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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

釣りとスピード違反と致知

2018-08-05 22:18:37 | Weblog

 

 南十勝と言えば、やはり釣りに行かねばなるまい、ということで、近傍の川でのポイントを教えてもらって、いざ釣行。

 水が本当にきれいな川で、「これは良い!」と思ったものの、意に反してなかなか魚たちは姿を現してくれません。

 上流めがけてどんどん上がって行きましたが、渋い釣りが続きました。

 なんとか18センチクラスのヤマベを、妻が1匹、私が2匹釣りましたが、ボウズを逃れるのが精一杯。でも良い経験でした。


 釣りの後には、豊頃町で働いている甥っ子を訪ねて、元気そうな顔を見てきました。

 豊頃町は、体育館にトランポリンがあったりクライミングの施設があったり、またプールではちゃんと指導員が水泳指導もしてくれるのに、とにかく料金が極めて安く、それでいて利用者が少ない、と笑っていました。

 面白かったのは小学生の子供の遊び方で、小学校は広い範囲から子供たちを集めてくるので、朝夕は6台のバスで子供たちを送り迎えしているそう。

 それだけに、学校が終わった後で子供たち同士で遊ぶ時間がほとんどないのだそう。学童保育はあっても、遊べる時間は短いのです。
 
「子供たちの遊びを通じたコミュニケーションが難しそうだね」というと、「それが、任天堂スイッチで、ネットでつながった友達同士で対戦ゲームに参加しているんです。小学校2年生のクラスメートが、『今日8時から、このゲームで部屋を作るから参加して』という連絡をして、それでネット上で楽しんでいるんです。もう親もついて行けないくらいですよ」

 ネットが地域の暮らしを支えている、と言う事例なのかもしれませんが、我々の子供時代とは、様子が大きく変わっています。

    ◆

 明日の会議のために夜は網走へ移動して、ここで一泊の予定でしたが、途中で測定につかまってしまいました。トホホ

(これは厄落としでもしよう)と、網走で小さな居酒屋へ入ってみると、女性の店主が一人で、お客は私しかいない寂しい雰囲気。

 ところがビールとラーメンを頼んで話をしていると、これが結構な話好きの方で、「うちは常連さんでもっているんです。昨日は地元でラグビー合宿をしている選手たちがどやどやきてくれて、まあ遅くまで帰らなくて(笑)」

 さらに「致知っていう冊子があって、木鶏の会という人たちも常連で…」と言い出すので、「致知!木鶏!申し訳ないですが、こんな小さな居酒屋さんで、致知を取っているところなんて初めてだわ(笑)」と妙なご縁を感じて気分が良くなりました。

「私の方も、致知を知っているよそからの方って初めてですよ(笑)」

 まあ反省は反省として、どこにでも出会いはあるものです。

 さて、帰りは大人しく走るとしますか。

 

コメント
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