男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

なすのごまだれ和え

2008年11月07日 | 野菜類
ここ数日、秋には珍しいほどの暖かい日が続きましたが、急に気温が
下がる日が近づいている・・・と気象予報では、警告していました。

別の予報によると、なんでもこの冬は例年より寒くなる、大雪になる・・・と言い、
それは太陽の黒点減少が原因らしい。黒点数は太陽の活動と密接な関係にあり、
周期的に増えたり減ったりしていて、昨年からことしは極少期にあたっている。
しかも、黒点が少ない期間が予想以上に長引いているそうで、それが、今年の
冬が厳寒になる予報の根拠らしいのです。

今年の梅雨は7月を待たずして明け、あとは猛暑の日々でしたが、秋以降は
それの帳尻を合わせるかのように、寒さが襲うとの予報です。
電気代とガス代を上げるとのニュースが伝えられている中で、夏は冷房料金、
冬は暖房料金と、電気・ガス代はダブルパンチで、わたしたちを襲います。
神も仏もないものか・・・と憂えている昨今であります。

ところで、秋が深まり、秋茄子がおしまいになるころです。
レシピは2週間前にみたTVの「鬼平犯科帳」からのいただきものです。

作り方はレシピと全く同じではありませんが、ヒントを「鬼平」から頂きました。
自分なりに作ってみたら、実に美味しい「なすの一品」ができました。
レシピに登場する「ごま煎り器」は、懐かしいと思う方がいらっしゃるでしょう。
きょう日、スーパーなどでは、煎りごま、ごまペーストが巾をきかしていて、
家庭でも「生のごま」はあまり使われていませんね。


先程、家人の友人「K]さんから、近所で拾ったと言う「ぎんなん」の実をたくさん
送っていただきました。
その「ぎんなん」を「ごま煎り器」で火にかけると、面白いようにはじけて、皮が
みごとにはがれました。ぎんなんの皮を向くのは、とても「ナンギ」するものですが、
「ごま煎り器」はそれを難なく解決してくれました。

「なすのしぎ焼き」というのがあって、「なすの油もの二題」でお送りしています。
この料理との違いは、味噌の代わりに醤油を使い、なすは乱切り、または筒切りにしてごま油で炒め、
あとは調味料で味つけしたものです。「しぎ焼き」とはひとあじ違うように思います。


材料
なす 2こ
ごま油 大さじ 3
ごまダレ
黒ごま 大さじ 1
赤味噌 大さじ 1
日本酒 大さじ 1
みりん 大さじ 1
砂糖 大さじ 2
鰹まる 小さじ 1
作り方
黒ごまでごまだれを作る
(できたら)生の黒ごまを、ごま煎り器かフライパンで煎る。
ごまがはじけだしたら、火を止めてすり鉢に移す。
黒ごまがなければ、代わりに白ごまを使う。
煎りごましかないときは、フライパンで煎りなおす。

煎りごまは、火を加えてもはじけないので、焦がさないようにする。

すり鉢にとった煎りごまを、油が出るまですりつぶす。
擂るうちに、ねっとり油っぽくなるまで擂る。
砂糖・日本酒・みりん・鰹まるを加えて、擂り混ぜる。
どろりとなるまで擂り混ぜたら、味噌を加えて、更に擂り混ぜる。
味見をして、足りないものを加えて調えたら、ごまだれのできあがり。
「ごますり」を簡単にしたいときは、「ごまペースト」を使っても良い。


なすをごま油で焼く
なすは小さいものなら、へたを落として1cm巾の短冊に切る。
大きいなすなら、横二つに、縦にも二つ割して、1cm巾に切る。
フライパンを熱し、ごま油を入れてなすを加え、なす全体に油を
からませるように、中火で焼色がつくまで焼く。
焼き色がついて、全体がしんなりしたら、すり鉢に移す。

なすとごまだれを和える
すり鉢に移したなすと、ごまだれをよくからませる。
すり鉢の溝にくっついたごまだれを、なすにこすりつけて、
ごまだれのムダが出ないようにして、器に盛りつける。

  

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1 コメント

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Unknown (ryuji_s1)
2008-11-08 12:17:08
なすのごまだれ和え
美味しそう
濃厚なごまの風味がすてきですね
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