男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

とりレバーの生姜煮

2010年09月22日 | 肉類・たまご

レシピはとりのレバーを、しっとりと煮あげました。レバー=肝は
牛・とり・豚が一般的ですが、魚の肝もおいしいもの・・・なかでも
ハゲ・・カワハギの肝は絶品とおもいます。アンコウの「アンキモ」
も、たらの肝もおいしい・・肝がキライな方にはゾッとする話です。

今夏の猛暑の体力消耗に、キライでなければ積極的にレバーを
食べて欲しい・・中でも新鮮なとりのレバーはビタミン類や鉄分が
豊富です。一口にレバーと言っても「うし」と「ぶた」と「とり」では、
その成分には違いがあります。

鉄分は牛=4mg、豚=13mg、とり=9mgですが、ビタミン類は、
豚ととりは13~14000ug、対して牛は1100ugとあります。
数値は100gあたりの含有成分です。おなじレバーでもなかみは
違うんですね。

ここでご注意!レバー好な方は、食べ過ぎないように・・・ビタミン
類(レチノール)は摂りすぎはよくないと言います。その意味では
豚ととりのレバーはほどほどになさってください。  

レバーを煮たのは、前日作った天丼つゆの残りを使いました。とり肝の中までしっとりとジューシーに煮て味を含ませる
・・そんな煮ものにしたいと、出汁が入った天つゆの活用を思いつきます。いつもしっかり茹でたレバーにしょうがを加え
醤油と酒、さとうでくっつりと煮ます。ためにレバーはカチカチにできあがります。レバーのおいしさはステーキでいえば
「ミディアム」・・・それでいて味がしみこんだレバー(独特の舌触りがイヤでなければ)、この煮方はおいしいと思います。


材料
とりレバー 2パック 250g
しょうが 1かけ 50g   皮むきして薄切りに・・皮はレバーを下茹でするときに使う

調味料
かつお出汁 35cc
醤油 30cc
日本酒 35cc
みりん 25cc
さとう 小さじ 1/2
創味つゆ 5cc

作り方
とりレバーには心臓もくっついていました。
心臓はまん中に切れ目を入れて開き、中の黒い血をきれいに洗う。
血が残るとにおいのもとになります。ていねいにとりのぞきます。
レバーは大きいまま煮る・・煮えてから食べやすい大きさに切る。

なべに水としょうがの皮を入れて強火にかける。
沸騰したらレバーを二つずつ茹でる・・全部入れるとお湯が冷めます。
茹でる時間は、レバーを入れたあと湯が再び沸騰してから1分くらい。
ザルで引き上げてボウルにうつす・・この段階では中はまだ赤いです。

煮汁と薄切りしょうがをなべに入れてを沸き立たせる。
茹でたレバーと心臓の水気をふきとってなべに入れる。
はじめは強火、沸き立ったら中火にして2~3分煮る。
途中でおとしぶたをして、火をすこし弱めてから4~5分。
火を落として、そのまま味をふくませながら冷ます。
このままでじゅうぶんにおいしいが、濃い味がお好みなら
煮汁だけを煮つめてレバーをからませます。

レバーは、そのままでは大きいので、一つを二つか三つに
切り分けて器に盛る・・薄切りしょうがをそえます。


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