タラをから揚げし、野菜は油通しして、甘酢液に漬け込みました。漬け汁に醤油と | ||||||
鷹の爪を省略したので、南蛮漬け風としました。玉ねぎだけ生ですが揚げ立ての | ||||||
タラや野菜が加わるので、程よい味になります。タラの代わりハモもよろしいです。 | ||||||
材料 | ||||||
タラ・切り身 | 2切れ | 200g | ・・3センチ大に切り、味塩と小麦粉をまぶしておく | |||
玉ねぎ | 1/2こ | 80g | ・・1センチ巾のくし形に切る | |||
人参 | 4センチ | 40g | ・・5ミリ巾の半月切り | |||
なす | 1/2こ | 40g | ・・2センチ巾の半月切り | |||
ピーマン | 1こ | 40g | ・・3センチ大の角切り | |||
パプリカ | 1/3こ | 40g | ・・3センチ大の角切り | |||
小麦粉 | 6g | ・・分量は消費量 | ||||
オイル | 適宜 | ・・消費量は15g | ||||
南蛮酢の材料 | ||||||
カンタン酢 | 1/3カップ | 60cc | ||||
出汁 | 1/3カップ | 60cc | ||||
日本酒 | 適宜 | |||||
酢 | 適宜 | |||||
みりん | 適宜 | |||||
作り方 | ||||||
1.カンタン酢と出汁を合わせ、日本酒・酢・みりんを適宜加え、味見して南蛮酢を作る。 | ||||||
2.南蛮酢にくし形切りした玉ねぎを加える。 | ||||||
3.角切りのタラをから揚げして、(直接)南蛮酢に入れて沈める。 | ||||||
4.半月切りの人参を素揚げして、南蛮酢に入れて沈める。 | ||||||
・・熱した油に入れて30秒ほどで引き上げる・・ | ||||||
5.ナス・ピーマン・パプリカを油通しして南蛮酢に入れて沈める。 | ||||||
・・熱した油に入れ、一呼吸で引き上げる・・ | ||||||
6.全体をざっくりと混ぜ合わせ、ラップをかぶせて味をなじませる。 | ||||||
・・揚げたてを南蛮酢に浸すので、すぐに食べても大丈夫です・・ |
真さばを生姜で甘辛く煮付けました。淡路産と書いてあって、捌くと腸がきれい | |||||
なので、刺身かしめ鯖にしたいくらいでした。でも、アニサキスが怖いので煮て | |||||
食べることにします。小振りなのが1尾600円!・・さばも値段が高くなりました。 | |||||
材料 | ・・2人分 | ||||
真さば | 片身・骨付 | 180g | ・・二切れにして、皮目に十文字の切れ目を入れる | ||
生姜 | 2センチ | 15g | ・・皮付きのまま繊切り | ||
小松菜 | 1株 | 160g | ・・塩ゆでして、3~4センチ巾に切りそろえておく | ||
調味料 | |||||
濃口醬油 | 大さじ2 | 20cc | |||
溜まり醬油 | 小さじ1 | 5cc | |||
みりん | 大さじ2 | 20cc | |||
砂糖 | 大さじ1 | 10g | |||
日本酒 | 1/3カップ | 60cc | |||
水 | 1/3カップ | 60cc | |||
作り方 | |||||
1.さばを熱湯にくぐらせて冷水にとり、血合いや汚れを取る。 | |||||
2.調味料全部をなべに入れて煮立てる。 | |||||
3.煮汁が沸き立ったら中火にして、生姜とさば(皮を上にする)を入れる。 | |||||
4.煮汁がふつふつし始めたら、落し蓋をして12~13分煮る。 | |||||
・・落し蓋なしで煮るときは、煮汁をさばに振りかけながら煮る・・ | |||||
5.煮汁がとろりと煮詰まったら出来上がり。 | |||||
6.器に盛りつけて煮汁を注ぎ入れ、小松菜を添える。 |
「世界の終わりの地政学」という本があります。アメリカの地政学ストラジテスト、ピーター・ゼイハン氏の著書で2022年アメリカで発行され、大きな反響があったといいます。日本では2024年7月、集英社から上下二冊が発行されました。
半年以上も前の発刊ですが、私は、この本を1月30日の日経・グローバルオピニオンのページで知りました。そこには「米国撤退後の世界に備えよ」と題した著者ゼイハン氏の談話記事と氏の紹介が書いてありました。記事の一部を下に置きます。
グローバル化が進んだのは第2次大戦後、米国が世界の航行の安全を守るとともに、自由市場を開放したからにほかならない。米国の狙いは、ソ連と対抗するための仲間づくりだった。実際多くの国々は米国の側につき、安全保障政策の主導権を委ねた。だが米国は、もはやグローバル化を主導する意思を失った。背景には二つの要因がある。
第一に冷戦が終わりソ連の脅威が去った。新たなライバルである中国はソ連ほど日常的な恐怖をかき立てず、多くの米国民は中国を抑 制・反撃するための包括的な同盟の必要性を感じていない。第二に、産業化が加速して都市部に人口が集中し、農村では労働力として重宝された子供がむしろ負担になった。この結果、自由貿易の前提となる旺盛な消費も生産力も失われつつある。
そこへトランプ大統領が登場し、脱グローバル化へ・・と記事は続きますが、記事の紹介は中断し本書上巻の内容をまとめたサイト二つを下に置きます。興味ある方ご一読ください。
ブックレビュー『「世界の終わり」の地政学 上巻』|梯 慶太 Keith Kake
「世界の終わり」の地政学 上 〜野蛮化する経済の悲劇を読む〜 - E.I.S | 組込みシステム技術者向け オンライン・マガジン
レシピは「バサのフライ」と「さばの生姜煮」です。バサという耳慣れない魚を見たのは近くののスーパーでした。ヒラメの切り身にそっくりで品名「バサ」と書いてある。料理は「フライ・ムニエルに適している」とあり、値札の隣に「ー20%」のシールが貼ってあります。わたしは値下げのシールにつられて1パックかごの中に入れました。
その「バサ」をフライにしましたが、これがまことにおいしい! 近くに住む娘家族にも試食して貰いましたが「メッチャおいしい!」と好評でした。この「バサ」が何よりも気に入ったのが栄養成分です。100gあたりの熱量54KCal、たんぱく質11.4g、脂質0.9gで低カロリーでたんぱく質が多いので、フライにしても高カロリーにならないのがよろしい。
レシピを「バサとさば」にしたのは、名前が好対照なうえ淡水魚と海水魚、白身と赤身、低カロリーと高カロリーなども対照的なのが面白いとおもいました。今回「バサ」のコストは1パック4切れ160gが(定価のー20%)で200円でした。安くておいしい「バサ」をお試しください。
バサは別名パンガシウスと言い、ベトナムなどで養殖される淡水魚で、ナマズの一種 | ||||||
といいます。フライにするとおいしいと説明書きにあったので「物は試し」で作りました。 | ||||||
ヒラメに似た白身の魚で、ムニエルも試しましたが、フライが一番おいしいと思います。 | ||||||
参考までに、似た名前の「さば」のフライも作って栄養成分を計算しました。 | ||||||
材料 | ・・2人分 | |||||
バサ切り身 | 4枚 | 160g | ・・塩胡椒を軽く振ってしばらくおく | |||
ホウレンソウ | 2株 | 30g | ・・サラダ用ホウレンソウを3~4センチ巾に切る | |||
ピーマン | 1こ | 30g | ・・四つ割りして茹でておく | |||
塩胡椒 | 適宜 | |||||
小麦粉 | 適宜 | |||||
玉子 | 1こ | 50g | ||||
パン粉 | 適宜 | |||||
揚げ油 | 適宜 | |||||
作り方 | ||||||
1.塩コショウしたバサに浮き出た水気をペーパーで拭き取る。 | ||||||
2.バサに小麦粉・溶き卵・パン粉の順にまぶしつける。 | ||||||
3.170°~180°に熱した揚げ油にころもづけしたパサを入れる。 | ||||||
・・鍋の大きさ・脂の量にもよるが、一度に揚げるのは二つくらいにする・・ | ||||||
4.バサが浮き上がって色づいたら、箸でつまんでチリチリ振動が伝わればOK. | ||||||
5.油を切ってペーパーかすのこに移す。 | ||||||
6.容器に移し、付け合わせのピーマンとホウレンソウを添えて出来上がり。 |
たらと根菜の味噌汁です。材料さえそろえば30分でできるシンプルな料理です。 | |||||||
たらは切り身を使いましたが、頭や中骨などあらがあればおいしい出汁がでます。 | |||||||
レシピは2人分ですが、食べ盛りの若い人なら一人分でも少ないかもしれません。 | |||||||
材料 | ・・2人分 | ||||||
たら切り身 | 1切れ | 160g | ・・3~4センチ大の角切り | ||||
大根 | 5センチ | 100g | ・・皮むきして3ミリ巾の半月切り | ||||
人参 | 5センチ | 40g | ・・皮むきして3ミリ巾のいちょう切り | ||||
ごぼう | 10センチ | 30g | ・・たわしでこすり洗いしてささがきにする | ||||
青ネギ | 2本 | 20g | ・・小口より1センチ巾に切る | ||||
調味料 | |||||||
出汁 | 2.5カップ | 450cc | ・・水2.5カップに出汁の素1/2パックを加える | ||||
日本酒 | 大さじ2 | 20cc | |||||
赤味噌 | 大さじ2 | 20g | |||||
作り方 | |||||||
1.鍋に出汁を入れて強火にかけ、沸き立ったら(青ネギ以外の)野菜を入れて煮る。 | |||||||
2.野菜がしんなりしたら鱈の切り身を加え、中火にで5~6分煮る。 | |||||||
3.日本酒と味噌を加え、味見して調え青ネギを加えて出来上がり。 |
この冬は昨年に比べずいぶん寒い。特に、2月4日の寒波から今日23日までの寒さが強烈です。diaryに当日の最低と最高の気温を記録していて、4日~23日20日間の平均値を計算しました。その結果、最低気温=昨年5.1°・今年ー1.1°、最高気温は昨年12°・今年8°でした。最低気温が昨年に比べ6°も低い。昨年は氷点下の日が「0」に対し、今年は18日もあって寒い筈です。
しかも風が強い日が多い。午前中はおだやかでも、午後になると秒速6~8mの風が北西から吹きつけてくる。風速8mを時速換算すると29kmになります。買い物や医療機関の通院は風のない午前中に済ませ、午後はひっそり家の中で本を読んだりパソコン検索で過ごします。
そんな中「おもしろい!」と思った本がありました。題して「文体練習」というフランスの作家レーモン・クノー(1903~1976)の代表作。邦訳には朝比奈弘治・松島征両氏の二冊があります。内容は「ある男が同じ人物を一日に二度見かける」という単純な話を99通りの異なった文体で著したものです。朝比奈氏訳本の「目次1・メモ」を下に転記します。
S系統のバスのなか、混雑する時間。ソフト帽をかぶった26歳くらいの男、帽子にはリボンの代わりに編んだ紐を巻いている。首は引き伸ばされたようにひょろ長い。客が乗り降りする。その男は隣に立っている乗客に腹を立てる。誰かが横を通るたびに乱暴に押してくる、と言って咎める。辛辣な声を出そうとしているが、めそめそした口調。席があいたのを見て、あわてて座りに行く。二時間後、サン=ラザール駅前のローマ広場で、その男をまた見かける。連れの男が彼に、「きみのコートには、もうひとつボタンを付けたほうがいいな」と言っている。ボタンを付けるべき場所(襟のあいた部分)を教え、その理由を説明する。
クノーは「文体練習」を1942年に12の文体で書き始め、少しずつ書き足しながら完成までに5年の歳月をかけ、99通りの文体にしたのは1947年でした。関連のURLを下に置きます。
138夜 『文体練習』 レーモン・クノー − 松岡正剛の千夜千冊
レシピは魚と野菜の汁もの二つ「ホッケの三平汁」と「たらの味噌汁」です。寒い日の夕食に
作って、たっぷりと食べて温まってください。
開きホッケをぶつ切りして、刻んだ大根と人参で作る「あったか汁」です。ホッケが | ||||||
甘塩なので味噌を加えましたが、好みで塩や醤油でもOKです。ホッケは頭も適当 | ||||||
に切って加えるとおいしくなります。寒い日に作って食べたい「三平汁」です。 | ||||||
材料 | ・・2人分 | |||||
ホッケ(開き) | 片身 | 120g | ・・皮付きのまま3センチ巾のぶつ切り | |||
大根 | 5cm | 100g | ・・皮むきして3ミリ巾のいちょう切り | |||
人参 | 5cm | 40g | ・・皮むきして3ミリ巾の半月切り | |||
青ネギ | 2本 | 20g | ・・1センチ巾に切る | |||
調味料 | ||||||
出汁の素 | 4g | |||||
日本酒 | 大さじ3 | 30cc | ||||
味噌 | 10g | |||||
水 | 3カップ | 540cc | ||||
作り方 | ||||||
1.鍋に水と出汁の素を入れて火にかける。 | ||||||
2.沸き立ったら、大根と人参を加えて煮る。 | ||||||
3.大根が透明になったら、ホッケを加え中火にして5~6分煮こむ。 | ||||||
4.味見して塩味が足りないときは(塩・醤油・味噌)を適量加えて調える。 | ||||||
・・塩引きした魚の塩味だけで作るが、物足りないときは、塩など好みのものを加える・・ | ||||||
5.青ネギを加えて出来上がり。 |
開いたイワシをソテーして、野菜を細かく刻んでラタトィユ風に作ったソースを添え | ||||||
ました。タンパク質・カルシウムに優れ、野菜たっぷりの栄養満点な一品。夕食の | ||||||
おかずはこれ一つで十分です。炭水化物が少ないのはご飯でバランスがとれます。 | ||||||
材料 | ・・2人分 | |||||
イワシ(処理済) | 4尾 | 260g | ・・頭や内臓など処理済みで開いたもの | |||
玉ネギ | 1/2こ | 80g | ・・1.5センチ大の角切り | |||
パプリカ赤・黄 | 各1/4こ | 80g | ・・1センチ大の角切り | |||
ピーマン | 2こ | 40g | ・・同 | |||
セロリ | 4cm | 40g | ・・同 | |||
ニンニク | 1かけ | 10g | ・・みじん切り | |||
トマト水煮缶 | 1/2缶 | 200g | ||||
調味料 | ||||||
オリーブオイル | 大さじ2 | 20g | ||||
マギー | 2こ | 8g | ||||
塩胡椒 | 適宜 | |||||
作り方 | ||||||
イワシをソテーする | ||||||
1.イワシの尾と背びれを切り取り、塩胡椒を振る。 | ||||||
・・イワシの両面にペーパーをあてて水気を拭き取る・・ | ||||||
2.フライパンに少量のオイルを入れて熱し、イワシの両面を焼く。 | ||||||
3.焼いたイワシをペーパーに移し、余分な脂を落とす。 | ||||||
ラタトゥイユ風ソースを作る | ||||||
1.ニンニクを炒め、香りが立ったら玉ねぎを加えて炒める。 | ||||||
2.玉ねぎがしんなりしたパプリカ・ピーマン・セロリを加えて炒める。 | ||||||
3.全体にオイルが回ってしんなりしてきたら、トマト水煮・マギーを加え3~4分煮る。 | ||||||
4.味見して調え、ソテーしたイワシを加え、1~2分煮て火を止める。 | ||||||
5.器に盛りつけできあがり。 |
完全数と言う名称は「ピタゴラスの定理」で有名な、 古代ギリシャの数学者ピタゴラス(BC582 ~BC 496 ) が付けたと言います。その後、紀元前3世紀、古代エジプトの数学者ユークリッドが「原論」によって完全数の数式を証明し、最初の4つの完全数を発見したと言います。
最初の4つの完全数とは、6と28、496、8128で、10000以下の完全数はこの4つ。これまでに確認された完全数は51個。51番目の完全数は4900万桁以上もあって、2018年に発見されました関連のURLを置きます・・【マンガでわかる】たった51個しか見つかっていない、「完全数」は相当珍しい | とてつもない数学| ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)
今から74年前(1950年)の今日6月28日は、読売巨人軍の藤本投手が日本の野球史上初の「完全試合=パーフェクトゲーム」を達成した日です。月と日ともに「完全数」の日に「完全試合」を成し遂げたという出来過ぎた話ですが本当です。お菓子業界では、「パフェ」と「パーフェクトを絡めてこの日を「パフェの日」と制定しました。
レシピはコロッケ二題、「エビとカニカマのコロッケ」と「ビーフコロッケで」です。コロッケと言えばそのむかし「コロッケの唄」というのがありました。歌詞は「ワイフ貰って嬉しかったが いつも出てくるオカズはコロッケ 中略 アッハハハ アッハハハ こりゃ可笑し!」でした。こんな歌、いま知っている人いますかね。
海鮮のコロッケで、ベースにはマッシュしたジャガイモとホワイトソースを混ぜました。 | |||||||
好みでジャガイモだけでもよいし、ホワイトソースオンリーにすると口当たりよいのが | |||||||
出来る。エビだけ、カニカマだけのコロッケより味に変化があっておいしいと思います。 | |||||||
材料 | ・・できあがり16こ | ||||||
ジャガイモ | 6こ | 450g | ・・皮むきした正味量・3cm大に切る | ||||
玉ネギ | 1/2こ | 130g | ・・皮むきしてみじん切り | ||||
ブラックタイガー | 6尾 | 130g | ・・皮むきした正味量・水洗いして拭き取り1センチ大に切る | ||||
カニカマ | 2パック | 130g | ・・スティックのカニカマを1cm巾に切る | ||||
ホワイトソース | 1缶 | 280g | ・・マッシュポテトと混ぜ合わせる | ||||
調味料 | |||||||
バター | 大さじ2 | 20g | ・・玉ネギとエビ・カニカマを炒めるのに使う | ||||
フュメドポワソン | 小さじ1 | 8g | ・・味つけの仕上げに使う | ||||
塩胡椒 | 適宜 | ・・エビとカニカマを炒めるとき使う | |||||
ころもと揚げ油 | |||||||
小麦粉 | 30g | ・・分量は消費量のみの表示です。 | |||||
卵液 | 60g | 衣付けのときはたっぷり用意する。 | |||||
パン粉 | 60g | 揚げ油も同様。 | |||||
揚げ油 | 65g | ||||||
作り方 | |||||||
1.ジャガイモを茹でてマッシャーですりつぶし、ホワイトソースを加えて混ぜる。 | |||||||
2.バターを溶かし、玉ネギを透明になるまで炒め、(1)に加えて混ぜる。 | |||||||
3.エビとカニカマに塩胡椒を振ってバターで炒め、(2)に加えて混ぜる。 | |||||||
4.(3)にフュメドポワソンを均等に振ってよく混ぜ、味見して調える。 | |||||||
5.(4)を16等分(1個70g)して小判型にまとめ、ころもをつける。 | |||||||
6.小麦粉・溶き卵・パン粉の順につけて170℃に熱した油で揚げる。 | |||||||
7.パン粉の色がきつね色になったら引き揚げてスノコにおいて油切りする。 | |||||||
レシピは「エビそぼろ」と「ちらし寿司」です。「エビそぼろ」はすし飯に混ぜ込む隠し味の
具材です。レシピはハナメイえびを使いましたが、ブラックタイガーでも良いし、活けの川津
えびならなおよろしいと思います。
すし飯に「エビそぼろ」を混ぜ込むのは、ふるさとのバラ寿司の作り方にヒントがありました。
今日は「バラ寿司をつくる」という日には、行きつけの魚屋さんに活きの良い「エソ」という
魚をすり身にしてもらいます。
すり身の半分をすし飯用の合わせ酢に混ぜ込んでご飯に混ぜる、残り半分はみりんなどで味付
けして煎り付け、食紅で色付けして「バラ寿司」の上に乗せるそぼろを作る。この「バラ寿司」
が滅法おいしかったので、同じ作り方でやってみようと思いついたのが「エビそぼろ」です。
「エビそぼろ」の作り方は、エビを熱湯で茹で細かく叩いて味つけする方法と、生のエビを叩
き味つけして煎り付ける・二つのやり方があります。今回レシピは後者のやり方で作りました。
今年は、サクラの開花が例年より10日~12日遅れていると言います。先週の土曜日(6日)に
サイクリングしてサクラを見てきましたが、五分咲から七分咲の様子でした。今日(4月9日)
の天候は、全国的に強風で荒れ模様でしたが、サクラはまだ散ってないと思います。
次の土・日の天気予報は「晴れ時々くもり」・と穏やかな日和で、散り際のサクラが楽しめる
と思います。お花見弁当に「ちらし寿司」を食べながら、散り行くサクラを楽しんでください。
生エビを包丁で叩いて擂り身状にして作るそぼろです。ちらし寿司のすし飯に混ぜ込むのに | ||||
作りました。擂り身にする工程を省略するには、茹でたエビ細かく刻んで作っても、同じように | ||||
できます。すし飯に混ぜこむので、ちらし寿司やばら寿司用で、握りずしには使いません。 | ||||
材料 | ||||
エビ(ハナメイ) | 10尾 | 150g | ・・皮むきした正味量 | |
みりん | 大さじ2 | 20cc | ||
日本酒 | 大さじ2 | 20cc | ||
砂糖 | 大さじ2 | 20g | ||
味塩 | 小さ1/2 | 2g | ||
作り方 | ||||
1.皮むきしたエビをまな板に置いて細かく刻む。 | ||||
2.刻んだエビをまとめて平らにならし包丁でたたいて擂り身状にする。 | ||||
3.叩いたエビと砂糖・味塩を擂り鉢に入れて擂り潰す。 | ||||
・・すり鉢がなければ、鍋に入れてよく混ぜればよい・・ | ||||
4.みりんと日本酒を加え(すりこ木で)擂り混ぜる。 | ||||
5.全体がドロリとなったら鍋に移し中火で煮る。 | ||||
6.なべ底からかき混ぜ、水気がなくなるまで煮る。 | ||||
7.全体がぱらついてそぼろ状になったらできあがり。 | ||||
・・食紅などで色付けするときは、煮る途中で加える・・ |
を使うか、水煮缶を使うとテマが省けます。トマトソースは炒めた玉ねぎと水煮缶のトマトを
煮込んでケチャップとウスターソースで味を調えました。安上がりでおいしいお惣菜です。
材 料 ・・2人分
イワシ 6尾 140g ・・頭・腸・骨を取った正味量
玉ねぎ 1/2こ 120g ・・みじん切り
ニンニク 1かけ 15g ・・みじん切り
水煮トマト 1パック 300g
小麦粉 大さじ 1 10g
パセリ 適宜 ・・みじん切り
調味料
オリーブオイル 大さじ 1 10g
バター 大さじ 1 10g
トマトケチャップ 大さじ 3 30g
アンチョビー 6枚 10g ・・細かく刻んでおく
ウスターソース 適宜
塩胡椒 適宜
作り方
イワシの下こしらえ
1.頭と腸をとって水洗いし、ペーパーで水気を拭き取る。
2.手開きして中骨をはずし、背びれと尾を取り除く。
3.軽く塩胡椒を振って小麦粉をまぶす。
4.刻んだニンニクをオリーブオイルで炒める。
5.ニンニクの香りが立ったらイワシを加え、両面を(きつね色に)焼いてトレーに移す。
トマトと玉ねぎを炒めて煮こみ、イワシを加える
1.バターを熱し、玉ネギを加えて炒める。
2.玉ネギが透明になったらアンチョビーと水煮トマトを加え、4~5分中火で煮込む。
・・途中でトマトケチャップとウスターソースを加えて味を調える・・
3.トレーのイワシを加え、2~3分煮て出来上がり。
が特徴で、アジア諸国は総じて同じ数え方です。西洋では、ロマンス語系とゲルマン語系
で違いがありますが、今回はロマンス語系のフランス語と、ゲルマン語系のデンマーク語
の数え方についてお伝えしましす。
先ずフランス語の数え方は、固有数詞は60(soixante)まで。70・80・90は固有数詞が
なく足し算や掛け算で表します。70はsoixante-dix(soixante=60とdix=10)で足し算。
80はquatre-vingts(quatre=4とvingts=20)で掛け算。90はquatre-vingt-disと言い
4×20+10で掛け算と足し算の合算で表し、数え方に20進法と60進法の名残りがあります。
デンマーク語の数詞は、50から90まで10毎の数詞(50・60・70・80・90)の表し方に特殊
性があります。二桁目が偶数の60と80の数え方は、3×20と4×20で表します。言葉で言う
と60はtresindstyveと言い、表記はtresまでで(inⅾstyve)は省略しています。treは(3)
sindsは(×)tyveは(20)を意味し、20進法がベースになっています。
二桁目が奇数の50・70・90の数え方は次の通り、50は(-0.5+3)×20、70は(-0.5+4×20)
90=(-0.5+5)×20で表します。2.5を「-0.5+3」の表し方にデンマーク語の特殊性があり、
70・90も同じ表し方です。50は言葉でhalvtredsと言い、halvは(1/2=0.5)、treは(3)
sは(sindstyve)の略語で(×20)の意味です。
halvが(-0.5)とマイナスになる訳は、tre=3 の左にhalvを置くためでラテン語の影響と
言います。ラテン語では左の数はマイナスを意味し、右の数はプラスを意味します。ラテン
語で4は(ⅠⅤ)と表し、9は(ⅠⅩ)と表します(Ⅰは1、Ⅴは5、Ⅹは10)。
「97」をフランス語で表すと「quatre-vindis-dis-sept」で「4×20と10と7」の意味です。
デンマーク語では「syvoghalvfems」で「7と(-1/2+5)×20」の意味ですが、どちらも
ややこしい数え方です。冒頭に、私たちの数え方は中国伝来と書きましたが、単純な数え方
を教えてくれた古代中国に感謝したいと思います。
お送りするレシピはイワシのカレー煮とトマト煮です。イワシの下処理が面倒なら、開いた
のを買うと調理がラクです。小骨まできれいに取ってあるので小さなお子さんでも安心して
食べられます。野菜たっぷりで栄養バランスが良く、コストが安いので家計に優しいレシピ
です。今が旬のイワシでお試しください。
レシピのネーミングでは料理の実態がピンと来ないかも知れません。玉ねぎ・ピーマン・パプリカ・
ナス・人参をカレールウで煮込み、バター焼きしたイワシを加えたカレーです。これは、主菜として
ご飯のおかずにして食べますが、普通のカレーのように、ご飯にかけてもおいしく食べられます。
材 料 ・・2人分
イワシ 7尾 140g ・・頭と腸をとり、腹開きして骨をはずす
ニンニク 1かけ 15g ・・みじん切り
カレー粉 小さじ1 5g ・・小麦粉と混ぜ合わせておく
小麦粉 小さじ1 5g
バター 大さじ1 10g
野菜カレーの材料
玉ねぎ 1/2こ 120g
ピーマン 1こ 40g
パプリカ 1/4こ 40g
ナス 1/2本 80g
人参 4センチ 40g
オリーブオイル 大さじ1 10cc
カレールウ 大さじ2 20g
水 1/2カップ 90cc
作り方
イワシをニンニクバターで焼く
腹開きしたイワシにカレー粉と小麦粉をまぶす。
フライパンにバターとニンニクを入れて火にかける。
ニンニクの香りが立ったらイワシを入れ、両面を焼いてトレーに移す。
野菜カレーを作る
フライパンにオリーブオイルを入れ、玉ねぎと人参を入れて炒める。
玉ねぎが透明になったらピーマン、パプリカ、ナスを加えて炒める。
全体にオイルが回ったら、水とカレールウを加え10分ほど煮込む。
トレーのイワシを野菜カレーに加えて煮る
3~4分中火で煮て、イワシがカレーに馴染んだらできあがり。
器に、イワシを並べて盛り付け、その上に野菜カレーをかける。
野菜と甘酢味のたれでまとめました。リンゴを少し加えたのがアクセントになっておいしい
酢豚風ができました。タラの代わりに鮭など、お好みの食材でアレンジしてみて下さい。
タラの下こしらえ・・以下材料は2人分
タラ・切身 2切れ 240g
濃口醤油 大さじ2 20cc
片栗粉 大さじ1 10g
下こしらえしたタラを素揚げする~きつね色になったら引き揚げる。
野菜の材料と下こしらえ
玉ねぎ 1/2こ 60g
人参 3センチ 40g
パプリカ 1/4こ 40g
ピーマン 1こ 30g
筍・水煮 1こ 40g
りんご 1/2こ 50g
リンゴ以外を油通しする。人参は1分弱、その他は30秒ほど。
リンゴは最後にタラと野菜と一緒に炒める。
甘酢たれの材料と下こしらえ
濃口醤油 大さじ2 20cc
酢 大さじ5 50cc
砂糖 大さじ2 20g
ケチャップ 大さじ2 20g
片栗粉 小さじ1 5g
上記調味料全部を合わせて混ぜておく。
タラと野菜を炒めて甘酢たれを加える
油通ししたタラと野菜全部をフライパンに入れて火にかける。
全体に熱が回って熱くなったら、甘酢たれを回しかけながら炒める。
片栗粉が煮固まってとろりとなったらできあがり。
剥がれやすい。いっそのこと素揚げした方が色もきれいです。熱量は、素材77kCal、
ころも108kcal、油160kCal・・全熱量の78%が油ところも、中身は22%でした。
材 料 ・・2人分
スルメイカ(胴) 2杯分 160g ・・1センチ巾の輪切り
なす 1本 120g ・・2センチ巾の筒切り
ピーマン(小) 4本 60g ・・爪楊枝2~3か所刺して穴をあけておく
揚げ油 1リットル 1000cc ・・推定使用量は材料の13%=36g
揚げ衣の材料
小麦粉 大さじ1 10g ・・推定使用量は材料の3%=8g
溶き卵 大さじ3 30g ・・同・材料の8%=22g
パン粉 1カップ 50g ・・同・材料の15%=42g
作り方
材料に、小麦粉・溶き卵・パン粉をつける
輪切りしたイカの水気を拭き取って小麦粉をまぶす。
・・粉をまぶした後、余分な粉をはたき落とす・・
溶き卵をつけてパン粉をまぶす。
・・パン粉を広げてイカをおき、その上にパン粉をかぶせて軽く押さえる・・
なすも同じ手順でころもをつける。
ピーマンは素揚げするのでころもをつけない。
熱した揚げ油で揚げる
170℃に熱した揚げ油に入れ、浮き上がってから2分程度で引き上げる。
・・揚げるのは3~4こまで。一度に多く揚げると油の温度が下がる・・
ピーマンは水気を拭き取って揚げ油に入れ、1分ほどで引き揚げる。
・・引き上げたあと(好みで)味塩を軽く振っておく・・
器に盛り付けて出来上がり。
私のふるさとでは、4市町にある5つの高校を2校に集約するため、私の母校が廃校と言います。
調べると母校の生徒数は現在220名。私が在学のころは860名(最盛期1100名)なので1/4に減ったことになります。青春の思い出がある母校がなくなるというのは淋しいですね。
肉屋さんなど3軒の廃業理由は分かりませんが、母校の廃校理由は少子化による生徒数の減少です。普通科3校を集約しても生徒数は700名と言い、私の在学時より160名も少ないのです。少子化の悩みは現代のことと思っていましたが、はるかむかしローマ帝国も少子化対策をしたと言います。ころは紀元前18年アウグストゥス帝の治世時、市民が子育てを嫌って結婚しなくなって少子化が進みます。対策として「ユリウス正式婚姻法」を制定しました。
その概要は、男性25~60才・女性20~50才の市民が対象で、未婚者は市民生活で不利になるというものでした。男性は要職に就くとき、独身者より既婚者を優先、出世も既婚者が有利で子供の数が多いほど優遇されました。女性は50才まで独身だと相続権を失い、所有資産を制限され、既婚女性は子供の数が多いほど、税制で優遇される・というものでした。
この法律を制定したアウグストゥスは、自分の名を8月に採り入れ「august」に変えた人です。それまでは「sextilis(6の意味)」でした。「6が8になる意味」は次回以降でお伝えします。
はなしが脱線しました。お送りするレシピは揚げ物二題「はもと夏野菜の天ぷら」と「イカと夏野菜のフライ」です。揚げ物の摂取熱量は中身=素材より外側のころもと揚げ油の方が多く、天ぷらよりフライの方がより顕著です。詳細はレシピの序文をご一読ください。
旬のはもと野菜の天ぷらです。揚げ油は使い回しは避け、新しいのを使います。
素材と揚げ衣を冷くして、ころもは薄くつける・・この二つが天ぷら作りの要点と
思います。摂取熱量の内訳は、素材180kcal、ころも83kcal、油が177kcalです。
材 料 ・・2人分
活けはも 1尾 220g ・・一口大に切る
なす 1本 80g ・・2センチ大の筒切り
オクラ 4本 40g ・・ヘタを切り落とし、中ほどに切れ目を入れる
小玉ねぎ 1こ 60g ・・6~7ミリ巾の筒切り
揚げ油 1リットル 1000cc ・・推定消費量=材料の10.0%=40g
揚げ衣の材料・・粉と水は冷蔵庫で冷やしておく
天ぷら粉 70g ・・網ザルなどで篩い、冷蔵庫で冷やしておく
水 100cc ・・ボウルに入れ、冷蔵庫で冷やしておく
別に「打ち粉」用として 粉・少々
揚げ油を用意する
鍋に油を入れて火にかけ、170℃に熱する。
・・揚げ油の使い回しは2~3回まで。できれば新しい油がよい・・
揚げ衣を作る
冷水が入ったボウルにてんぷら粉を入れ、手早くさっくりと混ぜる。
・・多少の粉やだまが残って良い・・
材料に粉をまぶす・・打ち粉
揚げる素材に粉をまぶし、余分な粉をはたいておく。
油で揚げる
打ち粉した素材を、揚げ衣をつけ、熱した油で揚げる。
・・一度に多くを揚げない、3~4こずつ揚げる・・
素材が浮き上がって、泡が出始めたら箸で摘んでみる。
チリチリと振動が伝わったら引き揚げ、スノコかペーパーに移して油切りする。
器に盛り付けて出来上がり
いうとき、有り合わせの食材で作ったレシピです。これに、ご飯、玉ねぎと油揚げ
の味噌汁、クルミの佃煮、大根の漬物が夕食のメニューでした。
材 料
むきエビ 1パック 160g ・・塩コショウを軽く振っておく
豚挽き肉 1パック 100g ・・日本酒小匙と醤油を加えもみこんでく
なす 1本 120g ・・4cm大の短冊に切る
パプリカ・赤 1/4こ 50g ・・4cm×2cmの短冊に切る
ピーマン 2こ 50g ・・同
人参 5センチ 50g ・・同
玉ネギ 1/2こ 80g ・・3cm巾のくし型に切る
調味料
ゴマ油 大さじ1.5 15g
塩胡椒 適宜
味の素 適宜
オイスターソース 大さじ 2 20cc
日本酒 小さじ 1 4cc
醤油 適宜
作り方
1.野菜を炒める
フライパンにごま油大さじ1を入れて熱し、野菜全部を入れて炒める。
・・野菜の量に比べ、油の量が少ないときは小さじ1程度を加える・・
塩コショウを軽く振って、しんなりてきたらトレーに移したおく。
2.エビと豚ひき肉を炒め、野菜と合わせて仕上げる
野菜を引き上げたフライパンの底をペーパーで拭き、ごま油大さじ1/2入れて火にかける。
ごま油が熱したら豚ひき肉を入れて炒め、色が変わったらエビを加えて炒める。
トレーの野菜を加えて全体をなじませながらかき混ぜて、オイスターソースと味の素を加える。
味見して調え、器に盛り付けて出来上がり。
に包んで冷蔵庫に入れておくと、食べたいとき直ぐに調理できます。レシピは、刻んだ小松菜
にチリメンジャコと炒りゴマを醤油味で和えた、カルシウムたっぷりのおかずです。
材 料 ・・2人分
小松菜 2株 120g ・・塩茹でして冷水に入れてかたく絞っておく
チリメンジャコ 20g
炒りごま 8g
削りかつお 6g
調味料
創味つゆ 小さじ1 4cc
濃口醬油 小さじ1 4cc
みりん 適宜
味の素 適宜
作り方
小松菜の株元を切り落とし、細かく刻んでボールに入れる。
刻んだ小松菜に創味つゆと濃口醬油を振りかけ、全体をよく混ぜる。
次に、チリメンジャコと炒りごまを加え、まんべんなく混ぜる。
味見して、物足りないときは、少量のみりんと味の素を加えて調える。
器に盛り付けて、削りかつおをのせてできあがり。