男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

ゆばととうふと冬野菜のなべ

2012年01月20日 | 豆類・とうふ類

お正月太り・・という言葉があります。おせちやお雑煮をはじめ、ふだんより
ごちそうをたべてお酒も飲むが、体はあまり動かさない・・それがもとで体が
太りますが、大抵は、10日も経てばもとの体重にもどります。

今年はこれまでと勝手がちがい、体重が減りません。そのうち減り始める・・
と多寡をくくっていましたが、3週間近くたっても、ピークに張りついたままで、
いささか焦ってきました。

昨秋来、腰痛がひどく、畑作りの「減反」を余儀なくされ、作業量が減りました。
寒さがきびしいこともあり、畑にでるのも滞りがちなので、摂取熱量と運動量が
アンバランスになったのでしょう。

そこで一念発起、体を動かすように努め、摂取熱量を減らそうと思い立ちます。
TVで「タニタ丸の内食堂」が話題になって、1食を500kCal、塩分は3g以内に
抑え、栄養バランスがとれたメニューを提供する・・と報じていました。

先日、ある会合の出先で、生湯葉を1パック買ってきました。さあ何にしよう・・と
思いついたのが、ゆばととうふと冬野菜のなべです。ごはんは130gの小盛りで
計算すると、1人分の熱量は580KCal、塩分が1.7gでした。

その他の主な栄養成分は次のとおりで、( )内は1食あたりの基準量です。
タンパク質41.6g(20)、脂質15g(16.5)、炭水化物67.3g(92.5)、カル
シウム444mg(200)、食物繊維7.3g(6.4)です。

タンパク質とカルシウムが多いのに対し、炭水化物が少ないので、とうふを減らし
ごはんを増やせば、カロリーが増える、タニタのようにはいきませんでした。でも、
この鍋はおいしい鍋です。若いかたには貝柱の代わりにお肉にすると喜ばれます。

ゆばととうふとふゆやさい(はくさいとねぎ)を、こんぶ出汁で茹で、薄切りの貝柱をシャブシャブッとするだけの
シンプルな鍋です。シンプルなだけに、食材は新鮮でおいしいのをつかいます。ゆばもとうふも高いといっても
知れたものです。貝柱は高いけど活けのお造り用にします。つけ醤油は自分好みに、シンプルななべ料理です


材 料 とうふ 1丁 400g
ゆば 1パック 100g
白菜の葉先 8枚分 200g
ふとネギ 1本 180g
ほたて貝柱 6こ 120g
昆布 15㎝ 15g

作り方 とうふ1丁を6等分に切り、ゆばは6センチ巾に切る。
白菜は軸をのぞき、柔らかい葉っぱの部分だけをつかう。
軸はすてないで、ほかの煮ものなどにつかいます
ふとネギは、厚さ5ミリ、長さ7センチほどに斜めに切る。
筒切りすると、食べるとき、中から熱い芯がでて、口の
中をやけどするおそれがあります。
ほたて貝柱は、生食できるのを、1人分3こくらいを用意し、
1こを3枚か4枚にうすく、そぎ切りする。
以上、具材の準備です


なべに水とこんぶをいれ、弱火にかける。
このとき、一緒に豆腐をいれてもよいし、弱火でゆっくり
こんぶの味を引き出してから、豆腐をくわえてもよい。
出汁の温度と、とうふの温度がおなじくらいにしてなべに入れ
ゆっくりと温める・・豆腐の芯がほんのり温かいころが食べごろ。
芯まで熱くなっては、外側はそれ以上に熱く、口の中が火傷する
ほどで、豆腐のはんなりした味わいがうすれてしまいます。


あと、ゆばを加え、シャブシャブっとして、ひきあげます。
白菜もネギも貝柱も、すぐに火が通るので鍋にいれたら
長く煮ない・・・1分足らずでひきあげます。

つけ醤油は、濃い目にとったかつおだしと醤油を合わせますが、
面倒なので、既製の味醤油にしました。銘柄は「とことん豆腐通」
たつの市矢木醤油という会社の製品で、湯豆腐に良く合いました。





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かぶらずし

2012年01月17日 | 野菜類

かぶらずしは、冬やさいのカブと寒ブリを糀で漬けこんで醗酵させだ「飯ずし
=なれずし」です。もう少し詳しく言うと、かぶを1.4cmの輪切りにして、中間
7ミリのところに切込みをいれ、カスタネットのようにします。一方、塩をきつめ
にした寒ブリを、スライスしてカブのカスタネットのあいだに挟みます。それを、
にんじんなどの香味野菜と一緒に、糀で2週間つけたのが「かぶらずし」です。

発祥は石川県といわれ、富山県に伝わり北陸地方の冬場だけにつくる漬物
です。江戸時代、金沢近郊の農家のひとが、お正月のご馳走にブリを食べる
のに、ぜいたくをはばかって、ブリをカブで隠すようにして食べたのがはじまり
といいます(出典・Wikipedia)。

晩秋に蒔いたカブが育ち、おせち料理や七草かゆに使いますが、沢山残って
いて大きいのは「かぶら蒸し」につかい、小ぶりなのを「かぶらずし」にします。
つくりかたは、カブを塩づけしてからブリをはさむのが普通のようです。レシピ
のつくりかたは塩糀をつかい、直漬けにします。このほうが簡単だからです。

塩糀は「三五八=さごはち」を使います。これは、昔から伝わる「漬床で」塩3、
糀5、蒸米8の配合比率から、名づけられたといいます。以前は普通の糀を
使いましたが、三五八を知ってから、これに決めています。安い(600g428円)
うえ、塩加減がころあいで、味つけの苦労がなくなりました。

今回作った2キロの原価は、カブは自作でタダ、塩糀428円、寒ブリ250円、塩鮭
200円、あともろもろを加えても総額1000円ほどです。ネットで「かぶらずし」の
値段をみたら、一例ですが900g4200円でした。カブは、買っても安い野菜です。
レシピをみて、面倒・・と思わず、試しにつくってみてほしい・・おいしい漬物です。
  

かぶらずしは、かぶと塩ぶり・塩鮭を糀で漬けこんだ北陸地方の郷土料理です。ふた昔もまえのこと、気まぐれに
蒔いたかぶが大きく・・それもたくさんに育ち、使い道にこまり、ものはためし・・と「かぶらずし」を料理本を見ながら
作りました。これが滅法おいしかった・・・ビギナーズラックだったのでしょう。そのときの作り方を再現して作りました。


材 料 かぶ 2キロ
塩ぶり 250g
塩鮭 250g
にんじん 150g
へぎゆず 2こ分
しょうが 1かけ 100g
薄切りの鷹の爪 少々
角切り昆布 30g
塩糀 400g    塩糀と酒を混ぜ合せ、タッパーなど
日本酒 180cc    にいれ、保温材でくるみ発酵させる

塩ぶりを作り 塩ぶりの切り身に、たっぷりと塩を振り、ペーパーに包み
薄切りにする 3~4日おく。皮をとり、3cm×2cm×3ミリの厚さに切る。
塩鮭も同じ大きさに切る・・辛口の尻尾の部分がベストです。

かぶを切って干す 葉元は厚め、根はうすく切り落とし、7ミリ巾に切れ目をいれ、
1.4cmで輪切りにする。大きいかぶは半月かいちょうにする。
切れ目に塩ぶりをはさみむので、深い目に切れ込みを入れる。
かぶの皮は剥かず、汚いところをそぎとる。
平らなザルなどに並べ、1日、天日に干す。

にんじんとしょうがは2ミリほどの薄切り、昆布は2センチの角切りにする

本漬けする 乾燥した漬け容器に、塩糀をひとつかみ振りいれる。
かぶの切れ目に、塩ぶりの切り身を挟んで塩糀の上におく。
並べ終えたら、にんじん、かぶ、柚子、昆布、鷹の爪などを
振り、塩糀をひとつかみ満遍なく振りいれる。後は同様。
終ったら、残りの塩糀を敷きつめた上に、ラップをおいて、
重石をして冷暗所に2週間、今の寒さなら屋外に置けばよい。
冷蔵庫の中なら2か月はもちます。北陸地方の珍味です。

漬けあがったら 魚を挟んだサンドウィッチ状のかぶらを、漬け床からとりだして
そのままか、一口大に切って盛りつけます。

かぶに挟む塩魚は、さば・にしんなどもおいしいといいます。














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番外編・・・ブログ

2012年01月11日 | Weblog
年末から年始にかけて読み込んだブログとニュースのうちの
いくつかをお送りします。興味がわいたURLをペーストして見てください。(管理人のさぼりです・ごめんちゃい)
日本の風習も色んな見方がされていて、読んでいて、微苦笑させられますが、全般に好意的です。


「お前が言うな」「万死に値する」 鳩山元首相「辺野古以外」発言に大反発
http://www.j-cast.com/2011/12/06115497.html

米タイム誌調査、「国際イメージ」で日本が4年連続1位
http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-554.html

ブータン国王のスピーチが日本に投げかけたもの
http://blogos.com/article/24212/
ブータン国王のスピーチが日本に投げかけたもの 2
http://blogos.com/article/25296/

【中国ブログ】日本は特別な国だ、それを覚えておく必要がある
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1225&f=national_1225_058.shtml

【仏国ブログ】天皇誕生日の一般参賀「秩序正しく、天皇を敬愛」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1227&f=national_1227_047.shtml

【米国ブログ】日本のこたつ文化「足が触れ合い、親密度が増す」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1219&f=national_1219_082.shtml

【米国ブログ】日本の正月「エネルギーを浄化し気分を入れ替える」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1226&f=national_1226_061.shtml

【台湾ブログ】日本旅行は楽しい! 美しい街・神戸で過ごした時間
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1221&f=national_1221_114.shtml

【仏国ブログ】日本のスキー場の魅力「独特な雪質、快適な環境」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1125&f=national_1125_040.shtml

日本たたきで収入アップのシー・シェパード代表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111120-00000509-san-int

2001年元旦 坂本九さん娘に父が1985年に書いた年賀状届いた
http://www.news-postseven.com/archives/20111210_74213.html

Nファーガソンが描く、2021年のユーロ・欧州像が面白い
http://blogos.com/article/26646/?axis=p:0

野田首相は化けるかもしれない?
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20111212/225122/?P=2&rt=nocnt

不法操業事件の背景にある中国の抱える恐ろしい枯渇問題〜日本は対岸の火事とのん気に構えていて良いのか
http://blogos.com/article/26821/?axis=p:0

2001年元旦 坂本九さん娘に父が1985年に書いた年賀状届いた
http://www.news-postseven.com/archives/20111210_74213.html

島田紳助 20年以上にわたり両親へ月30万円の仕送りをしてた
http://www.news-postseven.com/archives/20111209_74748.html

<中国人が見た日本>中国人の素養が日本人に追いつくには…あと300年は必要?
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20111216/Recordchina_20111216029.html

<レコチャ広場>中国人には出来ない「本当の」サービス=日本人から学ぼう―中国
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20111212/Recordchina_20111212003.html

TPPアメリカの本音と思惑・ニューズウイークより
http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2011/12/tpp-2.php


日本の強さ 由紀さおりの「小ささ」「かわいさ」に活路あり
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20120101/Postseven_78126.html

【仏国ブログ】大阪を旅行「美しい大阪城やおいしい食事に満足」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1228&f=national_1228_045.shtml

【仏国ブログ】激動の1年「日本の震災、独裁者の死、荒れた欧州」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1230&f=national_1230_034.shtml

【仏国ブログ】東京は現代的な文化と、日本の伝統文化が融合する街
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0104&f=national_0104_016.shtml

【米国ブログ】京都の旅館に感激「床の間は日本文化の極み」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1230&f=national_1230_030.shtml

【米国ブログ】大阪文化「保守的な東京に比べて、外交的で派手」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0106&f=national_0106_043.shtml

【米国ブログ】日本の正月「エネルギーを浄化し気分を入れ替える」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1226&f=national_1226_061.shtml

【仏国ブログ】天皇誕生日の一般参賀「秩序正しく、天皇を敬愛」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1227&f=national_1227_047.shtml

【中国ブログ】中国有名歌手が日本を罵倒「それは愛国主義でない」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0101&f=national_0101_037.shtml

【中国ブログ】天ぷらをご馳走された中国人「量が少なすぎて満腹にならない」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0106&f=national_0106_171.shtml

【韓国BBS】日本の居酒屋は高すぎる!「しかし生ビールは最高」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0106&f=national_0106_116.shtml

中国が金正恩を見捨てる日
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1644

安倍晋三氏 金正恩は“父は誤り”と拉致問題進展可能性指摘
http://www.news-postseven.com/archives/20120101_78341.html

ソウル独立門の由来に現地若者「日本からだ!」→正解は中国
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20111208/Postseven_74172.html?_p=2

<対北朝鮮>日米韓が今月中旬に局長級協議
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20120107/Mainichi_20120107k0000e030161000c.html

クーリエ・ジャポンの現場から
http://courrier.jp/blog/

ノルウェーでニシンが大量死、20トンが海岸に
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE80303T20120104

ユーロ1.2763ドルまで下落、一部に北朝鮮の原子炉爆破とのうわさ
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE80502S20120106/

韓国ウォンと株式が下落、北朝鮮核関連施設で事故とのうわさなどで
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE80503320120106/
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まぜずし・・・おせちの残りを使って・・・

2012年01月10日 | おせちシリーズ

今年のおせちは、思い切って品数と、作る量を減らしました。毎年
欠かさず作る「きんとん」、「金柑の甘煮」、「ニシンの昆布巻き」など、
手数がかかるのはやめました。きんとんや金柑は、金運のエンギを
かつぎ(おせちを買った昨年も)つくりつづけましたが、毎年のように、
裏切られ、金運には縁のないものと、スッパリあきらめました。

元日のにぎり寿司パーティが終ったあと、おせちの残りを三家族に
お持ち帰りして貰いますがそれでも余ります。冷凍できるものはよろ
しいが、「炒りどり」などは始末におえません。そこで思いついたのが、
細かく刻んで味をつけなおして、まぜずし=ばらずしを作ることでした。
ヒントは、湯木貞一さん著「吉兆あじばなし・・42ページ」にあります。

「煮しめが残ったら、おすしの具に」とあり、それをおもいだしました。
「吉兆あじばなし」は全4巻です。日本料理の頂点をきわめたかたが、
書かれたレシピ本・・玄人じみてとっつきにくい・・とおもいがちですが、
素人にも実にやさしく書かれた料理書とおもいます。暮らしの手帖社
の編集長、故花森安治さんとの対談記録で書かれた本です。

この四書と辻嘉一さんの著書が、わたしの料理のバイブルです。その
共通点は、玄人でありながら素人にやさしいかたり口と、食材を粗末に
しない・・大根葉やかぶの皮一枚も捨てずに、活用することにあります。
料理屋のゴミは、沢山出てはいけない・・と食材を捨てるのを、お二人
とも戒めています。残りものの料理や食材を、おいしく作る工夫をして、
料理屋さんに限らず、一般のおうちからも、生ゴミを少なくしたいですね。  

昨年、はじめて「おせちセット」を買い求め、その手軽さに感激しましたが、売れ行きがもう一つでした。
ことしはおせち作りを再開・・・品数をしぼったつもりでしたがけっこう残りました。このままだと、何れは
捨てられてしまいます。それだけは避けたい・・そのおもいでつくったのが、レシピの「まぜずし」です。


材 料 おせちの残り 炒り鶏のごぼう
同・しいたけ
同・れんこん
同・絹さや
エビの旨煮
かぶの酢の物
ほたてのつけ焼き
焼きアナゴの旨煮
ぶどう豆
すしめし 適量

作り方 具材の処理
ごぼう・しいたけ・れんこんは細かいみじん切り。
そのままでよいが、薄味なら濃い目に煮なおします。
絹さやは、三つか四つに切る。

エビの旨煮は、斜めに削ぎ切りする。
かぶの酢のものは、細切りに切る。
ほたてのつけ焼きは、細かくほぐす。
焼きアナゴは1センチ巾に切る。
ぶどう豆は、そのままつかう。

すしめし 新しく炊いたご飯に合せ酢を混ぜ、すしめしをつくる。
・・・具材は再利用だが、すしめしはあらためてつくる・・・
すしめしが新しいのがおいしくつくるコツです。

あとは、具材を適当に混ぜ込むだけ・・のおすしです。
お漬物・・柴漬けなんかがあれば「ベリーグッド」です。

できあがりは、写真のように無愛想なおすしですが、
味のほうは、まちがいなくおいしい・・欲を言えば、
錦糸玉子を作ってのせれば、見栄えがよくなります。











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やさいの中華丼・・・七草がゆに代えて・・・

2012年01月07日 | おせちシリーズ

年が明けて早や5日になりました。あさって7日は七草粥を食べる日です。
私は思います。日本の年の瀬から新年にかけて、色んな行事が多すぎる
・・皆さんはそのように思われませんか?

年賀状書き、おせち作り、除夜の鐘、初日の出、お雑煮、初詣、お年賀伺い、
初出勤、七草、鏡開き、どんと焼きなど、本当に息つくひまもありません。
ほかにも初荷、初売、出初式もあり、よくぞ考えたものと感心します。

それだけで収めておけばよいものを、クリスマスにあやかり、家々に派手な
飾りを競うようにとりつける・・そのあと片づけもしないといけません。それで
いて忙しい々々と言う・・人はピークを作るのがすきなのだろうかと思います。

銀行につとめたころ、仕事が一時に集中すると、思わざる混乱が起こります。
東北大震災のあとの、ある銀行のシステム障害が一例です。その昔、銀行
では仕事の集中をなくすため、ピークを避ける「平準化」に努めていました。
一年で一番ゆっくりくつろぎたいとき、あえていそがしい思いをする事から、
ぼつぼつ開放されたいと思うようになりました。

話しはさておき「七草粥」です。ことしは目先をかえて、やさいを中心にした
中華風の味つけに、好みの・・豚肉や、魚介をアクセントに加えてみました。
これが頗るおいしいのであります。青菜がたくさんの七草粥をお試し下さい。
 

冬野菜をたっぷりつかい、中華味でまとめた丼です。アクセントに「ちくわ」を加えますが、それも少しでよろしい。
この丼は、ごはんは全体の三分の一で、あとが野菜と少しの煮汁・・煮汁は片栗粉でトロミをつけます。はじめの
三分の二を食べると、汁にまみれた「おじや風」のご飯が出てくる・・これがたまらなくおいしいやさしい味の丼です。


 材 料 ごはん 150g   あたたかいごはん・・冷やごはんはチンします

具の材料 白菜 小 4枚   軸は4センチ巾、葉っぱは6センチに切る
ほうれんそう 2株   同
菊菜 2株   かぶ元を切り、ばらしておく
玉ねぎ 1/4こ   5ミリのくし型に切る
青ネギ 2本   5センチ長さに切る
しめじ 1/4パック   根元を切ってばらす
にんじん 3㎝   皮をむき、4ミリの筒切り
ちくわ 1本   たて・よこ十文字の四つに切る

味つけ 出汁 1カップ
日本酒 大さじ 1
味覇 大さじ 1
・・・味覇は、中華の味の素です
片栗粉 小さじ 1

作り方 なべに、出汁と日本酒をいれ、火にかける。
ふっとうしたら、にんじん、玉ねぎ、白菜のじくなど
火が通りにくいものから入れて、中火で煮る。

にんじんが柔らかくなったら、味覇とちくわを入れる。
全体に味をなじませて、白菜の葉っぱ、菊菜、青ねぎ、
ほうれんそうを加え、ふたをして強火にする。
・・フタをするのは30秒くらい、長くおくと青味がとぶ・・

最後に、水溶きした片栗粉を流して、煮汁にトロミをつける。

大き目のどんぶりに、あたたかいごはんを敷き、うえに
やさいと煮汁全部をのせる。

トロミをつけているので、かなり熱い・・用心して食べてください。
野菜がキライな人はともかく、思った以上においしい丼です。








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卓上にぎり寿司

2012年01月06日 | ご飯類

今年のおせちは№340でお伝えしましたように、出来あいはやめました。
年末のおせち作りをカムバックして、知り合いの方から頼まれた、おせち
セットの中からは、マグロセットをえらびました。


折角のマグロを活用しようと思い、今年の料理は「にぎり寿司」にします。
手巻き寿司にしたら・・という声もありましたが、にぎりにこだわりました。
おせちが貧弱な代わりに、すしダネは華やかにしたかったからです。

家族のなかで、にぎり寿司ができるのは1人だけ、それもアルバイト修行
しただけなので、とても14人の握りはできません。そこで、すしダネとすし
めしは、別々の器に盛りつけて、好きなタネをのせて食べることにしました。

私はおすしが好きです。これまで色んな寿司作りにチャレンジしましたが、
「にぎり」だけは今もできません。すし飯の量を17~8gにまとめてタネを
のせ、ふんわりにぎるなんて芸はとっくにあきらめました。

我が家の集まりは元日の日に決めています。タネつくりは順を追って作る
ので、負担感はありませんが、難しいのがすし飯作りです。適当に保温し、
にぎりの大きさを特定し、形と量をそろえるので気を使いました。

総員のうち、子どもが半数のパーティなので、子どもが食べやすいよう作れ
ば良いと割り切りました。久しぶりのにぎり寿司パーティでしたが、みんな
よろこんで食べてくれ、それがなによりのしあわせでした。


握りずしはしろうとにはムリです。にぎり方に何回かチャレンジしましたがダメでした。それでもタネだけならなんとか
できるので、今年の正月は握りずしパーティにしました。すしめしは幕の内の道具をつかい、すしめしの量を均一に
して握ります。総員14人、それも食べ盛りが多いので、タネの分量ははぶきますが、すしめしは140こにぎりました。


具 材 えびうま煮 作り方・下記
いわし酢締め レシピいわし酢締め
ローストビーフ 出来合い
たい笹漬け 出来合い
焼き穴子旨煮 作り方・下記  
ナス漬物 出来合い
かにかま甘酢 作り方・下記
数の子 塩抜きして削ぎ切り
サーモン 出来合い
イクラ 出来合い
まぐろ造り  すしダネ大に切る
茹でたこ造り  同
ツナ缶 オイルをこしてマヨネーズと和える
焼き海苔 半切りして、4等分する

作り方 エビの旨煮
煮方・味つけはレシピなすとエビの炊き合わせ
をごらんください。
くしを抜き皮むきしたら、腹の方から縦に包丁を
入れて皮一枚残し、観音開きにする。
尾の真ん中のとげをとり、頭部を切りそろえる。

焼き穴子の旨煮
焼き穴子の頭部を切りとり、昆布だし、酒、みりん、
濃口醤油等量の煮汁で、弱火でじっくり煮て冷まし、
6~7センチ長さに切る。

かにかまの甘酢
かにの剥き身が一番だが、かにかまでもじゅうぶんいける。
しおとさとうと酒で甘酢をつくり、30分つけこむとかにもどきになる。

  すしめしをにぎる
すしめしの作り方・・レシピ「うなぎのちらしすし」に記載
幕の内の型でかるーく形取って、それをすしの形に整える。
1こ22gほどですこし大きめですが、形と大きさはそろいます。
にぎり1つ15~20gが適量と言いますが、TPOで使い分けます。





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