スコーンというお菓子を知ったのは紅茶にハマったときです。まだ随分若いころのことです。紅茶
が美味しいと言う評判の喫茶店で飲んだ紅茶は、お茶の色と紅茶の香りが抜群でした。そして
値段も随分と高かった記憶があります。以来、紅茶の香りに取りつかれました。
紅茶にもいろんな種類があり、探せば探すほど奥が深く、茶葉によってはビックリするような値段
の茶葉がありました。スコーンという食べ物(お菓子というには躊躇いがあります)を知ったのは、
紅茶にハマりこんだときでした。
紅茶と言えばイギリス・・そのイギリスにはアフタヌーンティーというお茶の時間があって、その時に
「スコーン」という、小麦粉で焼いたパンのようなお菓子のようなものを食べると言う。でもその頃は
まだ、パン屋さんもケーキ屋さんも、スコーンを作っていなかったように思います。
今でもスコーンは一般的でない・・スーパーのパンコーナーにひっそりと置いてある・・それも少しだ
け、ほんの2~3パックだけです。見つけると買ってきて試食します。今まで食べた中でおいしいと
思ったのはアンデルセンのスコーンですが、大きいのでその分摂取熱量が多いのが難点です。
そこで、スコーンの自作に取り掛かりました。自作なら自分の食べる熱量などを大きさで調整でき
ます。取っ掛りはレシピのようにホットケーキミックスを使いましたが、昨今は小麦粉で作ります。
甘さやカロリーなどが調整でき、いろいろやってみると面白い。蛋白質を増やすためプロテインを
混ぜたり、ピーナツやレーズンなど混ぜ込みますが、矢張りなにも入れないのがシンプルで良い
ように思います。スコーン作りがいつまで続くか・・只今3か月経過したところです。
孫娘がスコーンの作り方を持ってきました。私が朝食にスコーンを食べていると言うと「じーじなら自分で
作れる」と言う。レシピを見ると簡単そうで作ることにします。生地にチョコチップやレーズンに木の実など
好みのものを加えても良い・・とありますが、ここはシンプルに何も加えず原始的なスコーンを作りました。
材 料
ケーキ用ミックス 2パック 600g
・・日清製粉のホトケーキ用ミックスを使いました・・
バター 5/6パック 150g
牛乳 2/3カップ 120g
作り方
1.ボウルにホットケーキミックスを(網ザルで)ふるい入れる。
2.ボウルの粉にバターを加え,、指先でバターをつぶしながら
粉と擂り合せる~粉全体が、粉チーズ状になったらOKです。
3.バターがムラなくしっとりと粉に馴染んだら牛乳を加える。
4.粉に牛乳をなじませながら、全体ムラなく混ぜてまとめる。
まとめた生地は冷蔵庫に30分~1時間寝かせる。
5.生地を12こに分けて、丸い形にまとめる。
・・一つが約70g強に=正確には72.5gになります・・
6.オーブンに170度の予熱を入れる。
7.生地をプレートに並べ、牛乳を刷毛に浸して生地の頭に
塗りつけ、オーブンに入れ170度の熱で25分焼く。
8.焼きあがったら、しばらくおいて取り出して冷ます。
食べるとき・・クリームとイチゴジャムを添えるのが正しい食べ方・・
と言いますが、カロリーを考えクリームは省略しました。
スコーン自体が高カロリーなので食べる量は程ほどに・・。