男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

とうふの夫婦炊きとまつたけ

2010年09月17日 | 豆類・とうふ類
> この料理は、前回牛肉と野菜の炊き合わせの付録みたいなものです。
> 要するに「まつたけ」が余った・・と言うより、せっかくのまつたけを
> 4~5切れだけ取りのけておいて、それを利用した煮物です。
>
> 豆腐は「焼き豆腐」も「絹厚揚げ」も濃いかつお出汁で薄味で煮ると
> ・・・京風に申せば・・・はんなりとしてまことにおいしいものです。
> 序文にも書きましたが、作者の辻嘉一さんは炊き上がりの夫婦炊き
> に「山椒の葉」をこまかく刻んだのを振っただけの「小粋」な料理に
> しあげています。
>
> レシピの料理は、きれいなまつたけを充分に楽しみたい・・その思いで
> 「野暮」を承知であえて作りました。豆腐は行きつけの店で買いました。
> できあがりは「名代の豆腐」に助けられて、はんなりとおいしいものが
> できました。・・・この料理はおいしい豆腐で作ってください。

「夫婦炊き」は辻嘉一さんの著書「あなたの懐石」を読んで知りました。作り方は「ごく少量のみりんと淡口醤油で加減を
ととのえ・・・削り節をたっぷりつかい・・・」と書いてありました。できあがりには「木の芽を細かく刻んでふりかける」とあり、
原作はまつたけと煮るような「ヤボ」な料理ではありません。でもまつたけ一切れいれるだけでご馳走になりました。


材料
焼きどうふ 1丁   半分に切り分ける  
絹厚揚げ 2 枚   厚揚げをザルに並べて熱湯をかけて油抜きする
まつたけ 2切れ   厚さは8~9ミリのやや厚いめに切る
オクラ 4こ   うてなをとって塩茹でしておく   

調味料
かつお出汁 水200ccと削りかつお 一つかみ(25g)
日本酒 大さじ 3 30cc
淡口醤油 大さじ 2 20cc
みりん 小さじ 1

作り方
先ずかつおだしをとります
水200ccをふっとうさせて、削りかつおを入れる。
20~30秒おいて火を止めてしばらくおきます。
かつをがなべ底に沈んだら、別のなべにだしを
しずかに移します・・・面倒なら、かつおをザルで
すくい、残っただしをペーパーでこしてもよい

これで一カップのだしが取れました。
出汁に調味料全部をいれて、中火にかけます。
吸いかげんのあじにととのえて焼き豆腐と厚揚げ
を入れて、弱火であたためる程度に煮ます。
とうふがグラッとしたら火を止めてそのまま一晩
冷蔵庫のなかにいれます(冬は常温でよろしい)。

薄くなった煮汁を元のあじにもどします
一晩のうちにとうふから出る水で味が薄くなりました。
翌日、とうふを取り出して煮汁を中火にかけて
ゆっくりと水分をとばして、味をもどします。
もの足りなければ、淡口をすこし加えます。
もとの味に戻ったら、まつたけを入れて煮ます。
そのあと焼き豆腐と厚揚げとうふを入れて弱火で数分・・
決してふっとうさせないように、静かに煮ます。

炊きあがったら塩茹でしたオクラを添えて盛りつけます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 厚揚げとうふと野菜のカレー | トップ | とりレバーの生姜煮 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

豆類・とうふ類」カテゴリの最新記事