男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

ロイヤルミルクティーとミルクココア

2008年03月22日 | お飲み物
4月から特定検診・特定保健指導が実施されるそうで、検診結果の
次第では毎日の食事が影響されそうです。

毎日の食事を制限されるのは、生活習慣として、当人としては面食らうものです。

今回のオペのあと、毎日の食事はかたいもの避けて「とにかく柔らかいもの」を食べること
そして「酒をはじめ刺激物」を当分ダメ・・・と担当医から申し渡されました。

食材が制限されるので、毎日の摂取カロリーが足りないのでは・・・と思い、
少しでもカロリーを増やそうと考えたのがレシピのミルクティーとミルクココアでした。

レシピのティー・ココアはミルクをベースにするので、水ベースのものよりも
カロリ-は高いと思います。

子供たちが幼いころ、ミルクココアをよく作りましたので、そのころを思い出しました。
ハーシーとヴァンホーテンに微妙な味の違いがあるのも再認識しました。
レシピのミルクココアは塩を加えてありますが、これはハーシーのときでした。
ヴァンホーテンをつかうときは、加えないでもよろしいか・・・と思います。
ティータイムのとき、一度お試しください。

ロイヤルミルクティー・ミルクココア
寒い日の朝食にトーストのお供に、午後のアフターヌーンティーのとき、濃厚な味のロイヤルミルクティーは
体のしんから温まってほっこりします。   ホイップしたミルクか生クリームを乗せたミルクココアは午後の
ティータイムに、また夜遅くお腹が空いて何か欲しい・・・そんな時頂くとおいしいものです。

ロイヤルミルクティー
材料
紅茶 大さじ  1
牛乳 2カップ
お湯 大さじ3~4杯
好みにより砂糖  適宜

作り方
小鍋(専用のミルクバンが望ましい)に紅茶を入れて
お湯を(茶葉に)万遍なく振りかけて2~3分蒸らす。
(丁寧にするならふたをして冷めないように蒸らす。)
別鍋で温めておいた牛乳2カップを鍋に入れてマドラーか
スプーンでかき混ぜながら中火でじっくり(紅茶を)煮出す。
沸騰直前に火から下ろして全体をかき混ぜて
茶漉しで漉して出来上がり。
(牛乳を温めるとき、沸騰点近くになって沸点を超えると一気に
ワアーッと沸きあがって煮こぼれる。この紅茶を作るときは
出来上がりまで、鍋につきっ切りで作る。)
温めた器に注いで熱いうちに飲む(砂糖はグラニュー糖がベター)。

ミルクココア
材料
ココア 大さじ  2杯
牛乳 2カップ
お湯 大さじ3~5杯
グラニュー糖   大さじ3~4杯
しお 少々(ほんとに少し)

作り方
小鍋にココアとグラニュー糖を入れてマドラー(又はスプーン)で
良くかき混ぜる(ココアと砂糖をまんべんなくなじませる。)
次に、お湯を加えてマドラーで良く練りながら混ぜる。
(ここで砂糖を良く溶かしながらココアがダマにならないよう練りこむ。)
別鍋で温めておいた牛乳1.7カップを鍋に入れてマドラー
かスプーンでかき混ぜながら中火でじっくり煮る。
味見して甘味が足りないようなら適宜加え、美味しい味に
なったらふっとう直前に火を止めて、仕上がりに食卓円を
ほんの少々加える(これで味がグッと締まってこくのある美味しい
ミルクココアができる・・・塩を入れすぎると逆効果になるので控えめに。)
器に注ぎ、ホイップした牛乳を注いで出来上がり。(ホイップクリーマーを使うと手軽で便利)。
牛乳の残り0.3カップを温めてホイップクリーマー(写真)か泡だて器などでホイップする。
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牡蠣二題(牡蠣そばと辛煮)

2008年03月22日 | 魚介類
牡蠣のシーズンも終わりに近くなりましたが、今頃の貝類はおいしいですね。
シーズンと言えば、今年はいかなご漁が海難事故で打ち止めになったと聞きました。
実は、いかなごのくぎ煮にはまだチャレンジしたことがありません。

食べるのは大好きです。
毎年どなたかかから、くぎ煮をいただくし、欲しいときに店で買って食べます。
一度作って見ようか・・・と言ったら(家人に)猛反対されました。
それでなくても、何やかやと煮るので、これ以上間口を広げないよう牽制されました。
(そういえば、うなぎの佃煮を昨年100本くらい炊きました。)

牡蠣そばは美味しいですよ。

牡蠣そば

材料
そば 干しそばまたは生そば  2人分
牡蛎 大粒のもの   6つ
かまぼこ 4切れ
青葱 二本

創味つゆ 1/2カップ
酒   大さじ4
水   3カップ

作り方
 そばを茹でる  → 
たっぷりのお湯で茹でる。茹でる時間はそばの包装紙に印刷してあるので、その時間を目安にするが、そばがのびないようにほんの少し堅い目で引き揚げる。
茹でたそばを水に入れて揉み洗いしてざるに上げて水切りする。

つゆを作る    → 
分量の水を沸騰させて酒と創味つゆを加えて沸騰したら火を止める。
(味見して吸い加減に調えるが、後記湯通ししたそばから水気が出るので少し濃い目にする。)

牡蛎を煮る → 
つゆを大さじ3と醤油小さじ1を小鍋に入れて火にかけ煮立ったら、洗った牡蛎を加えてひと煮立ちしたら中火、煮ころがしながら1分くらいで火を止める
(牡蛎にしっかり火を通したいときは、ここからつゆの中に移して余熱で煮ると良い。)

そばを湯通しする → 
沸騰したお湯に茹でそばを入れてすぐにざるに上げてよく水切りして丼に移す
(そばを茹でた湯は使わない・・・蕎麦湯は米のとぎ汁のように白くにごる、きれいなお湯で湯通しする。)

そばの上に牡蛎とかまぼこをのせてつゆをはり、刻んだ青葱をのせて出来上がり。
 
牡蛎の辛煮


材料
牡蛎 100g
しょうが 20g
日本酒 40cc
みりん 10cc
濃口醤油 60cc

作り方
牡蛎は水洗いして(牡蛎がらが残らないように)ざるに上げておき、
しょうがは細い繊切りにしておく。
調味料を合わせて鍋に入れて中火にかけて、半分くらいになるまで煮詰める。
繊切りしょうがを加えひと混ぜして、牡蛎を加える。
煮汁が牡蛎全体にかぶるように煮ていくが、煮汁が少ないようなら、スプーンで
煮汁をすくい牡蛎にかけながら煮る。
牡蛎に火が通ったら身が縮んでぐうっと丸まってくるので、そこで火を止めて
牡蛎の身を網杓子などで引き上げる。
残りの煮汁は牡蛎から出る水分で味が薄まっているので中火で半量になるまで煮詰めて冷ます。
冷めたら牡蛎を加え中火で沸騰直前まで煮て火を止めて煮汁ごと器に移して半日くらいを含ませる。
この方法で煮ると牡蛎に(熱が通り過ぎないので)身は柔らかく味はしっかりと出来上がります。
酒の肴はもちろん、温かいごはんのおかずにしてもおいしいです。


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理解できない

2008年03月17日 | 健康・病気

僕のところには時々、

「接骨院や整形外科の先生、理学療法の先生が毎日治療に来なさい。

と言うから行ってますが、だんだん悪くなって、どうしたらいいかわからへん」

といって泣きながらいらっしゃる方がいます。

僕に理解できないのは、

「毎日治療に来い。」ということと、

「患者さんが痛いと泣いていることに気がつかない。」ということです。

患者さんの何を見ているのか、

本当にかわいそうになります。

2回前に書きましたが、

治療もしすぎたら毒です。

皆さん覚えておいてくださいね。

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海苔の佃煮

2008年03月13日 | 魚介類
温かいごはんに「海苔の佃煮」はおいしいものですね。
のどごしが良いので「おかゆ」にも良く合います。

北大路魯山人の著書の中に「海苔の佃煮」の作り方を書いた
一節があって、それを思い出しながら作ったのがこのレシピです。
自分で作ると塩分など自由に調整できて、美味しいのができます。

同じ著書の一節に「車えびの佃煮」と言うのがあって、
活けの車えびを惜しげもなく使うので、まだ作ったことがありません。
流石の魯山人も「この佃煮を作るのは度胸が要る」と書いています。
なんでも活きの良い上等の車えびを「醤油」と「酒」と「みりん」で炊く・・・
それを温かいごはんに乗せてお茶漬けで食べるのだそうです。

海苔の佃煮は生の海苔を使うのがベストですが、一般には手に入りにくいので、板海苔を使いました。
佃煮にするのだから、海苔巻き用の上等なものは必要ありません。
「すしはね」として売っている焼き海苔で充分ですが、香りの良い新海苔を使います


材料

のり 10枚 レンジにかけて 20g
たまり醤油 30cc
濃口醤油 30cc
日本酒 250cc
創味つゆ 10cc
みりん 20cc
鰹まる(出汁の素) 小さじ1
さとう 少々

作り方
① 煮汁を作る

分量の日本酒とみりんを鍋に入れて中火にかけて
ゆっくりとアルコール分を飛ばす。
たまり醤油・創味つゆ・濃口醤油・鰹まるを加え
全体をかきまぜて味見して、甘味が欲しければ
砂糖少々を加える。

② 海苔を細かく揉みつぶす
細かく(指で)千切っても良いが、火取った海苔を
冷まして、4つに折りたたんで布巾に包んで
揉みつぶすと手早くきれいにできる。
火取り→もち焼き網を中火にかけて熱し、のりを
  2枚重ねにして焦げないようにあぶる。
  (海苔は直ぐに焦げるので焼き網の上で2~3秒
   四隅から泳がせるようにしてあぶる。)

③ 海苔を煮る
揉みつぶした海苔を煮汁の鍋に入れて弱火で煮汁が
なくなるまで煮詰めて出来上がり。

   このレシピで作った「海苔の佃煮」は出来上がり280gでした。
   使った調味料の塩の量は9g、塩分は0.32%です。
   低塩分に抑えた佃煮なので、安心してたっぷりと食べられます。

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おかゆを炊く

2008年03月12日 | ご飯類
1月末に食道ガンのオペを受けた後、「番外」として皆さんに
早期発見のため「内視鏡検診」をお勧めしました。
大方の方から人間ドックでの検診を「胃透視から胃カメラにする」
など真摯な返信を頂きました。

胃カメラ検診のときは、受ける前に「食道もしっかり診てくれ」と
オプションをして下さい。
通常胃カメラ検診で、胃の内視鏡検査を受けたら、カメラを
ゆっくりと引き抜いてもらいながら、食道を診てもらって下さい。

本当は「食事のとき何か違和感がある・・」とか言って、
ドックではなく外来診断を受ける方がよろしいのですが・・・。

2月末に経過検査を受け、順調に回復している・・との診断でした。
食事は、まだ「おかゆ」を食べています。

おかゆを炊くのは案外とむつかしいものです。
私のうちではおかゆは私の得意分野で、家人は苦手でした。
今回しかたなく炊くので大分上手になりました。

夫婦二人しかいない家庭で、奥様が(発熱などで)寝込んだとき、
ご主人がおかゆを炊くことができたら、奥様に随分感謝されることでしょう。

そのときのために・・・と思いこのレシピを書きました。
「いざ鎌倉!」と言うときの参考になさって下さい。

  おかゆを炊くのは簡単なようで難しいものです。
  炊飯釜でも炊くことはできますが、土鍋でじっくり時間をかけて
  炊くおかゆの方が美味しいです。
  レシピのおかゆは「5分かゆ」くらいの水分が多いおかゆです。
  米から時間をかけて炊くおかゆは「おねば」がたっぷり出てきます。
  全かゆレシピで炊いた汁気の少ないおかゆより、このレシピで作った
  おかゆは口当たりが良くわたしの好きなおかゆです。
  水の量を加減して好みの柔らかさを試してください。


材料   
   米   50g
   水   550cc

作り方
洗ったお米と分量の水を鍋(土鍋がベター)に入れて中火にかける。
沸騰したら、少し火を弱めてゆっくり炊いて行く。
お米が表面近くまで浮き上がる程度(煮えこぼれないように)にコトコトと炊く。
時々お玉杓子で底からかき混ぜる。
(弱火に近い火力で炊いているので、米が底に沈んで焦げつくのを防ぐ。)

40~50分炊き続けると、米の粒がふくらんで花が咲いたようになる。
このころ火からおろして、全体を良くかき混ぜて7~8分置く。
(余熱で米粒が水分を吸って大きくふくらむ)

お玉杓子で底からざっくり混ぜて食べ頃になるまで冷ましてから器に盛る。

 冷たくなったご飯を水で洗ってご飯粒をパラパラにしてからサッと炊くおかゆはさらっとしていて口あたりが良く
 これはこれで手軽にできて美味しいものです。
 水の代わりに香り高い「ほうじ茶」をベースにした「茶がゆ」はまた格別で、これは夏の朝にもよろしいものです。
 わたくしは「茶がゆ」は米から炊くよりもご飯のぬめりを取ってから炊く「さらっと」した方が好きですが
 これは人それぞれの好みですね。
 出汁に淡口醤油・酒などで味つけして、ぬめりを取ってパラパラにしたご飯を炊くのが「雑炊」。
 溶き卵を流した「たまご雑炊」は、消化がよく温まるので冬の夜食に喜ばれます。

<おかゆ色々>
全かゆ 米1に対し 水5
3分かゆ       水15
7分かゆ      水7
5分かゆ      水10
おもゆ      水4
中華かゆ      水13

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サニーレタスの酢味噌和え

2008年03月01日 | 野菜類
ふるさと山口の郷土料理です。「ちしゃなます」と言っていました。
その頃の味を思い出して再現して見ました。
生家では、素焼きした黒めばるの身を
ほぐして使っていました。
代わりに「いりこ」を使って見たら、結構美味しく
小さい頃を思い出しました。
シンプルで栄養的にも優れものと思います。
サニーレタスの別名→あかちりめんちしゃ(食品成分表より)


材料
サニーレタス  150g
いりこ     15g (頭と腸を除いたもの)
白味噌     15g
さとう     20g
日本酒   大さじ2
酢   大さじ2
溶きからし    少々
鰹まる   小さじ1

作り方

サニーレタスの処理
① サニーレタスは適当な大きさに千切る(レタスは金気を嫌うので包丁は使わない)。
② 千切ったレタスをボールにとり、塩少々を振りかけてざっと揉む。
③ 全体がしんなりしたら軽く絞り、良く水洗いして塩分を除いて固く絞る。

酢味噌の作り方
① 頭と腸を除いたいりこを電子レンジに1~2分かけて、パリパリにする。
② すり鉢で粉状になるまで良く擂る。
③ ②に白味噌・さとう・日本酒を加えて良くすり混ぜる。
④ ③全体がねっとりとなじんだら、酢・鰹まる・溶きからしを加えてすり混ぜる。
⑤ 味見して調整する。

両方が出来上がったら、サニーレタスと酢味噌の半分くらいを混ぜ合わせる。
味見をして、酢味噌の残りを加えて好みにして出来上がりDESU。

上に書いたように、魚の素焼きのほぐし身を使っても美味しいのですが、魚の素焼きは 結構時間がかかるし、それを冷まして身をほぐして・・となるとシンプルとは言えません。いりこベースか削りかつおをベースにするのが、手短かに出来てとりつき易いでしょう。ちりめんジャコをレンジで2分くらいチンして、トッピングするのも美味しいと思います。

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