男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

タン&ビーフシチュー

2009年03月30日 | 肉類・たまご
牛タンと言えば焼肉店で、塩タン焼きを思い浮かべますが、
レシピは牛タン1本丸々を煮込んだシチューです。

出来あがりまで時間はかかりますが、材料が揃い手間をかければ
むずかしいようですが、案外と簡単にできあがる料理です。
タンシチューは私の得意料理の一つですが、ここ5~6年のあいだ
遠ざかっていました。アメリカンビーフの狂牛病騒ぎで輸入がストップ
したため、牛タンが入手し難くなったからです。
それまでは、米国産の冷凍ものや、国内産の生タンブロックが
店頭に並んでいたのに、騒ぎ以来すっかり姿をひそめました。

大阪・淀屋橋の近く、アメリカ領事館裏の「モリタ」というシチューなど
煮込み料理のおいしい店があります。
メモリアルデーに、この店のタンシチューを食べに行く事にして予約を
入れたら、「タンシチューはハーフにしてください」と言います。
どういうことかと聞いてみたら、「牛タンの確保が難しく、1人前の量を
さしあげられないので、半人分で勘弁してください」と言うことでした。
そのときに出されたのが、半人前づつの「タン&ビーフシチュー」です。
それ以来、タンシチューは作りもしないし、食べてもいませんでした。
なにしろ外国産でも1キロ8千円すると聞いては、作る気になれません。

昨年12月、中央市場の行きつけの魚屋で聞いたら、市場の別棟に
肉屋も鳥肉屋もあると言うので、その足でのぞいてみました。
「牛タンブロックある?、キロなんぼ?」・・これが市場での聞き方です。
こたえはすぐに帰ってきて「キロ、4000円」という返事でした。
1本注文したら850g、ちょっと小さいが取り合えず「ゲット」して
冷凍庫に入れて年明けにつくることにしました。

8人分作る気なので、これだけでは心もとないと思い牛ブロック肉を
一緒に煮込むことにしました。「モリタ」のを参考にしたしだいです。
6年ぶりでしたが、タンシチューの作り方は、忘れていませんでした。
しっとりした濃厚な旨味のタンと、ぱさつき気味の牛肉の味を比べて
みて、タンのおいしさが良くわかりました。

以来、5回も牛タンだけを買いに行ったので、顔を覚えられました。
いつ行っても牛タンしか買わないので、お店のおかみさんは、
私のことを「牛タンが好きなお客」とでも思っていることでしょう。
先日、娘むこが買い置きのタンを1本使って「茹でタン」を作って
くれました。食べたみんながおいしいと言いました。

作り方は、そのうち、レシピに書いてお送りします。

5年ぶりに、タンシチューをつくりました。目先をかえてビーフと一緒に煮ました。タンが苦手と言う人がいたら・・・との
配慮からでしたが、全員タンがOKでした。自作のタンシチューは、ほんとうに久しぶりでしたが、おいしく出来ました。


タン&ビーフシチュー

ボイル用材料
牛タンブロック 1本 850g ローリエ 3枚
ビーフブロック 400g ブーケガルニ 1こ
玉ねぎ 1こ 250g パセリの軸 4~5本
にんじん 1本半 250g にんにく 2かけ25g
セロリ 1本 150g 水 4リットル
煮込み用材料
玉ねぎ 2こ(400g) にんじん 2本(300g) セロリ2本(200g)
チキンブイヨン  2こ 8g 小麦粉 大さじ4
赤ワイン 400cc 黒こしょう 小さじ1/2
デミグラスソース 400cc オイル 大さじ3

作り方・ボイルする
牛タンを6時間、流水に漬けて血抜きをする(写真②)。
玉ねぎ、にんじん、セロリは3~4cm大の乱切りにする。
にんにくは半分にして芽をとっておく。
鍋に、水、タン、野菜全部と、ローリエ、ブーケ、パセリを入れて、
強火にかけ、沸騰したら弱火にして、2~4時間じっくりと煮込む。
タンに箸を刺して、スッと通れば火を止めてそのまま冷ます。
寒い時季なら常温で、暖かいときなら鍋ごと冷蔵庫に一晩おく。
鍋の表面に固まった脂を(写真③)、網杓子でこしとる。
こしとったあぶらは65g(写真④)、これだけで611㎉です

タンを焼く
鍋からタンを引きあげ、紙で水分をふきとり、全体に粉をまぶす。
牛肉には、黒胡椒をふってなじませたあと、これにも粉をまぶす。
熱したフライパンで、肉とタンの表面をきつね色にムラなく焼く。

本格煮込み
鍋の野菜を引きあげ、金網でこすかミキサーにかけて煮汁に戻す。
玉ねぎ、にんじん、セロリは皮むきして、4~5cm大に切る。
焼いたタンと牛肉・野菜全部とブイヨン、デミグラス、ワインを鍋に入れ、
中火にかけて、アクを取りながら煮汁が1/3になるまで煮込む(写真⑧)。
途中で、煮えた野菜を引き上げる・・・煮くずれを防ぐためです。
煮汁にとろみがでて、タンと肉が煮くずれる前に火をとめる。
煮汁はルウのようなとろみのある、濃厚なソースにしあがります。

できあがり
先に引き上げた野菜を鍋にもどして温めて、タンとビーフを引き上げ、
食べよい大きさに切り分けて器に盛りつけ、野菜を添える(写真⑨)。
できたその日に食べるより、一晩おくと旨味が増すような気がします。








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チーズボール

2009年03月27日 | 乳製品
レシピは「ブロッコリーのポタージュ」を教えていただいた
Mrs..テレサからのいただきものです。彼女はいま、家族とともに
東京に行っています。教団の研修生との送別パーティに行きました。

東京に行く数日前のこと、「おねがいがあります」と言ってきました。
研修生とのお別れの記念に、短冊に筆で書いて欲しいと言うのです。
短冊には、「神様は○○○さんを愛しています」・・・と書いて欲しい・・
○○○は、研修生の名前ですが、それを漢字に音訳して欲しい・・・
と言う申し出でした。昨年の今頃にも同じことをやったので、「OK」と
ひとつ返事で引受けました。短冊に筆で書くのは家人の役目ですが、
わたしは名前を漢字で音訳するだけなので、気楽なものです。

彼女がくれたメモには「otokonohito」と題して6人、「onnnanohito」と
題して7人の名前が書いてあり、呼び名がカタカナで書いてありました。
このあたりの、テレサの日本語の能力はなかなかのものです。
ただ、残念なのは書いてある呼び名と、スペルが合致しないことでした。
たとえば「John=ジャン」と書いてあり、これはジョンと言うのを呼ぶ時は
ジャンと言う変化であろう・・と推察します。

Jhon=ジョンは「慈恩」に音訳しました。Jared=ジャレドは「邪礼努」に、
Martin=マーテンは「麻亜天」に、Casey=ケーシーは「敬思惟」にします。
男性の方は簡単でしたが、女性のほうがナンギでした。
Steffanie=ステファニは「捨波仁」、Jessica=ジェシカは「慈恵志花」に、
Cassandra=カッサンドラは「活賛度羅」にしました。


ここで話が急転してお経のことになります。
「仏説阿弥陀経」」をご存知の方は多いと思います。

古代インドの言葉、サンスクリットから訳したのは「鳩摩羅什」と言うひと、
漢字で読むと「くまらじゅう」、サンスクリットでは「クマーラジーバ」です。
BC350年から409年に生きた人で、インドから漢に帰化した高僧です。

彼は、お釈迦様の高弟子「シャーリプトラ」は「舎利弗」に、「マハーカッサバ」
は「摩詞迦葉」に音訳します。阿弥陀経の中の「阿褥多羅三獏三菩提」、
「あのくたら・さんみゃく・さんぼだい」は「アヌッタラーム・サムヤク・サン
ボディーム」の漢字への音約です(因みに褥だけは当て字です)。

般若心経の最後にある真言、「ぎゃてい、ぎゃてい、はらぎゃてい、はらそう
ぎゃてい、ぼじそわか」は、「ガテー、ガテー、パーラガテー、パラサンガテー、
ボーディスバハー」も漢字への音訳です。

私たち夫婦が音訳した昨年の外人さんたちは、自分の名前を漢字で見て、
一様に喜んでいたそうです。
私たちが、「鳩摩羅什」にでもなったような気分になりました。
  
宣教師テレサ夫人の料理講習会で、娘が習ってきた二番目がこれ「チーズボール」です。前回の「ブロッコリーの
ポタージュ」もおいしかったですが、今回のはまた変化のあるおいしさでした。これを8人が食べるとして、1人あたり
摂取熱量は「ハム」の方は190㎉、「パイン」の方は280㎉です。パインの方が多い原因は「くるみ」にありました。


ハムと青ねぎのチーズボール(Ham and Onion Cheese Ball)
材料
クリームチーズ     250g
薄切りハム     120g
青ねぎ 1/2束      40g
ウスターソース   小さじ 1
味の素 小さじ 1/2
クラッカー 150g
作り方
ハムを細かくきざみ(5~7ミリ角)、青ねぎはみじんに切る。
ボールにすべての材料を入れ、へらで良く混ぜあわせる。
全体がムラなく混ざったら、ボール型に丸く形をととのえる。
冷蔵庫で1時間冷やし、固まったらお皿のまん中に置いて、
そのまわりに、クラッカーをきれいに並べて出来あがりです。

パイナップル・チーズボール(Paineapple Cheese Ball)
材料
クリームチーズ     250g
缶詰のパイナップル    100g
くるみ     90g
青ねぎ  みじん切り大さじ2杯
ピーマン(赤と青)   みじん切り大さじ4杯
ウスターソース 小さじ  1/2
味しお 小さじ  1
クラッカー 150g
作り方
パイナップルは水気をよく切って、細かく(5~7ミリ角)きざむ。
くるみ(ピーカンナッツ・ウォールナッツでもよい)も細かくきざむ。
ボールに、クリ-ムチーズと刻んだ材料を全部と調味料を入れ、
へらでよく混ぜ合わせる。ムラなく混ざったらボール型にする。
冷蔵庫に入れ、しっかり固まるまで1~2時間冷やしてできあがり。
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ハンバーグステーキを作る

2009年03月16日 | 肉類・たまご
ハンバーグステーキの美味しいのを作ろうと思い立ちました。
牛肉を包丁でたたくか、チョッパーを使って挽き肉を自分で
作ることからはじめました(それが面倒なら、肉屋さんに頼んで
好きなお肉を挽き肉にしてもらいます)。

レシピで使った牛肉は米国産の薄切り肉です。その3週間前に
使ったのも米国産でしたが、このときはサーロインをチョッパーで、
挽き肉を作りました。米国産にした訳は、安いこと、脂身が少なく
ヘルシーであること・・・のふたつです。
サーロインに限れば、米国産→豪州産→日本産の順で、脂が多く
なっていきますが、値段も正比例して高くなります。


出来上がりを食べ比べたら、薄切り肉の方に軍配が上りました。
調理法も変えて作ったので、どちらが良いとは言い切れませんが、
薄切り肉でも、調理次第でけっこう美味しくできることが分りました。

調理法を変えた大きなポイントは、挽き肉にするため、出刃包丁で
叩くときに、にんにくと塩、胡椒、ナツメグを加え一緒に叩きました。
もうひとつは、パン粉の代わりの食パンを、大き目の7~8ミリ角に
切ったのを、牛乳に浸さずに、直接挽き肉に加えて混ぜ込みました。
前回は3ミリ角と細かく切ったのを生クリームに浸しました。

焼き上がったハンバーグは、今回の方が数段上の美味しさでした。
食パンを大きめのさいの目にして、生クリームにも牛乳にも浸さずに、
そのままを挽き肉に混ぜ込んだためだろうと思います。
牛乳を吸っていない、生の食パンは、ハンバーグに焼くときに出る
美味しい肉汁を吸い込んで、「しっとり、美味しく」を助けるのでしょう。

帝国ホテルのかつての名料理長「ムッシュ村上」こと村上信夫さんの
NHKの料理番組で、村上さんの「ハンバーグステーキ」を見たのは
もう二十年以上も前のことです。
この方の教え方はていねいでかつウィットに富んでいました

あのときの村上さんの姿を思いながらこのレシピを書きました。
  

薄切り牛肉を出刃包丁で叩き、挽き肉にしてハンバーグステーキを作りました。薄切り肉はアメリカンビーフです。
250gの薄切り肉は脂身が目立ち、それを丁寧に取ったら残りが220gになりました。できあがりの味は上々でした。


材料
牛薄切り肉 250g (脂身を取った残
りの肉は220g)
玉ねぎ1/2こ 100g みじん切りにする
にんにく1かけ 10g    同 上
食パン 7~8ミリ角に切ったのを1カップ   35g
卵 1こ
塩・こしょう・ナツメグ、小麦粉、サラダオイル     適宜
赤ワイン 1/2カップ

付け合せ材料:にんじん・じゃがいも・サラダ菜

作り方
   その1  薄切り肉を出刃包丁で叩き挽き肉にする
薄切り肉の脂身を除き、出刃包丁で叩いて挽き肉をつくる。
出刃のかわりは「チョッパー」か「フードプロセッサー」が便利です。
にんにくのみじん切りを、肉に混ぜ込んで、さらによく叩き込む。
このとき、にんにくのほかに、塩、こしょう、ナツメグも加えます

   その2  叩いた肉にたまねぎ、食パンを加え生地をつくる
みじん切りの玉ねぎを、サラダオイルでサッと炒めて冷ます。
挽き肉に玉ねぎ、溶き卵、食パンを加え指先を使って混ぜ合わせる。
五本の指を使います・・指先をオイルでぬらし生地を混ぜ、練りこみます。
オイルを両手にまぶし、生地の肉を二つに分け、キャッチボールの
ように、掌に肉を叩きつけたあと、丸く形をつくって小麦粉を薄くまぶす。
両手に、オイルをまぶすと、ひき肉の手離れがよく、作りやすい。

   その3  ハンバーグステーキを焼く
厚手の鍋を火にかけ、鍋が熱したらオイルを大さじ1~2杯加え、
生地を入れる。火力は強火で1~2分(焦げないよう)じっくり焼く。
フライ返しで裏返し、きつね色に焼けていたら裏返して中火にする。
20~30秒たったら赤ワインを加え、ふたをして火を少し弱くする。
火力は中火の弱火・・これで3~4分、ワインが煮詰まるまで焼く。

   その4  つけ合わせ野菜とソースは好みのものを
写真のつけ合わせは、じゃがいもとにんじんの「マッシュ・ド・ポテト」と、サラダ菜にしました。
ソースは肉を焼いた鍋に、デミグラスと赤ワインにウスターソース加え、煮つめて作ります。
和風がお好みなら、大根おろしのポン酢和えで食べても、あっさりとしてよろしいと思います。
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食あたり

2009年03月10日 | 健康・病気

今朝早くから胃の具合が変だ。

ムカつく。下痢もし始めた。

酒の飲みすぎか、するめの食べすぎか、さばとの食い合わせが悪かったのか・・・

何が原因かはわからないが、

確かに食あたりである。

4~5年に1回なる。

かつおに当たった時は、頭が割れそうであった。

市民病院に電話をかけて、ひどくなるようだったら行きます、

と、助けを求めたくらい痛かった。もちろん下痢で、嘔吐もしていた。

前回もそうだが今回も、吐くだけ吐いて、

胃に残っているものを全部出してしまうとスーと楽になる。

ただ僕の場合、吐くときに腹筋がつるのでテクニックをつける必要がある。

人の体はよくできたもので、要らないものは「いらん」と言っているように、

消化せずに胃に残っている。

時間がたってもまだ吐ける。吐いた中身は胃液だけではなく具もある。

具が残っている間は、なかなか薬も効かない。

自律神経の狂いが出てくるので、冷や汗や、節々の痛さ、寒気なんかも出てくる。

僕の場合、(なりたかないが)食あたりか?!と思ったら、

はいてはいて吐きまくることにした。

もちろん下痢も止めない。

スーとしたところで薬がいるならのみ、安静しているだけでいいなら、寝る。

そして明日は復活だ。

僕の場合は、この様にしても大丈夫と判るので、この様にしますが、

素人の方は、病院へ行ってください。

吐いて下痢して病院にいけそうもないときは、

スポーツドリンクなどで水分を補給してください。

救急車が来るまで頑張って下さい。

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わけぎのぬた

2009年03月10日 | 野菜類
わけぎは、桃の節句・・・丁度今頃が一番おいしいといいます。
家の前の畑の「わけぎ」が、ずいぶん大きな株に育ちました。
植えたのは、一株が10個くらいの球根でしたが、先日堀りあげたら
一株が優に70本を越えていました。

お金がこんなに増えたら、どんなに嬉しいことだろう・・とつまらぬ
空想にふけりました。
ネギ、玉ねぎと同じ仲間のユリ科ネギ属ですが、ネギはタネと分球で
増え、玉ねぎはタネから、そしてこのわけぎは「タネ」は稔りません。
分球だけで増えていきます。わけぎがネギと玉ねぎの中間のもの・・・
といわれる所以でしょう。

これから、春本番になるにつれ、わけぎの球根は膨らんできて、
びっくりするほどの大きさになり、地上の茎は枯れてしまいます。
これを堀りあげて、軒先につるしておき、秋口に球根を10個づつ
くらい植えつけていくのです。

それがやっと今頃になって、食べ頃になる・・・と言う次第・・・それも、
すぐに根が球状化して硬くなり、食べ頃をすぎてしまいます。
半年間営々と育ててきて、役に立つのはほんのひと時であります。
畑をやっていると、そんな作物は多いですね。

わけぎは栄養的には、優れものです。100gあたりの茹でたものは、
30Kilocal、と熱量は低いのに、カリウム、カルシウム、カロテンなどを
多く含み食物繊維も多いので、旬のいま、食卓に多用したい食材です。

「ぬた」以外にも、葉ネギと同様な使い方で利用できるし、白い根に
味噌をちょいと乗せて食べると、酒の肴によろしいものです。
ただ、これを多食すると、口中が粘っこくなり、翌日はわけぎの匂いが
芬々するので、おいしいからといっても、ほどほどになさってください。

今が旬の「わけぎのぬた」です。和える相手はこれも今が旬の貝が一番でしょうが、手近な油揚げもおいしくできます。
酢味噌は、本格的なものは、白味噌に卵黄を加えた「玉みそ」を使いますが、レシピは手軽にできるやり方にしました。


共通の材料
材料
わけぎ 1束 200g 塩   少々
調味料
白味噌 60g さとう 大さじ 6
酢 大さじ6 60cc 練からし 少々

わけぎの下ごしらえ
わけぎの葉先2~3cmを切り捨て、根元をそろえゴム輪でしばる。
葉先があると、茹でるとき、茎が熱でふくらんでぽんぽんとはじける。
塩少々加えた熱湯に、白い根もとから入れ、しばらくして葉の部分を入れる。
葉を入れたら一まぜしてすぐに引きあげる、全体がしんなりする程度でよい。

茹で上がったら、ざるにあげて冷まし、白いところを2~3cmに切る。
青いところも3~4cmに切って軽くしぼる。(茎の中のぬめりをこそげ取る
作り方もあります。)
でも、このぬめりがおいしく、栄養的にもすぐれもの
なので、軽く絞る程度にします。 嫌いなときは、ぬめりを取ってください。

わけぎの相手いろいろ
貝類
とり貝 大きいものは、3~4つに切る。小さいのはそのまま。
ホタテの貝柱 刺身用なら生のまま薄切りにする。茹でたものは一口大に切る。
あおやぎ 茹でたのはそのまま・・丁寧にするなら酒と塩少々で湯通しする。
アサリ・蛤 酒蒸し(蒸し過ぎないように)にして、中の身を取り出して使う。

さかな類
たこ・いか 活きの良いものは、3分くらい茹でて薄切りか、コロコロに切る。
しめさば 薄皮をはぎ、5ミリ巾の薄切りにして、器にわけぎとそろえて盛る。
ほたるイカ 目玉と、薄い甲をのぞいて器に盛り、わけぎも同量をそろえて盛る。

その他
わかめとうど 生わかめ、うどは食べやすい大きさに切る(うどは酢水にさらす)。
油揚げ 油揚げを茹でて油抜きし細く切る。またはこんがり焼いて細く切る。
ちくわ・かまぼこ ちくわは4cmに切って細切り、かまぼこは5ミリに切って細切りする。

何もないとき・・・わけぎだけ
わけぎだけ わけぎだけの単品、ここでは削りかつをの炒り煮をトッピングした。


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