽きそうだが、
ちょうど、退勤時にもあたるので、
車中でスマホ中継をつけながら
帰ってくることになりそうだ。

***

旧暦の「霜月」(11月)から
暦のうえでは冬なので、
秋も深まってきた。

ちょうどこの頃に
毎年、掛けるのが
34歳になった長男のフミが
字を覚えたばかりの頃に
書かせた山頭火の句である。

この頃に時折降る
「秋雨」を端渓硯に受けて
松煙墨を磨って
象牙の筆で書かせたものである。

「た」の字が抜けて
「これがホントの『たぬき』だぁ・・・」
と、親子して笑ったものである。

山頭火の自由句には
俳味があり、侘び寂びも感じられ、
それが、幼児の外連味のない
遊び字の書と巧みに融合している。

**

玄関室礼を
遅まきながら
「神無月」に改めた。

カミさんが日曜に
お友達の「&ー」さんと
山形の川西ダリア園に行ったら
「ご主人のお土産に・・・」
と、大輪のものを
3本買って下すったという。

かつては、
同じテニス倶楽部に所属し、
何度もダブルスのペアを
組んだこともあり、
コンサートのたびにも
足を運んでくださるので、
ありがたいお仲間である。

*

ソーちゃんが
八冠を達成し、
竜王戦の防衛の真っ最中なので、
応援もかねて
「逆さ馬」の駒をも飾った。

その意味を調べてみたら、
「うま」の反対が「まう」で、
「舞う」に通じるもので
縁起がいいという。

たしかに、
『駒が舞う』という
将棋漫画が昭和の頃にあった。

画像ソフトの
「反転」機能を使ってみて、
基の「馬」を再現してみたら、
立派な書体だった(笑)。


***

オフ日のきのう。

棋戦の昼休(ちゅうきゅう)に
散歩&夕飯の買い出しに出た。

減量中なので、
お昼はバナナと柿くらいで
すまそうと思って
家を出ると、
国道沿いにあったラーメン店の
「ロクマル」が、いつの間にやら、
「町田商店」に変わっていて驚いた。

野田店には
オープン時に、
ひやかしで行ってみたが、
まさか、近所にも出来るとは・・・。

生来の「新しもの好き」で、
ちょうど正午過ぎの
時分時だったので、
吸い寄せられるように
ふらふらと入店してしまった。

(減量は、どーなった、おい!)
という良心の声は
ガン無視である(笑)。

最近の店にありがちかな、
店ん中のスタッフ全員が
挨拶からオーダーから
がなりあって
それはそれは喧噪で
耳障りであった。

活気と繁盛感を演出し、
自分たちのモチベーションも
鼓舞させようという
オーナーの戦略なのだろうが、
落ち着かない事、甚だしい。

野田店での
印象をすっかり忘れていたが、
ラーメンは太麺で
スープは濃いが旨味が乏しい。

半チャーハンは
まずまずだった。

ラーメン屋なのに
また、食べたいと
思う味ではなかった。

すぐ近所には
『丸源』がある。

ここも、
一度味わって、
もうけっこうだった。

でも、全国では
上手いチェーン店として
トップだというから、
なんだかよく解らない。

いつだったか、
ローカル・チェーンの
「幸楽苑」の凡庸な味をディスったら、
カミさんから
「美味しいと思ってる人もいるんだから、
そいうこと言わないの」
と、嗜められた。

自分や息子たちは
好みの味らしい・・・(笑)。

なので、
これからは
「あたいの口には合わない」
と、言うべかねぇ・・・(笑)。

**



イスラエルによる
ガザ地区への無差別空爆で
子ども達が2000人以上も亡くなり、
病院が電源ロスして、
新生児たちの命も風前の灯だという。

ネタニヤフらシオニストたちの
狂人連合は、パレスナ人を
殲滅するのが目的なのである。

それは、もはや
戦争ですらなく、
ホロコーストという
立派な犯罪である。

今回のハマスの急襲も
諜報機関が無能過ぎた事や、
強固であるはずの検問所が
簡単に破られるなど、
シオニストたちと内通しての
自作自演が疑われている。

その結果、
6000人以上もが
犠牲になっているから、
まさに、狂気としか言いようがない。

ネオコンらも
ありもしない大量破壊兵器の存在を
でっち挙げて、イラクを空爆し、
100万人以上も犠牲者をだしたが、
彼らは、ケロッとしている。

So what?
(だから、なに?)
と平然としているから、
同じ心の通った人間とは
思いたくない。

かつて、日本においては、
一般市民も家内工業で
武器を作っているから・・・
という大義名分で、
東京大空襲の絨毯爆撃を行い、
非戦闘員である10万人を
殺戮した国である。

そして、
早く敗戦を認めさせるのと、
仮想敵国のソ連への威嚇の為、
2度も核兵器を使用して、
一般市民を標的とした。

元々の由来が、
ネイティヴ・インディアンを
大虐殺して1700年に建国した
歴史の浅い「野蛮国家」なのである。

敗戦国の日本は、
占領政策で骨抜きにされ、
一部のA級戦犯たちは
売国政策に協力する事で
罪を免れ、国内での蓄財と
権力を持つ事を許された。

それが、現自公政権に
脈々と続いており、
「親米」ではなく「従米」という
国家アイデンティティ喪失状態が
長々と続いてる。

**

別視点から考察すれば、
今の世界の無茶苦茶さは、
環境フィードバックによる
「外力」なのかもしれない・・・
と思うこともある。

小さな水槽のなかで
微生物の繁殖を観察をしていると、
小個体群が環境内から
生育に必要な資源を利用し
盛んに増えるが、ある一定数になると
頭打ちになって、その増加はストップする。

場合によっては、
環境内の汚染から
個体数が漸減したり激減する
という現象もある。

原発汚染水まで
「母なる海」に垂れ流して
平気の平左でいるまでに
人類は精神性が落ちぶれている。

奇しくも、
キシダが国会で
「経済! 経済! 経済!」
と連呼したように、
いまだに、「ゼニカネ」至上主義で
国の中心が動いているかと思うと、
暗澹たる気分にさせられる。

















 


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