男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1142 さば水煮缶のコロッケ

2018年11月28日 | 魚介類
今年5月に収獲したじゃがいもを、冷蔵保存していたのが芽を出し始めました。このままでは芽に
栄養分を取られ味も落ちる・・対策は、皮付きのまま(圧力鍋で)茹でてマッシュポテトを作ります。
冷蔵のジャガイモは甘味が出ておいしくなります。私的にはポテトサラダが一番好きな料理です。


材 料
マッシュポテト 250g
サバ水煮缶 1缶 140g ・・分量は固形部分のみの量
玉ねぎ 1こ 120g ・・みじん切りしてバターで炒める
バター 小さじ 1 5g
塩・胡椒 少々
コロモの材料 小麦粉・パン粉・卵・牛乳・・適宜
揚げ油 適宜

1.コロッケの中身をつくる
じゃがいもの皮を剥いて茹で、マッシュポテトをつくる。
玉ねぎをみじんに切り、塩胡椒を振りバターで炒める。
マッシュポテトに炒めた玉ねぎと鯖水煮を加える。
塩胡椒を振って、鯖水煮とポテトを混ぜ合わせる。
2.コロッケのコロモを用意する
1.小麦粉をふるってトレーに広げる。
2.パン粉をトレーに広げる。
3.卵をわりほぐし、同量の牛乳と混ぜる
3.1のコロッケの中身を成形して衣をかぶせる
1.で作ったコロッケの中身を10等分し、たわら状にして
小麦粉をまぶし、溶き玉子にくぐらせて、パン粉をまぶす。
4.熱した油で揚げる
油の温度を180℃に設定し、適温になったら3.のコロモを
つけたコロッケを揚げる。一度に揚げるのは2~3こが適量・・
きつね色になったらできあがり・・熱いうちにいただきます。
ソースはケチャップと赤ワインを等量合わせて煮立たせた
のを使いましたが、ソースなしでも十分おいしいです。

1こ(60g)あたりの栄養成分
摂取熱量 138kCal ・・・コロッケの中身=52.4Kcal。コロモ=30.2kcal。油=55.3kcal。
蛋白質 4.8g   コロモの内訳・・小麦粉は素材500gの3%=15g。卵は同8%=40g。
カルシウム 43.5g   パン粉は同10%=50g。油は同12%=60g。以上はフライの標準量。
1こ60gほどのコロッケでも、摂取熱量は多い・・その要因はコロモと揚油・・コロッケの中身は52.4kCal。
コロモと揚油が85.5kCal・・全体の62%がコロモと揚油です。フライ物は概して高カロリーになります。

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1141 さば水煮と根菜のご飯

2018年11月27日 | 魚介類
今回レシピのテーマは、前回に続き「サバの水煮缶」です。わたしが「サバ水煮缶」に注目
したのは数年前でした。日頃の食事でカルシウムを摂るには、どんな食材が良いか・・という
ことからです。発端は、罹りつけの鍼灸治療院のDR.のadviceでした。DR.曰く「自分はサプリ
メントはカルシウムしか常用しない・・日本人の摂取栄養成分で欠けているのがカルシウム」
・・と聞いてからです。それから、カルシウムが豊富な食材探しを始めました。

カルシウムが豊富な食材は?と言えば、スグに浮かぶのは「チリメンジャコ」やワカメなどの
海草ですが、意外に多いのが青菜の野菜でした。その代表が「小松菜」・・概してアブラナ科
の野菜=水菜や菜花など。野沢菜の漬物もカルシウムが豊富です。

あと、大豆食品が多い・・木綿豆腐を始めに、厚揚げ豆腐・油揚・高野豆腐なども多く含んで
います。魚介類では「サクラエビの干物」や「畳いわし」や「煮干しイリコ」などが多いです。
今回紹介の、安くて使い勝手のよい「サバ水煮缶」もカルシウムが多い食品です。

レシピ№1141で私の栄養成分摂取量を紹介しました。10月の平均数値は次の通りです。
摂取熱量=1580kCal。蛋白質=89g。カルシウム=780mg。消費熱量=607kCal。
罹りつけクリニックのデータは、体重68.3㎏。体脂肪17.3%。筋肉量19㎏。筋肉率27.8%。
骨量2.7㎏。へそウェスト82cm。HbA1c=5.5・・などでした。

カルシウム摂取に目覚めたあと、筋肉量の増加にも目覚めました。3年前のことです。それ
まで、筋肉のことなど全くアタマになかった。筋肉量の重要さが分ったのは、サイクリングを
始めてから・・ネット検索して、筋肉の大切さを知りました。以来苦節3年・・それまでは49p
の数値が、54Pにupしました。高齢になると筋肉量は増えにくいと聞いていましたが、やれば
それなりの成果がでるものです。

高齢者にとって大事なのは、日頃の食事で「蛋白質」と「カルシウム」を適量に摂ることだ・・
と言います。それにプラス・・陽に当る・・カラダを動かす=運動すること=毎日30分歩くだけ
でよい。一番いけないのは、一日中座っていること・・だそうです。

レシピは「サバ水煮の二題」です。栄養成分を標示したので、ご自身の年齢と体重などと比較
計算して、日頃の食事を大切にして欲しいと思います。

栄養たっぷりな炊込みご飯です。材料は「サバ水煮缶」と二種の根菜・・双方とも栄養効果が
優れものです。サバ缶は水煮にこだわりません。味付け缶・味噌煮缶も、栄養効果に遜色が
ありません。ただ、水煮缶の方が、色んな料理に使える・・使い勝手のよい食材と思います。


材 料
米 2カップ 300g ・・砥ぎ洗いしてざるにあげる
サバ水煮缶 1缶 160g ・・サバを適当にほぐす・・煮汁も全量つかう
大根 4cm 80g ・・3cm×5mm角に切る
人参 4cm 50g ・・3cm×3mm角に切る
水 2カップ 360cc
小ネギ 2本 8g ・・細かく刻む
調味料
日本酒 大さじ 3 30cc
和風だし 大さじ 1 10cc

作り方
1.炊飯器に洗った米を入れ、だいこんとにんじんを
  平らにおき、ほぐした水煮の鯖を乗せる。
2.分量の水と、サバ缶の煮汁・日本酒・和風だしを加え、
  火にかける・・あとは炊きあがりを待つだけ・・。
3.炊きあがったら、しばらく置いてフタをとり、お釜の底に
  しゃもじを入れて、具材が均等になるように混ぜる。  
4.盛りつけるとき、小ねぎを刻んだのを乗せる・・これは
  好みでなくても良い。温かいうちに食べる。

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1140 サバ水煮缶と玉ねぎのサラダ

2018年11月26日 | 魚介類
レシピは、料理と言うには簡単すぎますが、栄養面からは(超)優良な料理と思います。下に
この料理1人当たりの栄養成分「6指標」を表示しましたが。蛋白質・カルシウム・塩分・DHA・
EPAの数値と、1日の必要摂取量を比較してみて下さい。毎日でも食べたい料理と思います。


材 料
サバ水煮缶 1缶 140g ・・分量は固形部分のみ
玉ネギ 小 1こ 80g ・・丸い形のまま、できるだけ薄切りする
マヨネーズ 大さじ 3 30g ・・QPハーフ
柑橘酢 1こ 20g ・・シークヮーサー

作り方
1.鯖水煮缶の固形部分をとり出して、適当に崩す。
2.柑橘酢(何でもよい・・ここではシークヮーサーを
  使いますが、柚子でもスダチでも、なければ米酢
  でもOKです。
3.崩した鯖の上に、スライスした玉ねぎをのせる。
4.玉ねぎの上に、マヨネーズを絞りかける。
  マヨネーズは低カロリーのものを使う。
5.マヨネーズの量を正確に測る方法「・・
  上記3.の段階で「御皿ごと」秤に乗せ、入力を
  「0」表示にして、マヨネーズを絞り込む・・質量
  表示が「30」になるところで止める。
7.仕上げに、パセリなど青味をトッピングすると良い。
8.食べるときは、適当に混ぜながら食べる。

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1139 鯖水煮缶のカレー煮

2018年11月26日 | 魚介類
レシピのテーマは「鯖水煮缶」です。最近になって「鯖水煮缶」の栄養成分がクローズアップ
され、人気が高まっているようです。’18年7月2日付のlivedoor’ NEWSによると、サバ缶の生
産量がツナ缶を抜いてトップになった・・と言います(下記URLご参考)。
http://news.livedoor.com/article/detail/14952427/

サバ水煮缶の栄養成分を、生魚のそれと比較してみます。数値は100gあたりで表示します。
摂取熱量(生)202kCal(サバ缶)190kCal。蛋白質(生)20.7g(サバ缶)20.9g。カルシウム(生)
9㎎(サバ缶)260㎎。数値・・(生)は「まさば」・・「五訂増補日本食品標準成分表」より

数値で見ると、熱量とタンパク質はほぼevenですが、カルシウムは缶詰の方が圧倒的に多い・・
その理由・・缶詰に加工する際に、圧力をかける処理を加えることによって、軟らかくなった骨
ごと食べることができる・・サバが持つカルシウムを、丸ごと食べられる訳です。

これは、サバ缶に限らず「イワシ」や「さんま」の缶詰にも当てはまります。缶詰の栄養成分は
大抵は表示されているので、これらの缶詰の成分を比較してみると面白いと思います。

レシピは「サバ缶二題」です。「サバ水煮缶のカレー煮」は、子供さんでも食べられると思います。
「サバ水煮缶と玉ねぎのサラダ」は、TV番組からの「いただきもの」です。頗る元気な90才の
高齢な方が、毎日これを食べている・・と言った内容でしたが「なるほど」と思いました。

蛋白質・カルシウムとDHAとEPAが豊富なサバ缶と、血液をサラサラにする玉ネギは、理想的な
取り合せな食材と思います。経済的には値段も安い。サバ缶の人気上昇で、値段も上昇気味
ですが、それでもまだ安い食材と思います。

いま、鯖の水煮缶は種類が多い・・どれを買おうか・・と迷うほどの品揃えです。材料のサバが
「何時」・「何処で」漁獲されたか・・と言うのも選別要因になるという・・たかが「サバ缶」・・されど
「サバ缶」なのであります。



ご参考・・定年後も健康な人の食事は「筋肉」と「骨」がポイントだった!


魚介の缶詰で、今一番人気なのが「鯖水煮缶」と言います・・かつては「シーチキン」=「ツナ缶」
でした。それが昨年から「鯖水煮缶」が追い上げて、トップが入れ替わりました。栄養的にみる
と「鯖水煮缶」の方がバランスが良い・・下記の、レシピ栄養成分の比較表を参考にして下さい。


材 料 2人分
鯖水煮缶 2缶 160g ・・固形中身だけ
玉ネギ 1こ 160g ・・くし型にスライスする
人参 10cm 60g ・・5cm×1cm×2mの短冊切り
水 2カップ 360cc
調味料
カレーフレーク 大さじ 2 30g
マギー 1こ 4g
水 2カップ 36cc
サラダオイル 大さじ 2 20cc

作り方
1.玉ねぎと人参を炒める・・火は強火で、玉ねぎが
  透明になるまで炒める。
2.玉ねぎを炒めたら、水とカレーフレークを加えて、
  中火に落として数分煮る。
3.全体がカレーっぽくなったら、水煮缶の鯖を加え
  中火のままで4~5分煮る。
4.途中で、煮汁がべたついたら水か・赤ワイン・・・
  白ワインでもOK・・とろみを適当に薄めてください。
5.水煮缶の鯖全体が煮えたころ・・中まで火が通っ
  たら、できあがりです。

大皿に盛りつけてテーブルに運び、小皿にとって食べる
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1138 鯵のムニエル・野菜あんかけ

2018年11月08日 | 魚介類
活きの良い鯵を見つけたら試して欲しい一品です。その昔、故郷山口では、鯖と味鯵の値段が、
異なり、鯖より味の方が高かった。鯖は下魚とされ、鯵の方が格上でした。今は概して鯖の方が
値段が高いです。わたしの好みは圧倒的に鯖ですが、レシピは鯵を採りあげました。

材 料

鯵 2尾 240g ・・正味量・・三枚におろして骨をすきとる
小麦粉 大さじ 1 10g
バター 大さじ 2 20g

野菜あんの材料
人参 5cm 50g ・・5cm長さの繊切り
乾し椎茸 3枚 40g ・・同上
玉ネギ 12こ 80g ・・同上
エリンギ 2本 40g ・・同上
ピーマン 2こ 50g ・・同上
スナップ 12こ 40g ・・2cm大に切る
油揚げ 1/2こ 15g ・・3cm長さの繊切り
片栗粉 小さじ 1 4g ・・水溶きする

味料調
出汁 1カップ 180cc
すき焼のたれ 大さじ 3 30cc

作り方
鯵をムニエルする

鯵を3枚におろし、腹骨をすきとる。
小麦粉を振りかけ、バター焼きする。

野菜あんを作る
材料と調味料を鍋に入れて強火にかける。
沸き立ったら、中火にして野菜が柔らかく
なるまで煮る・・煮る時間は6~7分ほど。
味見して調え、水溶きした片栗粉を加える。
強火で煮て、煮汁が透明になったら火を止める。

盛りつける
器に、ムニエルした鯵を移し、野菜あんを乗せる。

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1137 豆腐の餡かけ

2018年11月07日 | 豆類・とうふ類

今回テーマは「新聞購読」を採りあげました。信じ難いことですが、いま若い人たちは
新聞を読まないと言います。下に、そのURLをおきます。
次代担う18歳、過半は新聞読まず、情報源としても7人に一人
https://blogos.com/article/332874/

このブログに対してコメントは、今日(’18.11.4.)現在192件あります。その中で、
わたしと、意見が近いものを、一つだけ下におきます。

「最近思うが、電車の中で新聞を広げて読んでいる人って、たまにしか見かけなくなり
ましたね。新聞もスマホやPCで読むようになった。新聞はなにより紙資源の無駄遣い。
紐で縛って古紙回収に出すときの面倒くささ。
それにボクの場合、新聞には「ニュース解説」を期待している。特に政治や経済の問
題では、その背景が詳しく知りたい。しかし日経ですら、その機能が低下している。だ
からもう新聞は読まない。ネットで十分。」

私が、新聞購読を止めようか・・と考えたのは、昨年11月の購読料金の値上げ通告
からです。1か月の料金4,509円を4,900円にするという。up率だと約8.7%・この新聞は、
他紙に比べて高いのに、更に値上げするという。私は、(抗議の意味を込めて)購読
を解約しようか・・と思いますが、結局止めずに、いまに至っています。その理由は、
私的には、他の4紙より購読履歴が長く、紙面に親しみがある・・と言うだけ。紙面内容
が他紙と比べて、格別に優れているかどうか、分りません。

いま、わたしの情報収集は、新聞が1割、ネットが9割。購読新聞は月々4,900円支払い
ますが、ネットは・・ベイコムなど加入費込で考えても割安と思います。高年齢の私でも
ネットの方が割安で情報収集し易い・・若い人なら尚更・・と思います。

若い人たちが新聞を読まないと聞き、我が家の孫5人にアンケートしてみました(5人の
内訳は中2から25歳の社会人まで)。結果は、スポーツ欄を時たま読むだけ・と言う回答
でした。上記ブログは、孫5人の意見と一緒でした。

レシピは「餡かけ二題」です。このところ、急に冷え込みが続きます。「餡かけ」の料理は
カラダを温める・・できたら、夕食の一品に加えて欲しいと思います。

今回レシピは、書き始めから9番目の作品で、初出は「あんかけの豆腐」でした。名優「藤田まこと」
さんが若いときのTV作品「あんかけの時次郎」からの「イタダキモノ」です。当時の藤田さんの役は
チャライ役でした。後年、味のある役者として大化け・・私が知る役者の中で一番大きく化けた方です


材 料
木綿豆腐 1パック 300g ・・横二つに切り、出汁に入れて温める
えび 4尾 80g ・・皮むきして2枚におろし、細切り・・分量は正味
玉ネギ 1/3こ 80g ・・くし型の薄切り
ピーマン 2こ 50g ・・二つ割りしてタネをとり繊切り
人参 1/3本 40g ・・4cmの繊切り
冷凍スナップ 12こ 40g ・・冷凍から戻して、1こを、二つか三つに切る
乾し椎茸 3枚 40g ・・ぬるま湯で戻し軸をとって細切り・・分量は戻した時の質量
油揚げ 12枚 15g ・・横二つに切って繊切り

調味料
出汁 1カップ 180cc
和風だし 1/6カップ 30cc
片栗粉 小さじ 1 6g ・・水溶きする

作り方
豆腐の処理

豆腐を横二つに切って鍋に入れ、出汁(分量外)を
注いで、弱火にかける。

野菜あんを作る
鍋に出汁と、えび以外の材料を入れて強火にかける。
沸騰したらえびを加えて中火に落とし、和風だしを加える。
3~4分煮て味見して調え、水溶きした片栗粉をくわえて
強火に戻す。片栗粉が煮えて透明になったらできあがり。

器に盛りつける
出汁で温めた豆腐を器の中央におき、野菜あんをかける。
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