男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1083 ホット・ワイン

2017年12月26日 | お飲み物
赤ワインを好みのスパイスと蜂蜜などの甘味料を加えて温め、オレンジなどの柑橘類の薄切り
を加えた飲物です。フランス語で「ヴァンショー」と言い、ドイツ語では「グリューワイン」、英語では
「モルドワイン」と言います。風邪の引き始めなどに飲む、日本の「たまご酒」のような飲物です。


材 料
赤ワイン 1カップ
シナモンスティック 1本
黒胡椒(粒) 5こ
オールスパイス(粒) 3こ
クローブ 1こ
オリゴ糖 10cc
レモン(輪切り) 2切れ

作り方
赤ワイン1カップ=180ccと黒胡椒・オールスパイス・
クローブを入れて、中火にかける。
オリゴ糖もこの時加える。
ワインが温まってきたら、シナモンスティックを加えて
1~2分置き、ティーカップに移してレモンの輪切りを
加えてできあがり。

スパイスについて
使うスパイスは好みのものを使うが、粉(パウダー)よりも
粒状の方が、飲んだ時の口あたりが良い。
粒状のスパイスは「〇○ホール」の商品名・・黒胡椒なら
「ブラック・ペッパー・ホール」です。
シナモンも粉よりもスティックの方が、できあがりがきれい。

レモンは、オレンジの代わりに使いましたが・・一般的には
オレンジを使うようです。

甘味料は、普通は蜂蜜を使いますが、敢えてオリゴ糖を
使いました。普通の砂糖でもOKです。

形にとらわれず、手元にある材料で作ってみるのも楽しい
寒い冬の夜の飲物です。
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1082 生姜湯

2017年12月25日 | お飲み物
レシピは、からだが温まる飲みもの二題です。一つは「生姜湯」、も一つは「ホットワイン」です。
生姜湯はどなたもご存知と思いますが、ホットワインは、まだ一般的でないように思います。

ホットワインは、赤ワインに黒胡椒・シナモンなど数種類のスパイスと蜂蜜・砂糖などの甘味料
を入れて温める「ホット・カクテル」の一種です。今回使ったスパイスは、シナモン・黒胡椒・オー
ルスパイスとクローブの4種でした。それもほんの2粒~5粒で、ワインを温めるのも程ほどに
しましたが、できあがりは、スパイスの効き目充分でした。

使った赤ワインは3リットル入りパックで約1700円・・720ml入りに換算したら400円ほどの
安価なものですが、それでもおいしいホットワインができました。ネットのレシピでも安いワイン
で十分おいしくできる・・とあり、スパイスがワインの味を高めてくれるのでしょう。

一方の生姜湯は、インスタントなパック入りのものと、生姜をすりおろし本葛粉と砂糖で作る
昔ながらの作り方があります。夜、寝る前に作って飲むなら前者のパック入りが簡単にできる
・・毎晩飲むなら、この方が長続きします。それでも、時には本格的なものを飲みたい・・と言う
時には後者で作るのも楽しいものです。両方を飲み比べると、生姜の風味の違いは歴然とし
ていて、面倒でも生姜をすりおろして作りたくなります。

生姜湯は、生姜と砂糖などの甘味料だけで作るのと、片栗粉を加えてとろみをつけたり、お酒
を加える作り方もあります。レシピは、本葛粉と日本酒を加えました。体への栄養効果を考え
ると、本葛粉を使いたいところです。葛の栄養効果については、下のURLをご参考ください。

葛粉の栄養、効能7選とは?たっぷりの葛粉湯で健康になろう!・・・神様の食材より


今年は例年になく寒い冬になりそうです。この冬、風邪引きから体を守るため、二つのうちお好
みの方を、毎日飲んで欲しいと思います。

冬になると、夜寝る前に生姜湯を作って飲みます。寝る前に飲むと、からだが温まり寝つきが良く
良くなります。作り方は色いろですが、レシピはテマがかかるやり方・・この作り方が面倒ならチュ
ーブ入りの「おろし生姜」を使うとテマが省けます。更に手抜きするなら、生姜湯パックがあります。


 料
生姜 1cm 5g
本葛粉 小さじ 1 5g
さとう 大さじ 1 10g
熱湯 2/3カップ 120cc
日本酒 大さじ 3 30cc

作り方
1.小鍋に水1カップ入れて強火にかける。
2.生姜を、おろし器ですりおろす。
3.本葛粉を水、又は日本酒を大さじ2で溶かしておく。
4.すりおろした生姜と砂糖、水溶きのくず粉を器に
  入れて、よくかき混ぜる。
5.沸騰した湯を4.に加えてかき混ぜる。
6.葛が透明になったら、できあがり。
・・このママでもおいしいが、日本酒を適宜加えると、
  熱湯が程よく冷めて飲みごろの温度になる・・
・・アルコールがダメな方以外は、お酒を加えるのが
  お奨め・・生姜とアルコールの相乗作用で、体が
  温まり、寝る前に飲むと寝つきもよくなります・・


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1081 大根の油焼き

2017年12月16日 | 野菜類
前作「大根と鶏肉の油焼き」で思い出したのがこの料理です。吉兆創業者湯木貞一さん著「吉兆味
ばなし・1」の冒頭二番目に出てくる料理。湯木さんが大徳寺のさる塔頭を訪れた時、ご馳走になった
のがこれです。抜きたての大根を筒切りして油で焼き、昆布出汁と醤油て煮る・・シンプルな料理です。


材 料
大根 1/2本 700g ・・1.3㎝の厚さに筒切り
柚子の皮 適宜 ・・白い部分を削ぎ切って、繊切りする
サラダオイル 大さじ 3 30cc

調味料
昆布と鰹の出汁 2/3カップ 120cc
・・シマヤの「こんぶ出汁の素」と味の素の「ほんだし」を
各1/4パック・2gを水2/3カップ・120ccに加えて作る

日本酒 大さじ 3 30cc
濃口醤油 大さじ 1.5 15cc

作り方
1.フライパンに油を入れて強火にかける。
2.油が熱したら大根を並べ入れ、強火で焼く。
3.焦げ目がついたら裏返して焼く。
4.両面が焼けたら、油をペーパーで吸いとる。
5.出汁をヒタヒタになるほど入れ、ふたをして煮こむ。
・・火力は中火。煮込む時間は5~6分ほど・・
6.煮汁が煮詰まったらできあがり。
7.温めた器に盛り付け、繊切り柚子を乗せる。

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1080 大根と鶏肉の生姜焼き

2017年12月14日 | 野菜類
NHKの料理番組「今日の料理」を見て、家人が「おいしそうだから作れ」と言います。大根は近く
の畑で分けて貰ったのを、その日に調理しました。一緒に煮る鶏肉は煮過ぎるとかたくなるので
途中で別鍋に移し、すき焼きのたれで大根より濃い味にしました。とれたての大根は絶品でした。


材 料
大根 8cm 600g ・・1.5㎝厚さに切り皮を剥く
鶏もも肉 1枚 350g ・・3cm大の角切り・・1切れ25g
生姜 1かけ 15g ・・すりおろす
柚子 1/4こ分 ・・白いい部分を削ぎ取って繊切りする
サラダオイル 大さじ 2 20cc

調味料
昆布出汁 2/3カップ 120cc
日本酒 1/3カップ 60cc
みりん 大さじ 2 20cc
濃口醤油 大さじ 2 20cc

鶏肉を煮詰める調味料
すき焼のたれ 大さじ 2 20cc
日本酒 大さじ 2 20cc

作り方
1.フライパンに油を入れて強火にかける。
2.油が熱したら大根を並べ入れ、強火で焼く。
3.大根に焦げ目がついたころ鶏肉を加えて焼く。
・・大根も鶏肉も、焦げ目しっかりつける・・
4.両面が焼けたら、昆布出汁と調味料を加え
 おろし生姜を加え、火を中火にして4~5分煮る。
5、鶏肉をとり出して別の鍋に入れ、すき焼きのたれと
  と日本酒を加え、煮汁がなくなるまで煮る。
6.5で残った大根は続けて煮る。煮汁がなくなったら
  出来上り。
7.温めた器に盛り付け、繊切り柚子を乗せる。



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