『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

日々、是、散歩

2018-08-22 06:10:00 | 風景
来週の月曜から
いよいよ二学期が始まる。

今週いっぱいは、
小学生のように
残った夏休みを
満喫しようと思う。

きのうは34℃、
きょう、あすは、
37℃の猛暑日に逆戻り
という。

なんという、
キビシイ残暑だろう。



おもわず、
イヤミが
頭に浮かんだ。





散歩を飽きないように、
いろいろとコースを変えるが、
アスファルトの直線道は
つまらなく、ついつい、山頭火の
「まっすぐな道でさみしい」
という句を思い出す。

近所の
ノウゼンカズラの乱れ咲きに
すごいなぁ・・・と、
よそんちの家庭菜園のアスパラ放置は
もったいないなぁ・・・
代わりに収穫したいなぁ・・・と、
情動的感興を伴いつつ
てくてく無為に歩いている。

散歩の「散」は、
「気が散じる」という
効用もあるのだろう。

「気が寄る」と病になる。

昨今では、
「気散じ」より
「気晴らし」のほうが
メジャーになった。

心理学的には
ストレス・コーピング(対処)
と言う。





きのうも
カマキリがラーメン店の
駐車場に転がっていて
「おー! マンティスだー!」
と覚えたばっかりの
英名が口から出た。

二日つづけて、
偶然かもしれないが、
なんで、猛暑日に
熱したアスファルト上に
ノコノコと出てくるのか
動物生態学的に疑問が生じた。

郊外なので、
近くにいくらも
草むらがあるというのに・・・。

繁殖活動期は9月頃からというが、
産卵行動は気温低下により
リリース(解発)されるというので、
猛暑後に数日間の涼しい日があったので、
生物時計が狂って異常な多動行動が
頻出しているのか・・・と、
類推してみたが、
あまり尤もらしくもない。

いちばん、
それらしいのは、
我が家のように
庭樹にたかっていた個体が
車の屋根などにひっついたまま
店の駐車場でポトリと地面に落下した、
というのが真相であろう。

***

きのうのは、
前日のよりひと回り小さく、
完全にお陀仏状態だったので、
せめても草むらにでも
葬ってやろうと思って
拾い上げた。

途中、
暗渠の孔があったので、
そこに落として
濁り川→阿武隈川→太平洋へと
水葬してやろうかと思ったが、
夏場のアリの餌として
「捨身」「献体」してやろうと
草むらの地面に置き去りにした。

茶色の種名を調べてみたら
一般に小ぶりなものは
「コカマキリ」と言うようで、
よく見る大型緑色のは
「オオカマキリ」と言うそうだが、
それにも褐色型がいるという。

英名の「マンティス」も
二日続けての邂逅だったので
覚えてしまった。













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