今回のニセコツアーでは、空いた時間にちょっと足を延ばして黒松内町のブナセンターを観てきました。
孫たちは木の玉のプールや木のおもちゃで楽しそうに遊んでいました。
こちらでは自然に触れるための様々な道具を無料や格安で借りることができるのですが、私が気になったのは『見釣り竿』という単語でした。
見釣り竿なんて知らなかったので、事務所にいた係の方に「見釣り竿ってなんですか?」と訊いてみました。
すると答えは、「これは、釣り竿なんですが餌は川の石をひっくり返すとみつかる川虫です。これを釣り針につけると箱めがねで水中を覗きながら魚の目の前に餌をちらつかせるんです。すると小魚が釣れることがあるんです」
「そんなことがあるんですか!?」
「ええ、施設の近くの朱太川は魚が豊富ですからね。夏に川で遊ぶなら面白いと思いますよ」
こちらの施設での見釣り竿をレンタル料は一日一本50円。箱めがねとバケツは無料です。
それぞれ数に限りがありますから、早めに申し込んでおくとよいでしょう。
それにしてもこんな釣りの楽しみがあるとは思いませんでした。やってみたいけれど、そのためにも黒松内周辺でキャンプでもしたいところです。
ところが今日は大雪山から初雪の便りが届きました。例年よりも一か月以上早い特別な状況だと思いますが、北海道の夏もそろそろ終わりです。
夏の名残をどこで追いかけましょうか。