『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

自殺増加

2020-11-25 06:02:00 | TV・ドラマ
今朝のNHKニュースで、
「子どもの自殺増加」を
報道していた。

このコロナ禍中の
4-10月までに、
小中高生が
246人も既遂しており、
例年の30%増だという。

防止対策として
専門家が奨めるには、
Tell(伝える)
Ask(尋ねる)
Listen(聴く)
Keep safe(安全確保)
の「TALK」が肝要だという。

我われSCも
日常の臨床で、
「死にたい」という
生徒たちの生声を
毎日のように聴いている。

自傷や未遂で
留まってくれてはいるが、
片時も油断できない
緊張感を常に強いられており、
それに耐えうるだけの
自我強度(Ego strength)がないと
カウンセラーは務まらない。

それには、
自己分析・教育分析によって
徹底してタナトス(死への欲動)や
コレクティヴ・シャドウ(普遍的影)と
対峙せねばならないのだが、
これを全くやっていない
カウンセラーがほとんどである。

「自分の頭のハエを追っ払えないのに、
他人の頭のハエを追っ払えるはずもない」
のである。

解剖体験もせずに
ひと様の腹を開けて
出来ませんでは、
最初っから開けるな…
と言いたい。

カウンセラーも
生身の人間で、
家庭持ちだったり
自分可愛さもあるので、
「生死」の問題になると、
どうしても「学識」だけでは
踏み込みが甘くなったり、
自己防衛で逃げたくなるのである。

その時、
真に深い苦しみを
体験しているクライエントは
それが見え透いてしまって、
カウンセラーに落胆し、
腹も立ち、見捨ててしまうのである。

専門家が
素人でも言えるような
当たり障りのない助言に堕したら、
もうオワリである。

*

いっ時の心理ブームで
どの大学院も人気が高いが、
今どきの院生をよくよく見てみると
自己分析どころか
全く本を読んでいないので、
それで人間理解ができる筈もない。

また、実習では、
教科書のマニュアルや理論に
クライエントを
当てはめようとする、
最もやってはいけないことを
しかも治療者側からの
「上から目線」でやっている。

こんなんでは、
いくら資格を取ったとしても、
現場では使い物にならないのは
目に見えている。

少子化や低学力化で、
誰でも院に入れる時代になり、
水にインクを一滴たらしたように
薄ーいまんまで心理屋になられたら
なんだか空恐ろしい気がする。






スーパーで
珍しい「トロ手羽」というのが
あったので、買ってきた。

昨今、
脂の多い食材に
何でも「トロ」を
接頭語に使うのは感心しないが、
事実、ここにも釣られた客がいる(笑)。

いくらか
テクスチュア(噛み心地)が
違うくらいで、
味はまんまの鶏だった(笑)。

庭の一角にある
ハーブガーデンから
スペアミントを一枝摘んで
合わせてみたら
なかなかフレンチっぽくなった。

ブックオフの古物コーナーで
5枚490円の『ノリタケ』の
ピンク小皿があったので、
同色の大皿に合わせてみたら
なかなかエレガントな
フレームになってくれた。








祝日に会食会と
勉強会に訪れた
美熟女弟子たちから
それぞれにお菓子を頂き、
「おやつ」にやったら
無性にエスプレッソが欲しくなり
近所のエクセルシオールまで
飲みに出かけた。

隣接するツタヤでもらった
「50円割引券」がゴッソリあるので、
イタリア人ぶって
小粋にキュイとやって
帰ってきた。








毎週木曜日は
『刑事コロンボ』があり、
すでに、何十回となく
視聴しているのだが、
ついつい録画して観てしまう。

『ハッサンサラーの逆襲』も
秀作の一つだが、
初めて放映された
中学生の頃に見た時は、
結末のどんでん返しに
アッと言ったものである。

ピーター・フォークの演技が
実に上手くって、
その部分は何度見ても
感心してしまう。

サラー役は、
後の『名探偵モンク』の
セラピスト役になる
ヘクター・エリゾントである。




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